第33回国試午後70問の類似問題

国試第21回午後:第53問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているのはどれか。

1: 42°C未満の温水を流す。

2: 送血温は灌流水の温度と流量とで調節する。

3: 金属製より樹脂製が多く使用されている。

4: 深部温と送血温との差に注意して冷却する。

5: 人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第35回午前:第70問

人工心肺を用いた体外循環で正しいのはどれか。 

1: 左心補助の装置である。 

2: 回路を構成する装置はECMOと同じである。 

3: 開放回路型が主流である。 

4: 拍動流ポンプを必要とする。 

5: 使用限界は3時間である。 

ME2第40回午後:第34問

人工心肺に使用するローラポンプについて正しいのはどれか。

1: 単ローラ式が使用されている。

2: チューブの復元力が弱いと表示流量よりも実流量が増加する。

3: 血液の粘性により流量が変化する。

4: 吸引に使用する場合はチューブを完全圧閉にする。

5: チューブの圧閉度が弱いと流量が低下する。

ME2第30回午後:第11問

観血式血圧計について正しいのはどれか。

1: トランスデューサには圧電素子が使用される。

2: 血圧アンプには高域通過フィルタが使用される。

3: 血圧アンプには血圧波形の歪みを自動的に補正する機能がある。

4: 血圧波形は使用するカテーテルの長さに影響されない。

5: 大気開放点を右房の高さに一致させる。

ME2第34回午後:第34問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 血圧が上昇すると流量が増加する。

3: ポンプを停止させると逆流が生じる。

4: ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。

5: 心筋保護液ポンプとして使用されている。

国試第13回午後:第90問

医用材料について正しい組合せはどれか。

a: シリコンゴム ―――――――------―--- 血漿分離

b: マイクロポーラスポリプロピレン ―――--- 人工心臓

c: 延伸ポリ四フッ化エチレン(ePTFE) ――― 人工血管

d: ポリメタクリル酸メチル(PMMA) ――----- コンタクトレンズ

e: 再生セルロース ―――――――------ 血液透析

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第49問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているものはどれか。

1: 42°C未満の温水を流す。

2: 送血温は灌流水の温度と流量で調節する。

3: 金属製より樹脂製が多く使用されている。

4: 深部温と送血温との差に注意して冷却する。

5: 人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第34回午後:第71問

人工心肺を用いた体外循環中の溶血について正しいのはどれか。

1: 膜型肺より気泡型肺の方が溶血は少ない。

2: 遠心ポンプよりローラポンプの方が溶血は少ない。

3: 高度溶血例ではヘパリンを追加する。

4: 細い送血カニューレを用いると溶血は少なくなる。

5: 血中カリウム濃度が上昇した場合、高度溶血を疑う。

国試第1回午後:第40問

正しいのはどれか。

a: 陰圧で限外濾過をかけるときは血液回路の陽圧は無視できる。

b: ECUM法(Extra corporeultrafiltration method)では血清浸透圧の変化が少ないので血圧が安定している。

c: 現在我が国で用いられている血液濾過法は後希釈法である。

d: 血液濾過のクレアチニンクリアランスは1分間の濾過量に等しい。

e: 活性炭を用いる血液吸着ではクレアチニンの除去効率が低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第56問

人工心肺による体外循環中のトラブル対応として誤っている組合せはどれか。

a: 膜型肺における血栓形成 ― ヘパリン投与

b: 膜型肺ガス出口からの血漿漏出 ― 人工肺交換

c: 血液ポンプの停止 ― 手動式ハンドルによる循環維持

d: 送血回路内への大量の空気混入 ― 送血停止

e: 熱交換器の温水への血液混入 ― 温水の温度調節

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第42問

正しいのはどれか。

a: 半透膜は溶液中の溶媒のみ透過させる。

b: EUCMは補液置換する限外濾過である。

c: 体液量が正常化されたときには心胸比は50%以上となる。

d: シングルパスは透析器に透析液を再循環させない方式である。

e: 分画曲線は溶質の分子量とふるい係数との関係を表した曲線である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e