標準12誘導心電計の誘導について誤っているのはどれか。
1: 第Ⅰ誘導は右手電極と左手電極と間の電位差である。
2: 第Ⅲ誘導は第Ⅰ誘導と第Ⅱ誘導から計算で得ることができる。
3: 胸部誘導は単極誘導である。
4: 胸部誘導の導出に左足電極は不要である。
5: ディジタル心電計では8誘導から導出している。
電気メスについて誤っているのはどれか。
1: 術中脳波モニタに針電極を用いると熱傷の恐れがある。
2: 対極板の面積は広いほうが安全である。
3: 引火性麻酔ガスの使用は禁忌である。
4: 対極板は接地しなければならない。
5: ペースメーカの誤動作を引き起こす恐れがある。
除細動器について誤っているのはどれか。
a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。
b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。
c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。
d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。
e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心電計の保守点検で適切でないのはどれか。
1: 3P電源コードと機器本体との接触状態の確認
2: 誘導コードと電極の接触状態の確認
3: 電極使用後の表面研磨
4: 感度毎の波形の確認
5: 疑似波形の記録
心房細動の治療に除細動器を使用した際、通電スィッチを入れたにもかかわらず出力がでなかった。原因として考えられるものはどれか。
a: 術者がゴム手袋をしていなかった。
b: 電極ペーストが不足していた。
c: コンデンサが不良で充電されていなかった。
d: R波同期出力装置が不良で作動しなかった。
e: 対極板をつけ忘れていた。
心房細動の治療に除細動器を使用した際、通電スィッチを入れたにもかかわらず作動しなかった。原因として考えられるのはどれか。
a: 電極のペーストが不足していた。
b: 対極板をつけ忘れていた。
c: 術者がゴム手袋をしていなかった。
e: 電極ケーブルが断線していた。
心房細動の治療に除細動器を使用した際、通電スイッチを入れたが作動しなかった。原因として考えられるのはどれか。
b: 電極ぺーストが不足していた。
a: 生体側に電流によるジュール熱を発生させる。
b: 切開にはバースト波が用いられる。
c: 凝固には連続正弦波が用いられる。
d: 十分な大きさの対極板を身体に密着させ、対極板コードに断線のないことを確認する。
e: 対極板回路の高周波抵抗が増大すると熱傷事故の危険がある。
心電計の校正電圧を記録したところ、図のような波形が得られた。異常と思われるのはどれか。
1: 同相除去比
2: 増幅感度
3: 時定数
4: 入力インピーダンス
5: 出力インピーダンス
心臓について誤っているのはどれか。
1: 心臓は神経を切断し体外に取り出しても条件さえ適切ならば拍動を続ける。
2: 右心房の洞結節に通常、自発的な活動電位が発生する。
3: 活動電位は房室結節→ヒス束→左・右脚→プルキンエ線維の順に伝播する。
4: 刺激伝導系は特殊な神経線維でできている。
5: 正常の心電図にはP、QRSおよびTという三つの棘波がみられる。
心電図について誤っているのはどれか。
1: P 波は心房興奮からの回復を表す。
2: QRS 波は心室筋の興奮を表す。
3: ST 部分は心筋虚血と関係する。
4: T 波は心室興奮からの回復を表す。
5: T 波の後にU 波が現れることがある。
人体への電撃について誤っているのはどれか。
a: 障害程度は電流の流出入部位によって異なる。
b: 低周波電流の生体作用は主に熱作用である。
c: His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。
d: 心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。
e: 体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。
心電図モニタ使用中に基線が急激に大きく変動した。原因として考えられないのはどれか。
1: ハムフィルタがオフになっていた。
2: 電極コードが断線した。
3: 電極コードコネクタの接触不良があった。
4: 電極が外れた。
5: 患者の体動があった。
心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。
1: 心室刺激では心尖部に電極を留置する。
2: 体外式では単極電極を用いる。
3: 電極の先端は陰極側に接続する。
4: VVIペースメーカは心室を刺激する。
5: 心電図検知用電極は刺激電極と共用できる。
電気メスの高周波分流による熱傷の原因となりうるのはどれか。
a: 対極板のコードを長くとり、コイル状にたるみをつける。
b: 大きな対極板を装着する。
c: 心電図電極用ペーストを対極板に使用する。
d: 肩甲骨付近に対極板を装着する。
e: 接地された金属部分に患者が接触している。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
麻酔中のモニタで誤っている組合せはどれか。
1: 心電図 ――――――――――――― 心筋の変力作用
2: パルスオキシメータ ―――――――-- 動脈血酸素飽和度
3: 肺動脈楔入圧 ―――――――――― 左心機能
4: 誘発筋電図 ――――――――――― 筋弛緩薬の作用
5: カプノグラフ ――――――――――-- 空気塞栓症
生体情報モニタの心電図に基線の動揺が見られた。原因として考えられるのはどれか。
1: 低域遮断周波数を高く設定していた。
2: CMRRの高い増幅器を使用していた。
3: 銀-塩化銀電極を使用していた。
4: 医療スタッフの往来で静電気の影響を受けた。
5: ハムフィルタを使用していた。
1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。
2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。
3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。
4: ジュール熱を利用している。
5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。
体外式除細動器による心室細動除去の手順として誤っているのはどれか。
1: 胸部の汗を拭き取る。
2: 通電電極に十分ペーストを塗る。
3: R波同期スイッチをオンにする。
4: 通電電極を患者の胸に密着させる。
5: 心電図モニタ波形の確認をする。
適切でない組合せはどれか。
1: 指尖容積脈波・・受光セル・・・・・熱ペン記録計
2: 心音図・・・・・マイクロホン・・・・・電磁オシログラフ
3: 心電図・・・・・ガラス電極・・・・・・X-Y記録計
4: 脳 波・・・・・・皿電極・・・・・・・・・インクペン記録計
5: 筋電図・・・・・針電極・・・・・・・・・ブラウン管オシログラフ
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