第39回ME2午後35問の類似問題

ME2第35回午後:第20問

補助人工心臓で正しいのはどれか。

1: 血液ポンプを体内に植え込むものはない。

2: 生体の心臓を取り除き血液ポンプと交換する。

3: 抗凝固療法を必要とする。

4: 肺と心臓の機能を代行できる。

5: 心拍動と同期させなければならない。

国試第28回午前:第70問

人工心肺装置について誤っている組合せはどれか。

a: ベント回路 ----------------- 心内圧減圧

b: 冠灌流回路 ----------------- 心筋保護液注入

c: 遠心ポンプ ----------------- 心腔内出血回収

d: 血液濃縮器 ----------------- 余剰赤血球掠去

e: 動脈フィルタ --------------- 微小気泡・栓子除去

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第47問

人工心肺について正しいのはどれか。

a: 抗凝固剤としてヘパリンを用いる。

b: 送血カニューレの不適切な固定は動脈回路内圧の異常の原因になる。

c: 加温器の温水の温度が高いほど溶血が少ない。

d: 動脈送血用カニューレが細いと血管内で流れが乱れない。

e: ローラ圧迫度が強すぎると溶血が起こる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第71問

乳児の人工心肺を用いた体外循環で成人と比較して正しいのはどれか。

a: 無血充填時の希釈率が高くなる。

b: 体表面積当たりの至適潅流量が多い。

c: 至適潅流圧が高い。

d: 無輸血体外循環が容易である。

e: 水分バランスの管理が容易である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第37問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従量式では回路に少々洩れがあっても換気量はよく保たれる。

b: 従量式は最近あまり用いられない。

c: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。

d: 従圧式は補助呼吸性能がよい。

e: 従圧式の長所はPEEPができることである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午後:第52問

人工心肺装置を用いる体外循環について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 血液凝固時間を短くし、出血を抑える。

b: 常温体外循環では灌流量を高めに設定する。

c: 低体温は人工心肺の安全限界を広げる。

d: 体が大きくなると単位体表面積当たりの灌流量は減少する。

e: 灌流量が不足すると混合静脈血酸素飽和度は高くなる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第35問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1: 低流量の場合にはシリンジ方式がよい。

2: シリンジ方式には気泡アラームがある。

3: 滴数制御方式は薬液の表面張力の影響を受けない。

4: 気泡を除去する際はドアを開けてからクレンメを閉じる。

5: サイフォニング現象はペリスタルティック方式で発生する。

国試第24回午後:第73問

人工心肺による体外循環中の空気塞栓の原因でないのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 左心ベンド挿入部から心内への空気流入

2: 脱血回路からの空気流入

3: 膜壁肺における血漿漏出

4: 貯血槽内の血液レベル低下

5: 左心ベントポンプの逆回転

国試第35回午後:第68問

拍動型ポンプはどれか。 

a: 大動脈バルーンポンプ 

b: 軸流ポンプ 

c: ローラポンプ 

d: 遠心ポンプ 

e: 空気圧駆動式補助人工心臓 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第40問

人工心肺操作中のトラブル対策として正しいのはどれか。

a: 停電時には先ず送血回路を閉鎖する。

b: 回路内圧が上昇したら送血を止める。

c: 脱血不能時には先ず脱血カニューレ先端部のチェックが必要である。

d: 空気塞栓の防止には頭側を低くする。

e: 停電に備え非常電源を用意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第13問

PCPSについて誤っているのはどれか。

1: カニューレは大腿部から挿入する。

2: 開放回路である。

3: 遠心ポンプを用いる。

4: 心停止状態でも生命維持ができる。

5: 膜型人工肺を用いる。

国試第21回午後:第48問

人工心肺装置の貯血槽について誤っているのはどれか。

a: 成人用は250ml以下のものが用いられる。

b: 気泡除去のためのフィルタを有する。

c: ハードシェルタイプとソフトバッグタイプがある。

d: 薬液注入ポートを有する。

e: 不透明材料を用い血液面レベルを隠すようにする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第12問

低流量(例1ml/h)で、もっとも精度よく輸液できるポンプはどれか。

1: フィンガポンプ

2: ローラポンプ

3: シリンジポンプ

4: ボルメトリックポンプ

5: バネ式インフューザ

国試第6回午後:第39問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 従圧式では肺胸郭コンプライアンスが変化しても換気量の変化が少ない。

b: 従量式では回路漏れがあっても換気量の変化が少ない。

c: 成人には従量式の方が多く使用される。

d: 従量式は換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。

e: 長期人工呼吸には従圧式の方が適している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第36問

輸液ポンプについて正しいのはどれか。

1: シリンジポンプには閉塞アラームがない。

2: シリンジポンプには気泡アラームがある。

3: 滴数制御方式は薬液の表面張力の影響を受ける。

4: 低流量の場合にはフィンガ式が良い。

5: 滴下センサには紫外線を用いる。

ME2第39回午後:第16問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

1: 呼気弁は呼気時に閉じる。

2: 体外式陰圧換気法が主流である。

3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。

4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。

5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。

ME2第37回午後:第31問

PCPSについて誤っているのはどれか。

1: 流量は遠心ポンプの回転数で調整する。

2: 抗血栓処理された材料を使用する。

3: PaCO2が高い場合には酸素混合ガスの流量を上げる。

4: 遠心ポンプの位置が低いほうが血流量は上がる。

5: 空気の流入を防ぐため脱血回路からの採血を避ける。

国試第23回午後:第70問

人工心肺中のトラブルと対処について誤っているのはどれか。

1: 溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。

2: 代謝性アルカローシス時には重炭酸ナトリウムを追加する。

3: ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。

4: ACTが延長しない時にはヘパリンを追加する。

5: 脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。

国試第20回午後:第48問

体外循環用血液回路について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 回路用チューブには透明な材質を用いる。

b: 回路接続用コネクタには親水性材料を用いる。

c: ヘパリンコーティングは耐熱性向上のためである。

d: 血液適合性材料で構成する。

e: ローラポンプチューブは磨耗粉を生じない材質を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第74問

人工心肺中のトラブルとその対応との組合せで正しいのはどれか。

a: 脱血カニューレの脱落 ------------- 送血ポンプの停止

b: 膜型人工肺におけるwlung ------ 人工肺の交換

c: 人工肺内の血栓形成 ------------- ヘパリンの追加投与

d: 熱交換器の水漏れ --------------- 冷温水槽の交換

e: 大動脈内への気泡の誤送 ----------- 送血ポンプの逆回転

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e