体液のNa+とK+との濃度を調節するホルモンはどれか。
1: 鉱質コルチコイド
2: カルシトニン
3: 上皮小体ホルモン
4: 成長ホルモン
5: サイロキシン
腎臓と尿の生成について誤っているのはどれか。
1: アルドステロンはカルシウムイオン(Ca2+)の排泄量を調節する。
2: 抗利尿ホルモン(ADH)は体液の浸透圧を調節する。
3: 重炭酸イオン(HCO3-)は体液のpH調節に関与する。
4: 尿細管の対向流系は尿の濃縮に重要である。
5: レニン・アンギオテンシン系は血圧を調節する。
血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンの分泌器官はどれか。
1: 副 腎
2: 副甲状腺(上皮小体)
3: 甲状腺
4: 下垂体後葉
5: 松果体
カルシウムについて正しいのはどれか。
a: 骨には成人体内のカルシウムの約80%が含まれている。
b: 血漿カルシウム濃度低下で神経・筋の興奮性が低下する。
c: カルシトニンは破骨細胞の活性を低下させる。
d: パラソルモンは腎臓におけるカルシウム再吸収を促進する。
e: 活性型ビタミンDは骨からのカルシウム放出を調節する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
骨の機能として正しいのはどれか。
a: 赤血球の産生の場となる。
b: 血漿カルシウム濃度を調整する。
c: 血糖値を調節する。
d: アンギオテンシンを活性化する。
e: 脂溶性ビタミンを貯蔵する。
細胞外液について正しいのはどれか。
1: カリウムイオン濃度は約1mM(mmol/L)である。
2: pHが7.20であればアルカローシスであると判断できる。
3: 量は細胞内液の約2倍である。
4: 量が増大すると電解質コルチコイドの分泌が増す。
5: 浸透圧が上昇すると抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が増す。
ホルモンとその生理作用の組合せで誤っているのはどれか。
1: バソプレッシン -- 体液量や浸透圧の調節
2: エリスロポエチン -- 赤血球産生の促進
3: パラソルモン -- 血中カルシウムイオン濃度の調節
4: プロラクチン -- 乳汁分泌の調節
5: ノルアドレナリン -- 血圧の低下
腎臓の働きで誤っているのはどれか。
1: 酸・塩基平衡を調節する。
2: 血小板増加因子を分泌する。
3: 体液量を調節する。
4: カリウムの排出を行う。
5: 濾過と再吸収を行う。
ホルモン分泌を直接調節する因子として正しい組合せはどれか。
1: アドレナリン分泌 ――――- 動脈血酸素分圧
2: インスリン分泌 ―――――- 迷走神経
3: 糖質コルチコイド分泌 ――- 血漿ブドウ糖濃度
4: 甲状腺ホルモン分泌 ――― 交感神経
5: エストロゲン分泌 ――----- 下垂体前葉ホルモン
a: 血中の老廃物を排泄する。
b: 血中のアルブミンとグロブリン濃度を調節する。
c: 血中の乳酸を尿中に排泄する。
d: 体液の水分量とイオン濃度を調節する。
e: 体液の浸透圧とpHをほぼ一定の範囲に保つ。
腎性骨異栄養症の発症に関係するのはどれか。
a: 血清抗利尿ホルモン(ADH)濃度上昇
b: 血清カリウム濃度上昇
c: 血清リン濃度上昇
d: 血清カルシウム濃度低下
e: 赤血球数減少
溶血が起こると血漿中の濃度が上昇するイオンはどれか。
1: ナトリウム
2: カリウム
3: 塩素
4: カルシウム
5: 重炭酸
人工心肺を用いた体外循環中の電解質、内分泌系の変動で正しいのはどれか。
a: 血中ナトリウム濃度は低下する。
b: 血中カリウム濃度は低下する。
c: 赤血球液の使用で血中カルシウム濃度は上昇する。
d: インスリンの過剰分泌により低血糖になりやすい。
e: バソプレシンは増加する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
腎臓から分泌されるホルモンはどれか。
a: カルチトニン
b: エリスロポエチン
c: レニン
d: アルドステロン
e: パラトルモン(PTH)
誤っている組合せはどれか。
a: パラソルモン ―――----- 血清ナトリウム濃度の上昇
b: カルシトニン ―――----- 血清カルシウム濃度の低下
c: アルドステロン ――----- カリウムイオン排泄の促進
d: 糖質コルチコイド ------- 抗炎症作用
e: インスリン ――――----- 血糖値の上昇
正しい組合せはどれか。
a: 上皮小体ホルモン(PTH)は、低カルシウム血症により分泌が刺激される。
b: 甲状腺ホルモンの分泌刺激は、自律神経失調から始まる。
c: Cushing’s症候群はアルドステロン分泌亢進によって起こる。
d: 抗利尿ホルモンの分泌が亢進すると尿崩症になる。
e: 副腎皮質からはコルチゾルが分泌される。
人工心肺による体外循環中の変化として正しいのはどれか。
a: 血中カルシウム濃度の低下
b: 血中ナトリウム濃度の上昇
c: インスリン分泌の増加
d: 炎症性サイトカインの放出
e: 血中バソプレシン濃度の上昇
ホルモンについて誤っているのはどれか。
1: 脳下垂体から抗利尿ホルモン(ADH)が分泌される。
2: 甲状腺からアルドステロンが分泌される。
3: 上皮小体(副甲状腺)の機能は血中カルシウムと密接な関係がある。
4: 副腎皮質からコルチゾールが分泌される。
5: 副腎髄質からアドレナリン(エピネフリン)が分泌される。
1: 副甲状腺ホルモン Ca 低下とP 上昇
2: 活性型ビタミンD Ca 低下とP 上昇
3: カルシトニン Ca 低下とP 上昇
4: 副甲状腺ホルモン Ca 上昇とP 低下
5: 活性型ビタミンD Ca 上昇とP 低下
誤っているのはどれか。
1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。
2: 血液から血球成分を取り除いた部分が血漿である。
3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。
4: 1mmol/lの濃度のCa2+イオンは1mEq/lに等しい。
5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。
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