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第32回ME2午後44問の類似問題

国試第38回午前:第27問

生体信号の処理について正しいのはどれか。

1:基線ドリフトの影響を低減するために加算平均を用いる。
2:信号波形のピーク位置は微分演算で検出できる。
3:高周波雑音を除去するためにハムフィルタを用いる。
4:不規則雑音に埋もれた繰り返し信号は移動平均で検出できる。
5:アナログ信号をディジタル信号に変換するためにフーリエ変換を用いる。

国試第28回午後:第26問

小電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。

a:使用する周波数はUHF帯である。
b:使用する周波数帯は 6バンド である。
c:送信機の空中線電力は 20mW 以下である。
d:A型の周波数帯域幅は 25 kHz である。
e:混信対策のゾーンは色ラベルで表示する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第46問

脳波計の内部雑音の点検について正しいのはどれか。

1:入力端子を短絡して測定した。
2:フィルタ帯域を0.5~30Hzに設定した。
3:サンプリング周波数を60Hzに設定した。
4:脳波計の感度を標準感度に設定した。
5:Ag-AgCl電極を使用して行った。

国試第34回午後:第45問

電磁環境について誤っているのはどれか。

1:ME 機器に対する携帯電話の推奨離隔距離は 1 m である。
2:携帯電話は受信状態がよい場合に送信出力が小さくなる。
3:無線 LAN に影響を及ぼす ME 機器がある。
4:医用テレメータは近隣病院との混信がありうる。
5:医用テレメータの受信範囲を広げるには送信機の送信出力を上げる。

国試第2回午後:第67問

電気メスについて誤っているのはどれか。

a:生体側に電流によるジュール熱を発生させる。
b:切開にはバースト波が用いられる。
c:凝固には連続正弦波が用いられる。
d:十分な大きさの対極板を身体に密着させ、対極板コードに断線のないことを確認する。
e:対極板回路の高周波抵抗が増大すると熱傷事故の危険がある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第37回午前:第27問

小電力医用テレメータについて誤っているのはどれか。

a:送信機のアンテナが長いほど送信効率がよい。
b:使用する周波数帯は各メーカ共通である。
c:混信対策としてゾーン配置が用いられる。
d:受信感度不足にはブースタが用いられる。
e:送信出力は50mW程度である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第86問

誤っているのはどれか。

a:人体がビリビリと感じ始める電流値を最少感知電流という。
b:人体への電撃の作用機序は、電流によって発生する熱による組織破壊である。
c:商用交流電流が危険なのは、人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。
d:電気メスでミクロショックが起こらないのは、この周波数の電流での発熱が小さいためである。
e:His束心電計では、ミクロショックを考慮した安全規格が要求される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第87問

心電図モニタで感電事故が起こり点検の依頼があった。安全管理担当者が、まず最初にとるべき処置として適切なのはどれか。

a:操作者の操作方法の詳細を調べる。
b:製造業者へ連絡してすぐ来院するように依頼する。
c:電源コードを交換する。
d:同時にその患者に使用していた他のME機器を点検する。
e:漏れ電流を測定する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第42問

病院内の除細動器の点検を行った。業者に精密な点検を依頼すべき項目はどれか。

1:50Ω負荷に放電した波形をオシロスコープで観測したらピーク値が最大で5.5kVであった。
2:最大エネルギーに充電し、1分ほど放置したら自動的に内部放電した。
3:エネルギーを充電していないときに、通電電極部からの商用交流の漏れ電流が7μAであった。
4:通電電極クリームが残り5回分しかなかった。
5:台車のキャスタのベアリングがすり減って、移動するとき音がした。

国試第17回午前:第66問

電気メスについて誤っている組合せはどれか。

1:凝固用波形 バースト波
2:患者の対地インピーダンスの低下 高周波分流
3:バイポーラ方式 微細手術
4:ペースメーカ誤作動 デマンド機構
5:熱傷 対極板面積過大

国試第17回午前:第84問

医用電気機器の電気的安全性を測定するとき、規定された漏れ電流測定回路のコンデンサの役割はどれか。

1:人体の感電特性を考慮して低域(通過)フィルタを構成する。
2:ハム雑音を除去するための低域(通過)フィルタを構成する。
3:漏れ電流が過大にならないように制限する。
4:実効値を得るためパルス状の漏れ電流を平滑化する。
5:測定値の読みとりを安定させる。

国試第6回午前:第83問

生体内での電磁波のふるまいとして誤っているのはどれか。

1:吸 収
2:対 流
3:反 射
4:屈 折
5:散 乱

国試第11回午前:第55問

脳波計のフィルタについて正しいのはどれか。

a:時定数0.3秒のとき低域遮断周波数は0.5Hzである。
b:基線のゆるやかな動揺を除去するには時定数を0.1秒に下げる。
c:時定数を0.3秒から0.1秒にするとβ波が抑制される。
d:高域遮断フィルタを使用すると校正電圧曲線に棘が出現する。
e:筋電図が混入するときには高域遮断フィルタによって除去する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第68問

低周波電流の生体影響の限界電流値として誤っている組合せはどれか。

a:体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・1μA
b:体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・100μA
c:体外から流すと電流刺激を感じる。・・・・・・・・・・・1mA
d:体外から流すと不随意運動を生ずる。・・・・・・・・10mA
e:体外から流すと心室細動を生じる。・・・・・・・・・・10A
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a:300kHz~5MHzの高周波を使用する。
b:モノポーラ出力では対極板が必要である。
c:小児の場合は対極板を半分に切って使用する。
d:バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。
e:対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第57問

脳波測定について誤っているのはどれか。

1:脳波計の増幅度は60dB以上必要である。
2:電磁誘導は商用交流雑音の原因となる。
3:シールドルーム外での測定では電極の接触抵抗は高くする。
4:電極の分極電圧は基線動揺の原因になる。
5:電極の接触抵抗の不ぞろいは雑音の原因になる。

ME2第31回午後:第58問

植込み型心臓ペースメーカへの影響が最も少ないのはどれか。

1:電子タグ(RFID)機器
2:金属探知機
3:赤外線リモコン
4:低周波治療器
5:電子商品監視(EAS)機器

ME2第30回午後:第32問

心電図を記録したら第Ⅲ誘導を除く全誘導に商用交流雑音(ハム)が混入した。考えられる原因はどれか。

1:右手電極の接触不良
2:左手電極の接触不良
3:左足電極の接触不良
4:右手電極と左手電極の接触不良
5:左手電極と左足電極の接触不良

ME2第32回午後:第4問

生体用電極を用いない検査はどれか。

1:心電図
2:脳 波
3:筋電図
4:心磁図
5:眼振図

ME2第39回午後:第51問

電流による障害で起こるおそれがないのはどれか。

1:体表面から150mAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。
2:体表面から20mAの商用交流が流れたときに不随意運動が誘発される。
3:心臓に直接200μAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。
4:体表面から500kHzで5mAの電流が流れたときにビリビリと感じる。
5:直流電流が流れたときに電気分解によって生体組織が損傷される。