電気メスについて正しいのはどれか。
a: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する。
b: 切開には連続波を使用する。
c: 高酸素環境下ではバイポーラ方式を使用する。
d: 対極板はできるだけ血流の少ない部位に装着する。
e: 負荷抵抗は20kΩで設計されている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 心電計の周波数帯域の上限は100kHzである。
2: 分極電圧を大きくするためにAg-AgC1電極が用いられる。
3: 差動増幅器はドリフトの影響を抑える効果がある。
4: 校正電圧は標準感度で1mm/mVである。
5: 標準の誘導方式として国際10/20法が用いられる。
正しいのはどれか。
a: 1cm2の細胞膜の抵抗は0.5~10kΩである。
b: 細胞内液、外液の抵抗率は20~300kΩ・cmである。
c: 体表筋電図の振幅は1~3Vである。
d: 頭皮脳波の振幅は1~300μVである。
e: 体表心電図の振幅は1~3mVである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
除細動器について誤っているのはどれか。
a: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置が必要である。
b: 体外通電の電圧は数千Vの高電圧である。
c: 通電時間は数ミリ秒と短時間である。
d: 体外通電では電極を約5g程度の力で胸壁に押し付ける。
e: 回路内のコイルはコンデンサの充電時間を短縮する。
除細動器について正しいのはどれか。
a: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗(無誘導)を用いる。
b: 出力電流波形は20ms以上長く尾を引くパルスがよい。
c: 有効に除細動が行われた場合はパドルを接触させた皮膚に熱傷ができる。
d: 心房細動の除去はR波同期で行う。
e: 出力端子と接地問の静電容量によって高周波分流が起こる。
図の記号がついた心電計について正しいのはどれか。
a: マクロショック対策がされている。
b: 除細動器を使用する場合は誘導コードの接続を外す。
c: 追加保護接地を行えば心内心電図を測定することができる。
d: 補強絶縁がされている。
e: 患者装着部は非接地になっている。
生体の電気特性について誤っているのはどれか。
1: 骨格筋は大きな電気的異方性を示す。
2: 血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。
3: 周波数の増加とともに導電率は低下する。
4: 細胞膜の電気容量は1cm2あたり1μF程度である。
5: 周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。
a: 2.4GHzの電磁波は非電離放射線である。
b: 携帯電話で使用される周波数は約500 kHzである。
c: 小電力医用テレメータは出力が規定値以内であれば任意の周波数を用いてよい。
d: 心電計に電磁障害が起きると患者測定電流が増加する。
e: 電気メス使用時は心臓ペースメーカを固定レートにする。
ペースメーカについて正しいのはどれか。
1: 刺激パルスは正弦波交流である。
2: 刺激パルス電圧は1mV程度である。
3: 刺激電極は大動脈基部に留置する。
4: ペースメーカ本体の植込みは通常腹腔内である。
5: 刺激電極は自己心拍を検出する役目もある。
b: 携帯電話で使用される周波数は約500kHzである。
c: 小電力医用テレメータは出力が10mW以下であれば任意の周波数を用いてよい。
d: 心電計に対する電磁障害は患者測定電流の増加である。
e: 電気メスの影響を抑えるために心臓ベースメーカを固定レートとする。
図は電気生理学的検査で心臓をペーシングして得られた心電図記録である。この刺激レート[回/分]はおよそいくらか。ただし、記録速度は100mm/sである。
1: 120
2: 170
3: 220
4: 270
5: 320
2相性除細動器について正しいのはどれか。
1: 出力の片側は接地されている。
2: 放電回路にインダクタが挿入されている。
3: 出力パルス幅は約50msである。
4: 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。
5: 心房細動には使用できない。
心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。
a: 刺激閾値は経年的に低くなる。
b: 植込み式の多くはリチウム電池を内蔵している。
c: 刺激電極は白金系の合金電極をつけたカテーテル電極が一般的である。
d: 出力はパルス振幅0.5Vでパルス幅約10msである。
e: ICHDコードの第1文字は検出部位を表す。
1: コンデンサに貯めた電荷を放電する。
2: 心房細動除去にはR波同期装置を用いない。
3: 充電電圧の最高値は700V程度である。
4: 成人の場合、体表通電には15~36Jのエネルギーが必要である。
5: 成人用体表通電電極の面積は180cm2以上である。
誤っているのはどれか。
1: 脳磁図は脳の神経細胞の電気的活動を示す。
2: 脳波計は100dB以上の増幅度が必要である。
3: 誘発脳波は外界からの刺激に対して脳波中に現れる反応である。
4: 脳波計の低域遮断の時定数は通常3秒以上である。
5: 脳磁図はSQID磁束計で測定する。
患者測定電流はどれか。
1: パルスオキシメータの赤色LEDの点灯電流
2: インピーダンス式呼吸モニタの電極間に流れる電流
3: 低周波治療器の2つの刺激電極間に流れるパルス電流
4: 心電計の胸部誘導電極から患者を介して大地に流れる電流
5: 双極極式ペースメーカのカテーテル電極間に流れるパルス電流
心電計について正しいのはどれか。
a: 臓の活動に伴う電気現象を計測する装置である。
b: 差動増幅器が使われている。
c: 標準記録条件は紙送り速度25mm/s、感度10mm/mVである。
d: ホルタ心電計は心起電力をベクトルとして記録する。
e: His束心電計はBF型である。
1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。
2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。
3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。
4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。
5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。
心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。
1: 心室刺激では心尖部に電極を留置する。
2: 体外式では単極電極を用いる。
3: 電極の先端は陰極側に接続する。
4: VVIペースメーカは心室を刺激する。
5: 心電図検知用電極は刺激電極と共用できる。
電撃で人体に最も危険な周波数帯域はどれか。
1: 10Hz以下
2: 50Hz~100Hz
3: 1kz~100kHz
4: 50kHz~100kHz
5: 1MHz以上
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