高気圧酸素治療の治療圧力で正しいのはどれか。
1: 1.3絶対気圧
2: 1.8絶対気圧
3: 2.5絶対気圧
4: 3.8絶対気圧
5: 4.3絶対気圧
高気圧酸素治療の適応として誤っているのはどれか。(高気圧療法)
1: 突発性難聴
2: 網膜動脈閉塞症
3: 慢性呼吸不全
4: イレウス
5: 慢性難治性骨髄炎
高気圧酸素治療について正しいのはどれか。
a: へモグロビンと酸素との結合の程度はへンリーの法則に従う。
b: 第1種装置では酸素加圧は認められていない。
c: 患者の着衣として合成繊維製品は避ける。
d: 減圧は毎分0.8kg/cm2以下の速度で行う。
e: 第2種装置内では血圧測定用トランスデューザの使用は認められていない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
持続性気道陽圧(CPAP)の説明で正しいのはどれか。
1: 吸気呼気比は一定になる。
2: 分時換気量は一定になる。
3: 筋弛緩薬投与が必要になる。
4: 気道内圧が一定になる。
5: 高二酸化炭素血症が適応である。
大気圧下酸素治療と比較したときの 3 絶対気圧高気圧酸素治療の動脈血酸素について正しいのはどれか。ただし、健常肺でヘモグロビン濃度は正常とする。
1: 動脈血酸素分圧は変わらない。
2: 溶解型酸素量は変わらない。
3: 結合型酸素量は3倍に増加する。
4: 動脈血酸素含量は3倍に増加する。
5: 溶解型酸素量は結合型酸素量を上回ることはない。
高気圧酸素治療の安全対策について正しいのはどれか。
a: 治療前に患者の衣類を確認する。
b: 使い捨てカイロを装置内へ持ち込ませない。
c: 治療開始前に耳抜きを指導する。
d: 治療開始直前に装置内をアルコールで清拭する。
e: 減圧を毎分1.0kgf/cm2の速度で行う。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
高気圧酸素治療の効果で正しいのはどれか。
a: 含気組織の膨張
b: 創傷治癒の促進
c: 末梢組織の酸素化
d: 奸中球活性の上昇
e: 心拍出量の増加
一酸化窒素吸入療法について正しいのはどれか。
a: 一酸化窒素には血管拡張作用がある。
b: 一酸化窒素は酸化されて有害な二酸化窒素になる。
c: 一酸化窒素はヘモグロビンと結合すると失活する。
d: 一酸化窒素吸入により換気血流不均等が悪化する。
e: 一酸化窒素吸入によりメトヘモグロビンが減少する。
高気圧酸素治療の適応はどれか。
a: イレウス
b: 一酸化炭素中毒
c: 十二指腸潰瘍
d: 高血圧
e: 気管支喘息
高気圧治療について正しいのはどれか。
a: 第2種装置では純酸素による加圧が行われる。
b: 全身状態が不安定な患者には第1種装置を使用する。
c: 血液の溶解酸素量は増加しない。
d: 耳抜きは外耳道と中耳道との圧力差をなくすために行う。
e: 減圧は毎分0.08MPa以下の速度で行う。
内視鏡外科手術で正しいのはどれか。
1: 気腹には酸素を使用する。
2: 気腹によって血圧は上昇する。
3: 気腹中の電気メス使用は禁忌である。
4: 肺動脈血栓塞栓症対策が必要である。
5: 手術用ロボットは無人手術が可能である。
酸素テントについて正しいのはどれか。
1: 低酸素症(酸素欠乏状態)の予防と治療に用いられる。
2: 内部に収容された患者は、完全な密閉状態に置かれる。
3: 内部は、常に95%以上の酸素濃度を保つことができる。
4: 内部に火気(カイロ、ローソク等)を持ち込んでも危険はない。
5: 内部に送り込まれる酸素には、給湿(加湿)する必要はない。
高気圧酸素治療の生体に対する効果で誤っているのはどれか。
a: 酸素毒性の発現
b: 溶存酸素の増加
c: 結合酸素の増加
d: 二酸化炭素の溶解促進
e: 不活性ガスの排出
吸着型酸素濃縮器について誤っているのはどれか。
1: 電源が不要である。
2: 酸素吸入時に加湿器を必要とする。
3: 主に在宅酸素療法で使用されている。
4: 90%程度の高濃度酸素ガスを供給できる。
5: 5~7L/分程度の酸素ガス供給ができる。
気管支喘息に対して行われる処置として適切でないのはどれか。
1: 酸素吸入
2: キサンチン誘導体投与
3: β遮断薬投与
4: 副腎皮質ステロイド投与
5: 抗アレルギー薬投与
高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。
1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。
2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。
3: 減圧は毎分1.0kg / cm2以上の速度で行う。
4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくするために行う。
5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。
a: 第1種装置は1名の患者を収容する装置である。
b: 第1種装置3台を同時に操作する場合は2名以上の操作職員が必要である。
c: 治療開始後の患者監視は5~10分間隔で行う。
d: 治療装置内に持ち込み可能なものに湯タンポがある。
e: 治療開始後耳が痛くなる場合にはアメをなめることができる。
COPD患者の在宅NPPVについて正しいのはどれか。
a: 日中はNPPVで、夜間は酸素吸入療法を用いることが多い。
b: TPPVに比べて患者への侵襲は大きい。
c: 換気補助による呼吸筋の負担を軽減できる。
d: TPPVよりも使用頻度が高くなっている。
e: 排痰の多い症例でも安全に使用できる。
a: 嫌気性菌感染症
b: 急性虫垂炎
c: 気管支喘息
d: 急性一酸化炭素中毒
e: 麻痒性イレウス
カプノグラフィについて正しいのはどれか。
a: 赤外線吸収を利用しているものが多い。
b: 健常人では呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に近似する。
c: 呼吸器の吸気弁の故障は測定値に影響しない。
d: 呼気開始後、二酸化炭素分圧(PCO2)は直ちに上昇する。
e: 亜酸化窒素(笑気)に対する補正が必要である。
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