超音波断層法について正しいのはどれか。
a: 5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。
b: 距離分解能は波長より小さくならない。
c: 多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。
d: 軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。
e: 断層像の構成には連続波を用いる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
超音波治療器について誤っているのはどれか。
1: 機械的振動を応用した治療器である。
2: 1MHz程度の振動数が用いられることが多い。
3: 水晶またはセラミック振動子が用いられることが多い。
4: 温熱効果よりも麻痺作用を狙ったものが多い。
5: 回復不能の障害を生じる超音波のエネルギー密度は約0.1W/cm2である。
誤っているのはどれか。
1: 空気中の音速は気温によって変わる。
2: 音の振動数を表す単位としてデシベルが使われる。
3: 観測者が音源に近づくとき周波数が高く聞こえる。
4: 超音波は可聴周波数より高い振動数の音波である。
5: 音波の振動数が高いほど鋭い指向性を示す。
生体の電気特性について誤っているのはどれか。
1: 骨格筋は大きな電気的異方性を示す。
2: 血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。
3: 周波数の増加とともに導電率は低下する。
4: 細胞膜の電気容量は1cm2あたり1μF程度である。
5: 周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。
超音波について正しいのはどれか。(機械工学)
a: 振動が20kHz以上の音波である。
b: 速度は波長と周期の積で表される。
c: 波長が長いほど直進性がよい。
d: 周波数が低くなると減衰が大きくなる。
e: 伝達距離に対して指数関数的に減衰する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
1: 誘電率は周波数の上昇とともに低下する。
2: 骨格筋は脂肪組織よりも異方性が大きい。
3: 細胞膜は1μF/cm2程度の静電容量をもつ。
4: α分散はイオンの集散に起因する。
5: β分散は約20GHzで生じる。
正しいのはどれか。
a: 超音波診断は原子の種類により異なる反射波を利用する。
b: エックス線の吸収は原子の密度で定まり、その種類には依存しない。
c: 生体内で可視光線を主に吸収するのは脂肪である。
d: RIは代謝の機能や特定の臓器の形態を知るのに利用される。
e: 電磁波の吸収は筋肉層の方が脂肪層より大きい。
生体の力学的特性について誤っているのはどれか。
1: 大動脈内の流れは常に層流である。
2: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。
3: 血管壁や筋肉の力学的特性には異方性がある。
4: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。
5: 生体内の音響振動としては横波より縦波の方が重要である。
生体の力学的特性を比較して誤っているのはどれか。
a: 動脈のヤング率は腱のそれより大きい。
b: 動脈の最大変形は腱のそれより大きい。
c: 動脈の最大荷重は腱のそれより小さい。
d: 筋肉内の音速は肺内のそれより小さい。
e: 筋肉の音響インピーダンスは肺のそれより小さい。
5MHzの超音波が軟部組織を10cm伝播したとき、おおよその減衰量はどれか。ただし、減衰定数は周波数に比例し、その比例定数は1dB/cm・MHz とする。(生体物性材料工学)
1: 10dB
2: 30dB
3: 50dB
4: 70dB
5: 90dB
音について誤っているのはどれか。
1: 空気中の音速は気温が高くなると遅くなる。
2: 音波は音響インピーダンスの異なる媒質の境界面で反射される。
3: 液体中の音速は固体中の音速より遅い。
4: 音の強さは振幅によって決まる。
5: 可聴域の音波の振動数はおよそ20Hzから20kHzである。
a: 電磁波の生体内での吸収は導電率できまる。
b: 可視光線の吸収スペクトラムは血液の酸素飽和度では変化しない。
c: エックス線の減衰は原子の密度できまり、原子の種類には影響されない。
d: RIを用いた生体の計測では、臓器の形はわからない。
e: 超音波エコーによって密度および硬さの異なる組織の境界面がわかる。
超音波について正しいのはどれか。
a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。
b: 干渉性はない。
c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。
d: 周波数が高いほど指向性は鋭い。
e: 音波の強さは周波数の二乗に比例する。
超音波診断装置について誤っているのはどれか。
1: 音響レンズで超音波を集束できる。
2: 超音波が平面波のままで伝播する領域を近距離音場という。
3: 画像上で胆石の後方が黒い影になる現象を音響陰影という。
4: サイドローブからの反射は実像と重なってアーチファクトとして表示される。
5: 超音波の周波数が高いほど深部臓器の観察ができる。
1: 低周波では誘電率が大きい。
2: 骨格筋は異方性が大きい。
3: 細胞膜は大きな電気容量をもつ。
5: β分散は約GHzで生じる。
a: 遠赤外光は組織をよく透過する。
b: 超音波の組織による減衰は波長が短いほど大きい。
c: エックス線CTの画像はエックス線の吸収係数の像である。
d: ガンマ線は組織で吸収されない。
e: マイクロ波は組織をほとんど透過しない。
生体の電気的特性で誤っているのはどれか。
1: 低周波では誘電率が異常に大きい。
2: 電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。
3: α分散は約20GHzで観察される。
4: β分散が観察される周波数は臨床工学で多く用いられる。
5: γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。
a: 振幅が同じとき、振動数が大きいほど音の強さが大きい。
b: 密度ρ、体積弾性率Kの媒質中を伝わる音波の速度はK/ρである。
c: 気体中の音速は気体の種類によらない。
d: 空気中を伝搬する音波は横波である。
e: 感覚上の音の大きさは音の強さの対数に比例する。
超音波探触子(プローブ)について誤っているのはどれか。
1: 圧電素子に高い電圧を加えるほどより高い周波数が生じる。
2: 球面波は点音源から送波される。
3: 音響レンズは生体に最も近い側に置かれる。
4: パルス幅が長くなると距離分解能は低下する。
5: 機械スキャン方式は可変フォーカスの動作が難しい。
超音波診断装置について正しいのはどれか。
a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。
b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。
c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。
d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。
e: Bモード画像描出には連続波を用いる。
Showing 41 to 60 of 158 results