超音波凝固切開装置で正しいのはどれか。
1: ブレードは 1 MHz で振動する。
2: 対極板が必要である。
3: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。
4: 比較的太い動脈の凝固切聞が可能である。
5: 凝固温度はレーザメスよりも高温である。
マイクロ波メスについて正しいのはどれか。
a: 2.45 GHz の周波数が使用される。
b: 対極板は不要である。
c: 出力エネルギーは組織の水分に吸収される。
d: 組織の比誘電率が大きいほど波長が長くなる。
e: 組織の凝固範囲は電極の形状で変化しない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 切開作用の原理はジュール・トムソン効果である。
b: 凝固には連続正弦波電流が適している。
c: 300kHz~5MHz程度の高周波電流が用いられる。
d: バイポーラ方式では対極板が不要である。
e: フローティング型は高周波分流に対して無効である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波診断装置について誤っているのはどれか。
1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。
2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。
3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。
4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。
5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。
加湿のための超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。
1: ベルヌーイ効果を利用している。
2: 使用される周波数は2MHz程度である。
3: 粒子の大きさは数μm程度である。
4: エアゾルは送気装置によって送り出される。
5: 作用槽と噴霧槽の間にダイアフラムがある。
1: バイポーラ型手術電極が多く用いられる。
2: 対極板を必ず使用する。
3: 皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。
4: マグネトロン発振管が使用される。
5: 電図モニタには電磁的影響を与えない。
電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。
b: モノポーラ出力では対極板が必要である。
c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。
d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。
e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。
超音波手術吸引器(CUSA)について誤っているのはどれか。
a: 超音波エネルギーで組織を乳化する。
b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。
c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。
d: 主に肝臓の手術に使用される。
e: 除去したい組織は生理食塩液とともに吸引される。
超音波探触子(プローブ)について誤っているのはどれか。
1: 圧電素子に高い電圧を加えるほどより高い周波数が生じる。
2: 球面波は点音源から送波される。
3: 音響レンズは生体に最も近い側に置かれる。
4: パルス幅が長くなると距離分解能は低下する。
5: 機械スキャン方式は可変フォーカスの動作が難しい。
超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。
a: 5 ?10 mm の振幅で先端が振動する。
b: 55 kHz 前後の振動を用いる。
c: 凝固温度はレーザメスよりも低温である。
d: 対極板が必要である。
e: 内視鏡外科手術での使用は禁忌である。
超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。
a: 摩擦熱を利用する。
b: 切開部の組織温度は300°C程度になる。
c: 動脈よりも静脈の止血に適する。
d: 切開と凝固が同時にできる。
e: 電気メスと比べて凝固に時間がかかる。
超音波画像診断装置で誤っているのはどれか。
1: プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。
2: パルスドプラ法では断層像とドプラ情報を交互に採取している。
3: プローブの中心周波数が高いと距離分解能は向上する。
4: セクタスキャンでは振動子を駆動させる時間差を替えてビーム方向を変える。
5: 画像のフレーム数を多くするには1画面当たりの走査線数を増やす。
超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。
1: 酸素吸入中の使用は禁忌である。
2: 人工呼吸器と併用可能である。
3: 連続使用は過剰水分吸収の危険性がある。
4: 超音波を伝達するために精製水を使用する。
5: 超音波で変質する薬剤がある。
マイクロ波手術器について誤っているのはどれか。
1: 肝臓の手術に使用される。
2: 凝固・止血のために用いられる。
3: 約2.5GHzが用いられる。
4: 対極板が必要である。
5: メス先は針状である。
a: 周波数は約500kHzである
b: 切開に適している。
c: 対極板は必要ない。
d: 誘電損で発熱する。
e: 心電図モニタに影響を与えない。
a: 周波数は500kHzである。
c: 対極板は不要である。
マイクロ波手術器で正しいのはどれか。
a: 用いられる電磁波の標準的波長は約1.2mである。
b: モノポーラ電極を利用する。
c: マイクロ波は電極まで同軸ケーブルで伝送する。
d: 切開より凝固に適している。
e: 対極板による電流の回収が必要である。
電気メスで誤っているのはどれか。
1: 数100kHz~数MHzの高周波電流が用いられる。
2: 負荷抵抗は200~1,000Ωである。
3: 凝固にはバースト波が用いられる。
4: 出力200Wのとき対極板接触面積150cm2は安全域である。
5: 出力回路にはコイルが挿入されている。
1: 電気メスに比べて切開部位の組織温度は高くなる。
2: 非接触で凝固できる。
3: 凝固と切開はフットスイッチで切り替える。
4: 煙が発生するため視野が悪くなる。
5: 内視鏡下手術に用いられる。
1: 距離分解能は送信パルス幅が短いほど向上する。
2: 周波数が高いと到達深度が浅くなる。
3: 距離(深さ)の換算には約331+0.6t[m/s]の音速が用いられる(t[℃])。
4: 周波数は3~12MHz程度が用いられる。
5: パルスドプラ法では1つの探触子で送受信をを行う。
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