第32回国試午後30問の類似問題

国試第36回午前:第27問

計測機器と用いられるトランスデューサとの組合せで誤っているのはどれか。 

1: 超音波診断装置圧電素子 

2: 熱希釈式心拍出量計サーミスタ 

3: パルスオキシメータホール素子 

4: カプノメータ赤外線検出素子 

5: 観血式血圧計ストレインゲージ 

国試第21回午前:第73問

超音波吸引手術器について正しいのはどれか。

a: 5MHzの超音波振動を利用する。

b: 骨切削に多用する。

c: 先端は100~300μmの振幅で振動する。

d: 使用時には滅菌した生理食塩液が必要である。

e: 切開時の出血を熱凝固によって止血する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第57問

超音波診断装置による血流計測に利用されている物理現象はどれか。

1: ホール効果

2: ぺルチェ効果

3: ジョセフソン効果

4: ドプラ効果

5: ジュール・トムソン効果

国試第4回午前:第81問

正しいのはどれか。

a: 心音、心雑音の周波数は20Hz~1kHz程度である。

b: 心音計では、低域、高域、中域、聴覚疑似の心音フィルタが用いられる。

c: 脈波伝搬速度は動脈硬化などの影響を受ける。

d: 指尖容積脈波計は少なくとも心音計の周波数特性以上のものが必要である。

e: 頸動脈波は心拍出量を計測するために用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第70問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 乾燥した術野で使用する。

b: 鋭利な切開能が特徴である。

c: 先端チップの振動幅は100~300μmである。

d: 対極板は不要である。

e: 10MHz程度の超音波振動を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第10問

図は超音波診断用探触子の走査方法を示し、矢印は超音波ビームを表す。心臓超音波検査に用いられるのはどれか。

img11211-10-0

国試第23回午後:第36問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。

a: 50MHzの超音波振動を利用する。

b: 超音波エネルギーを集束させて切開する。

c: 先端は100~300μmの振幅で振動する。

d: 滅菌した生理食塩液を使用する。

e: 皮膚切開に多用する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第37問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。 

1: 先端は5~10mmの振幅で振動する。 

2: 25kHz前後の振動を用いる。 

3: 対極板が必要である。 

4: 生理食塩液は不要である。 

5: 骨切開に有用である。 

国試第20回午前:第72問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 20~200kHzの超音波が使用される。

b: 摩擦による発熱で凝固切開する。

c: カテーテル操作で血管内に挿入する。

d: 組織の剥離には適さない。

e: 血管の凝固切離はできない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第82問

生体組織中を伝播する超音波について正しいのはどれか。

a: 軟部組織中は空気中より伝搬速度が小さい。

b: 頭蓋骨は脳より伝搬速度が大きい。

c: 周波数が高いほど減衰が大きい。

d: 血液は筋組織より減衰が大きい。

e: 軟部組織中を伝搬する波は主に横波である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第75問

超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。

1: 磁歪形ではニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用している。

2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。

3: 乳化・細分化された組織は吸引除去される。

4: 微小血管は熱凝固され、太い血管は浮き出て残る。

5: 肝腫瘍手術に用いられる。

国試第26回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 生体内では光散乱は少ない。

b: 生体内の光吸収は主にヘモグロビンと皮膚のメラニンによる。

c: 光によるヘモグロビンの酸素飽和良測定には複数の波長が用いられる。

d: 光電式脈波計によって血流量の波形が得られる。

e: パルスオキシメータは動脈の血流量を測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午後:第59問

超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。

1: ニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用したトランスデューサなどを用いている。

2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。

3: 本装置の使用によって乳化・細分化された組織は、吸引除去される。

4: 微小血管は熱凝固でき、太い血管は浮き出て残る。

5: 肝腫瘍手術に用いられる。

国試第8回午前:第54問

正しいのはどれか。

a: His束心電図は標準四肢誘導で計測できる。

b: 心電計のアース線はできるだけ細いものがよい。

c: 心電図のR波の波高は通常100μV以下である。

d: 心電図を長時間記録するにはホルタ心電計が適している。

e: 心電図の波形の1周期は心臓の1回の拍動に対応している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第56問

植込み式心臓ペースメーカに対して電磁波障害を与えるのはどれか。

1: 超音波手術装置

2: 光凝固装置

3: 赤外線治療器

4: 冷凍手術装置

5: 高周波手術装置

国試第19回午前:第61問

診断用MRIについて正しいのはどれか。(生体計測装置学)

1: 生体への放射線防護対策が必要である.

2: 生体組織に含まれている窒素原子の分布を画像化している。

3: 磁気共鳴現象を起こすためにマイクロ波を照射する。

4: 血管撮影には造影剤を必要とする。

5: 静磁場を発生させるために超伝導磁石が用いられている。

国試第10回午前:第59問

正しい組合せはどれか。

a: 超音波診断装置 ――――---------- 音響インピーダンス

b: エックス線CT ――――――-------- エックス線吸収

c: MRI ―――――――――――------- プロトン密度

d: ポジトロンCT ――――――--------- べータ線吸収

e: サーモグラフィ ―――――---------- 体表紫外線

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第82問

音波について誤っているのはどれか。

1: 超音波は周波数が 20kHz よりも高い音波である。

2: 超音波は可聴音よりも直進性が高い。

3: 音源が観測者に向かって近づいているとき開こえる音は高くなる。

4: 伝搬中の疎密波は密の部分で圧力が低下する。

5: 超音波診断装置では 0.5~MHz 程度の周波数が利用されている。

ME2第38回午後:第34問

超音波診断検査の実施方法として誤っているのはどれか。

1: 消化器検査では消化管を拡張させる発泡剤を服用する。

2: 子宮を経腹走査する場合は膀胱を充満させておく。

3: 婦人科検診では朝食をとっても良い。

4: 胆石像の確認は体位変換によって像の位置が変化するかを調べる。

5: 血管造影剤としてマイクロバブルを使用する。

国試第26回午前:第31問

トランジットタイム型超音波血流計の特徴で誤っているのはどれか。

a: 計測前にゼロ点補正が必要である。

b: 複数チャネルの同時計測が可能である。

c: ポリ塩化ビニル製体外循環回路で計測できる。

d: 外径 1mm 程度の動脈で計測できる。

e: 電磁血液計よりも電磁的干渉を受けやすい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e