次の条件で血液透析が行われた。透析器入口血液尿素窒素濃度100mg/dL透析器出口血液尿素窒素濃度10mg/dL透析器入口血液流量250mL/min限外濾過流量10mL/minこの透析器の尿素クリアランス[mL/min]はどれか。
1: 186
2: 206
3: 226
4: 246
5: 266
血液浄化に用いられる原理はどれか。
a: 蒸留
b: 透析
c: 濾過
d: 吸着
e: 吸収
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
二重濾過血漿分離法について正しいのはどれか。
a: 1本目の濾過器で有形成分と血漿を分離する。
b: 1本目の濾過器の形状は平板型が主流である。
c: 1本目の分離膜の孔径は2本目より小さい。
d: 2本目の濾過器でアルブミン成分とグロブリン成分を分離する。
e: 2本目の濾過器の形状は中空糸型が主流である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
正しい組合せはどれか。
a: 限外濾過 溶質の濃度差による移動
b: 拡 散 圧力差による移動
c: 浸 透 溶媒の移動
d: 半透膜 細孔によるふるい分け
e: 吸 着 吸着材への溶解
血液流量200ml/minで使用中の透析器の血液流入部および流出部の血清クレアチニン濃度は、それぞれ15mg/dl、3mg/dlであった。この透析器のクレアチニン・クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし、限外濾過量は0とする。
1: 100
2: 120
3: 140
4: 160
5: 200
透析器(有効膜面積2.0m2 )を用い、血流量200ml/min、圧力200mmHgで3分間ECUMを行い130mlの濾液が得られた。濾過係数(ml/hr/m2/mmHg)として正しいのはどれか。
1: 13
2: 6.5
3: 3.3
4: 2.2
5: 1.6
血液透析の目的はどれか。(血液浄化装置)
a: エリスロポエチンの是正
b: 電解質バランスの是正
c: 除水
d: 酸塩基平衡の是正
e: ビリルビンの吸着
血液流量200ml/minで使用中の透析器の血液入口部および出口部の血清クレチニン濃度は、それぞれ15mg/dl,3.0mg/dlであったこの透析器のクレアチニン・クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。(ただし、限界濾過量は0とする。)
透析用水作成のための水処理法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。
1: プレフィルタ -- 懸濁粒子の除去
2: イオン交換 -- ナトリウムの除去
3: 活性炭吸着 -- クロラミンの除去
4: 限外濾過 -- 細菌の除去
5: 逆浸透 -- クロールの除去
血液浄化法で血液の体外循環回路がないのはどれか。
1: 血液透析
2: 腹膜透析
3: 血液濾過
4: 血漿交換
5: 血漿吸着
血液浄化について正しい組合せはどれか。
a: 血漿吸着 全血から分離した血球成分を吸着器に潅流する。
b: 血液濾過 全血から逆浸透膜を用いて濾液を除去する。
c: 細胞分離 血液中の細胞成分を除去する。
d: 直接血液吸着 全血を直接吸着器に潅流する。
e: 血液透析 膠質浸透圧差を利用して除去する。
維持血液透析における尿素のKt/Vについて誤っているのはどれか。
1: 透析量を表す。
2: 1.2以上が推奨されている。
3: 蛋白異化率に比例する。
4: 生命予後規定因子である。
5: 無次元数である。
血液透析を下記の条件で施行した。血流量200mL/min透析液流量500mL/minただし、除水は無視できるものとする。このとき、動脈側尿素窒素濃度100 mg/dL静脈側尿素窒素濃度10 mg/dLであった。この透析器の尿素クリアランス[mL/min] はどれか。
1: 140
2: 160
3: 180
4: 200
5: 220
血液透析で正しいのはどれか。
1: いかなる場合も抑制帯を用いて抜針事故を防ぐ。
2: 透析液温度が異常上昇すると溶血を起こす。
3: 誤穿刺をしても術者を交代せず責任を全うする。
4: 空気誤入時には患者を右側臥位とする。
5: 多人数用透析液供給装置では透析液濃度を連続監視する装置を1個以上備える。
清浄化した透析液を置換補充液として利用する治療はどれか。
2: 血液濾過
3: オンライン血液透析濾過
4: 持続的血液透析濾過
5: 持続的腹膜透析
血液希釈体外循環の利点として正しいのはどれか。
a: 血液粘度の低下
b: 血液有形成分の破壊の減少
c: 膠質浸透圧の上昇
d: 酸素運搬能の増加
e: 輸血量の節約
血液を体外に取り出さない血液浄化法はどれか。
1: 二重膜濾過血漿交換
2: 血液透析
3: 血液透析濾過
4: 腹膜透析
5: 免疫吸着
次の条件で透析が行われた。透析器動脈側クレアチニン濃度 16 mg/dL透析器静脈側クレアチニン濃度 2 mg/dL透析器動脈側血液流量 220 mL/min透析器入口透析液流量 500 mL/min除水速度 20 mL/minこの透析器のクレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。
1: 180
2: 185
3: 195
透析用希釈水の水処理法で適切でないのはどれか。
1: 限外濾過法
2: 逆浸透法
3: イオン交換法
4: 吸着法
5: 抽出法
血液浄化法に用いられる透析膜で誤っているのはどれか。
1: 酢酸セルロース膜は合成高分子膜に比べて蛋白が吸着しにくい。
2: ポリアクリロニトリル膜は、ACE 阻害薬を投与されている患者には禁忌である。
3: ポリメチルメタクリレート膜は非対称構造を有する。
4: ポリスルホン膜はポリビニルピロリドンを含む。
5: エチレンビニルアルコール膜は親水性である。
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