第32回ME2午前49問の類似問題

国試第27回午後:第27問

心電図モニタにおいて心拍数のカウントに影響を及ぼす可能性がないのはどれか。

1: 体動の発生

2: 心電図のT波の増高

3: 電気メスの使用

4: ペースメーカの使用

5: パルスオキシメータの使用

国試第17回午前:第77問

誤っているのはどれか。

a: ビリビリと感じ始める電流値を最小感知電流という。

b: 人体への電撃の作用機序は電流によって発生する熱による組織破壊である。

c: 商用交流電流が危険なのは人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。

d: 電気メスで心室細動が起こらないのは高周波電流を使用しているからである。

e: 右房圧のモニタリングではミクロショックの危険がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午後:第4問

生体用電極で接触面積が小さいほうが望ましいのはどれか。

1: 心電図モニタ用電極

2: 電気メスの対極板

3: 除細動器のパドル電極

4: 体脂肪率測定用電極

5: 植込み型ペースメーカの刺激電極

国試第20回午前:第43問

AED(自動体外式除細動器)について正しいのはどれか。(集中治療学)

a: 使用時には意識がないことを確認する。

b: 心肺蘇生をあわせて行う必要がある。

c: 心静止(asystole)に使用できる。

d: 除細動パッドは1か所に装着する。

e: 心房細動に使用できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午後:第35問

筋電図測定についての組合せで誤っているのはどれか。

1: 針電極 -- 神経伝導速度

2: 電気刺激 -- 誘発反応

3: 誘発電位 -- 同期加算

4: 電位変化 -- 10μV~10mV

5: 周波数成分 -- 1~10,000Hz

ME2第34回午後:第4問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

1: 刺激電極の面積が大きいと刺激閾値が増加する。

2: 刺激閾値は電極植込み後2~4週間後に最も低下する。

3: ペーシングするためのパルス幅は0.5μs程度である。

4: 植込み型の筐体はステンレス製である。

5: 体外式にはヨウ素リチウム電池が用いられる。

ME2第34回午後:第30問

AEDについて正しいのはどれか。

1: 患者の心電図を解析中にも胸骨圧迫を続ける。

2: 衣服を脱がせられない場合には衣服の上からパッドを貼る。

3: 溺水者では水分を拭き取らずに直ちに電極パッドを貼る。

4: 電極パッドには使用期限がある。

5: 操作には資格が必要である。

ME2第34回午後:第39問

有線式心電図モニタで心電図波形に交流雑音(ハム)が混入した。

1: 心電図モニタに3P-2P変換アダプタを使用していた。

2: 患者に電気毛布を使用していた。

3: 患者に体外式ペースメーカを使用していた。

4: 電極の接触状態が不良であった。

5: ベッドアースをしていなかった。

ME2第37回午前:第42問

誘発筋電図検査について正しいのはどれか。

1: 電気刺激にはパルス幅0.1~0.5msの波形を用いる。

2: アイソレータはミクロショックを防ぐために用いる。

3: 運動神経伝導速度の測定には針電極を用いる。

4: 筋の機械振動を音で確認するためにスピーカを用いる。

5: 検出回路の時定数は1sとする。

国試第8回午前:第54問

正しいのはどれか。

a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。

b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。

c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。

d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。

e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第43問

心電計の紙送り速さの確認で適切でないのはどれか。

1: 商用交流雑音(ハム)を入力した。

2: 1周期400msの矩形波を入力した。

3: 120ppmに設定した体外式ペースメーカの信号を入力した。

4: 点検者自身の心電図を入力した。

5: 低周波発振器から10Hzの正弦波を入力した。

ME2第39回午後:第2問

標準12誘導心電計の誘導について誤っているのはどれか。

1: 12個の電極が装着される。

2: 6つの四肢誘導と6つの胸部誘導からなる。

3: V2誘導の電極は第4肋間胸骨左縁に貼り付ける。

4: 第Ⅱ誘導は左足電極と右手電極間の電位差を測る。

5: 第Ⅲ誘導は第Ⅰ誘導と第Ⅱ誘導から算出できる。

国試第7回午後:第58問

心房細動の治療に除細動器を使用した際、通電スイッチを入れたが作動しなかった。原因として考えられるのはどれか。

a: 術者がゴム手袋をしていなかった。

b: 電極ぺーストが不足していた。

c: コンデンサが不良で充電されていなかった。

d: R波同期出力装置が不良で作動しなかった。

e: 対極板をつけ忘れていた。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第74問

電撃について正しいのはどれか。

1: 人体の反応は流れる電流の周波数には無関係である。

2: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み、心室細動が発生しないよう注意して行われる。

3: 皮膚に0.01mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。

4: 体表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。

5: ミクロショックの場合数μAの交流電流でも危険である。

国試第32回午前:第7問

正しいのはどれか。

a: 心電図のP波に続いて心房が収縮する。

b: 心音の第II音は動脈弁の閉鎖音である。

c: 心臓の正常興奮伝導では、ヒス束がペースメーカとなる。

d: 正常心では拡張期の心室容積が小さいほど心拍出量は増加する。

e: 心電図ST部分の変化は心筋虚血の指標となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第50問

電流と人体反応の関係で正しいのはどれか。

1: マクロショックにおける心室細動誘発電流は最小感知電流の1000倍である。

2: 心臓カテーテルを通って心臓内に50μAの商用交流が流れると室細動を起こす。

3: 手足に貼った電極から5mA、60Hzの交流電流が流れると手足を動かせなくなる。

4: 直流電流には電気分解による生体組織損傷のリスクがある。

5: 100kHzにおける電撃閾値は50Hzの場合の2000倍である。

国試第6回午前:第80問

体表電気計測について正しいのはどれか。

a: 電極ペーストは皮膚のインピーダンスを低下させる。

b: 体表面電極の静止電位は体動によって変動することがある。

c: 皮膚が乾燥すると皮膚インピーダンスは低下する。

d: 電極に電流を流さないでおくと分極電圧が発生する。

e: 生体内部のインピーダンスは一般に皮膚のインピーダンスより低い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第51問

電流による障害で起こるおそれがないのはどれか。

1: 体表面から150mAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。

2: 体表面から20mAの商用交流が流れたときに不随意運動が誘発される。

3: 心臓に直接200μAの商用交流が流れたときに心室細動が誘発される。

4: 体表面から500kHzで5mAの電流が流れたときにビリビリと感じる。

5: 直流電流が流れたときに電気分解によって生体組織が損傷される。

ME2第30回午後:第35問

AEDについて誤っているのはどれか。

1: 医療従事者以外は使用できない。

2: 電極パッドは患者胸部の皮膚表面に装着する。

3: 通電は金属製の床の上の患者にも可能である。

4: 介助者は通電時に患者から離れなければならない。

5: 小児用電極パッドは成人に使用してはならない。

国試第26回午後:第28問

誘発脳波計測について正しいのはどれか。

a: 脳死判定の補助診断に利用される。

b: 刺激に同期して加算平均処理を行う。

c: 計測にホール素子を用いる。

d: 刺激を加える周期を潜時という。

e: 電極配置には標準12誘導を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e