第5回国試午前9問の類似問題

国試第4回午前:第11問

体液のNa+とK+との濃度を調節するホルモンはどれか。

1: 鉱質コルチコイド

2: カルシトニン

3: 上皮小体ホルモン

4: 成長ホルモン

5: サイロキシン

国試第17回午前:第11問

腎臓と尿の生成について誤っているのはどれか。

1: アルドステロンはカルシウムイオン(Ca2+)の排泄量を調節する。

2: 抗利尿ホルモン(ADH)は体液の浸透圧を調節する。

3: 重炭酸イオン(HCO3-)は体液のpH調節に関与する。

4: 尿細管の対向流系は尿の濃縮に重要である。

5: レニン・アンギオテンシン系は血圧を調節する。

ME2第37回午前:第14問

血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンの分泌器官はどれか。

1: 副 腎

2: 副甲状腺(上皮小体)

3: 甲状腺

4: 下垂体後葉

5: 松果体

国試第23回午前:第8問

カルシウムについて正しいのはどれか。

a: 骨には成人体内のカルシウムの約80%が含まれている。

b: 血漿カルシウム濃度低下で神経・筋の興奮性が低下する。

c: カルシトニンは破骨細胞の活性を低下させる。

d: パラソルモンは腎臓におけるカルシウム再吸収を促進する。

e: 活性型ビタミンDは骨からのカルシウム放出を調節する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第11問

骨の機能として正しいのはどれか。

a: 赤血球の産生の場となる。

b: 血漿カルシウム濃度を調整する。

c: 血糖値を調節する。

d: アンギオテンシンを活性化する。

e: 脂溶性ビタミンを貯蔵する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第8問

細胞外液について正しいのはどれか。

1: カリウムイオン濃度は約1mM(mmol/L)である。

2: pHが7.20であればアルカローシスであると判断できる。

3: 量は細胞内液の約2倍である。

4: 量が増大すると電解質コルチコイドの分泌が増す。

5: 浸透圧が上昇すると抗利尿ホルモン(ADH)の分泌が増す。

ME2第32回午前:第19問

ホルモンとその生理作用の組合せで誤っているのはどれか。

1: バソプレッシン -- 体液量や浸透圧の調節

2: エリスロポエチン -- 赤血球産生の促進

3: パラソルモン -- 血中カルシウムイオン濃度の調節

4: プロラクチン -- 乳汁分泌の調節

5: ノルアドレナリン -- 血圧の低下

ME2第31回午前:第9問

腎臓の働きで誤っているのはどれか。

1: 酸・塩基平衡を調節する。

2: 血小板増加因子を分泌する。

3: 体液量を調節する。

4: カリウムの排出を行う。

5: 濾過と再吸収を行う。

国試第14回午前:第9問

ホルモン分泌を直接調節する因子として正しい組合せはどれか。

1: アドレナリン分泌 ――――- 動脈血酸素分圧

2: インスリン分泌 ―――――- 迷走神経

3: 糖質コルチコイド分泌 ――- 血漿ブドウ糖濃度

4: 甲状腺ホルモン分泌 ――― 交感神経

5: エストロゲン分泌 ――----- 下垂体前葉ホルモン

国試第5回午前:第12問

腎臓の働きで誤っているのはどれか。

a: 血中の老廃物を排泄する。

b: 血中のアルブミンとグロブリン濃度を調節する。

c: 血中の乳酸を尿中に排泄する。

d: 体液の水分量とイオン濃度を調節する。

e: 体液の浸透圧とpHをほぼ一定の範囲に保つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第65問

腎性骨異栄養症の発症に関係するのはどれか。

a: 血清抗利尿ホルモン(ADH)濃度上昇

b: 血清カリウム濃度上昇

c: 血清リン濃度上昇

d: 血清カルシウム濃度低下

e: 赤血球数減少

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第10問

溶血が起こると血漿中の濃度が上昇するイオンはどれか。

1: ナトリウム

2: カリウム

3: 塩素

4: カルシウム

5: 重炭酸

国試第34回午後:第70問

人工心肺を用いた体外循環中の電解質、内分泌系の変動で正しいのはどれか。

a: 血中ナトリウム濃度は低下する。

b: 血中カリウム濃度は低下する。

c: 赤血球液の使用で血中カルシウム濃度は上昇する。

d: インスリンの過剰分泌により低血糖になりやすい。

e: バソプレシンは増加する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第50問

腎臓から分泌されるホルモンはどれか。

a: カルチトニン

b: エリスロポエチン

c: レニン

d: アルドステロン

e: パラトルモン(PTH)

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第31問

誤っている組合せはどれか。

a: パラソルモン ―――----- 血清ナトリウム濃度の上昇

b: カルシトニン ―――----- 血清カルシウム濃度の低下

c: アルドステロン ――----- カリウムイオン排泄の促進

d: 糖質コルチコイド ------- 抗炎症作用

e: インスリン ――――----- 血糖値の上昇

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第35問

正しい組合せはどれか。

a: 上皮小体ホルモン(PTH)は、低カルシウム血症により分泌が刺激される。

b: 甲状腺ホルモンの分泌刺激は、自律神経失調から始まる。

c: Cushing’s症候群はアルドステロン分泌亢進によって起こる。

d: 抗利尿ホルモンの分泌が亢進すると尿崩症になる。

e: 副腎皮質からはコルチゾルが分泌される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第71問

人工心肺による体外循環中の変化として正しいのはどれか。

a: 血中カルシウム濃度の低下

b: 血中ナトリウム濃度の上昇

c: インスリン分泌の増加

d: 炎症性サイトカインの放出

e: 血中バソプレシン濃度の上昇

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第21問

ホルモンについて誤っているのはどれか。

1: 脳下垂体から抗利尿ホルモン(ADH)が分泌される。

2: 甲状腺からアルドステロンが分泌される。

3: 上皮小体(副甲状腺)の機能は血中カルシウムと密接な関係がある。

4: 副腎皮質からコルチゾールが分泌される。

5: 副腎髄質からアドレナリン(エピネフリン)が分泌される。

国試第29回午後:第14問

正しい組合せはどれか。

1: 副甲状腺ホルモン Ca 低下とP 上昇

2: 活性型ビタミンD Ca 低下とP 上昇

3: カルシトニン Ca 低下とP 上昇

4: 副甲状腺ホルモン Ca 上昇とP 低下

5: 活性型ビタミンD Ca 上昇とP 低下

国試第5回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 細胞内液で最も多い陽イオンはK+である。

2: 血液から血球成分を取り除いた部分が血漿である。

3: HCO3-は体液の弱アルカリ性を保持する働きがある。

4: 1mmol/lの濃度のCa2+イオンは1mEq/lに等しい。

5: 細胞外液量は細胞内液量の1/2~1/3である。