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第29回国試午後87問の類似問題

国試第7回午後:第74問

誤っているのはどれか。

1:生体内に皮膚を通して伝達される物理的エネルギーの密度が100mW/cm2以上になると不可逆的障害を引き起こす。
2:神経・筋細胞を興奮させる低周波電流密度は約1mA/cm2以上である。
3:電撃で人体に最も危険な周波数帯域は50~100Hzである。
4:高周波電磁波は10W/cm2以上になって初めて熱傷を引き起こす。
5:超音波によるキャビテーション(空洞化現象)は10W/cm2で起こる。

国試第11回午前:第53問

生体から直接得られる電気信号でないのはどれか。

1:心電図
2:筋電図
3:脳波
4:脈波
5:眼振図

ME2第31回午後:第1問

筋電図計測について誤っているのはどれか。

1:運動神経伝導速度の測定には針電極を用いる。
2:表面筋電図の周波数帯域は針筋電図に比べ狭い。
3:針筋電図の低域遮断フィルタの時定数は0.03sに設定する。
4:運動単位(MU)の観察には針電極を使用する。
5:単一筋線維電極には高入力インピーダンス増幅器を要する。

国試第33回午後:第30問

核磁気共鳴画像法について正しいのはどれか。

a:放射線被曝はない。
b:磁力線の透過性を画像化している。
c:臓器の画像再構成は一断面に限られる。
d:空間分解能は 5 mm 程度である。
e:撮影手法として T2 強調がある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第26問

筋電図測定について誤っているのはどれか。

1:神経筋単位(NMU)の観察には針電極を用いる。
2:運動生理学の検査には皿電極を用いる。
3:知覚神経伝導速度の記録には加算平均装置を用いる。
4:低域遮断周波数の時定数として0.03sが使用される。
5:NMU観察時の高域遮断周波数は1kHzに設定する。

国試第1回午前:第69問

生体の力学的特性について誤っているのはどれか。

1:大動脈内の流れは常に層流である。
2:生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。
3:血管壁や筋肉の力学的特性には異方性がある。
4:生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。
5:生体内の音響振動としては横波より縦波の方が重要である。

国試第9回午後:第5問

正しいのはどれか。

a:直線電流の周りには電流が時間的変化をするときだけ磁力線が生じる。
b:円形コイルに電流を流すとコイル面内ではコイル面と垂直方向に磁界が発生する。
c:直線電流がつくる磁界の大きさは距離に反比例する。
d:磁界中で運動する電荷は運動速度に反比例する力を受ける。
e:2本の平行導線に同方向に電流が流れていると両者の間に反発力が働く。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第84問

MRIについて誤っているのはどれか。

1:放射線防護対策が必要である。
2:ペースメーカ植込み患者には禁忌である。
3:T1、T2像は緩和時間の分布像である。
4:プロトンの磁気共鳴現象を利用している。
5:1T以下の磁場強度でも画像が得られる。

国試第5回午前:第83問

画像診断法について誤っているのはどれか。

a:MRI(核磁気共鳴法)は主に生体内の炭素原子の分布の像をつくる。
b:SPECT(単光子断層法)は陽電子放出核種を用いたRI断層法である。
c:エックス線CTは組織のエックス線吸収係数の違いによって生体の断層像をつくる。
d:ディジタルラジオグラフィではダイナミックレンジの大きいイメージングプレートが用いられる。
e:ポジトロンCTでは陽電子の消滅放射線を利用する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第84問

表は生体組織の導電率(ms/cm)を表す。Aの値で正しいのはどれか。

12PM84-0
1:0.01
2:0.1
3:1
4:20
5:100

国試第5回午前:第63問

生体組織の受動的な電気的特性について誤っているのはどれか。

1:α分散は細胞でのイオン移動等に関係して生じる。
2:β分散は細胞や組織の不均質に関係して生じる。
3:γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。
4:導電率は周波数とともに減少する傾向がある。
5:誘電率は周波数とともに減少する傾向がある。

国試第32回午前:第40問

電撃に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1:体表から受ける電撃をミクロショックという。
2:直接心臓に0.01mAの商用交流が流れると心室細動を誘発する。
3:直流電流は交流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしやすい。
4:商用交流の離脱限界電流値は最小感知電流値の5倍程度である。
5:最小感知電流閾値は50~60Hzを超えると周波数に比例して上昇する。

国試第12回午後:第81問

核磁気共鳴現象が観測されないのはどれか。

1:1H
2:2H
3:16O
4:17O
5:31P

国試第2回午後:第11問

正しいのはどれか。

1:直線電流の近くでは、電流と平行に磁界が発生する。
2:円形コイルに電流を流すと、コイル面内で中心に向かう磁界が発生する。
3:一様な磁界中に棒磁石を磁界と直角に置くと、磁石は力を受けない。
4:磁界中を磁界と直角方向に走行する電子は力を受けない。
5:2本の平行導線に同方向に電流が流れていると、両者の間に力が働く。

国試第2回午前:第87問

正しいのはどれか。

a:超音波診断は原子の種類により異なる反射波を利用する。
b:エックス線の吸収は原子の密度で定まり、その種類には依存しない。
c:生体内で可視光線を主に吸収するのは脂肪である。
d:RIは代謝の機能や特定の臓器の形態を知るのに利用される。
e:電磁波の吸収は筋肉層の方が脂肪層より大きい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第85問

生体の電気特性について誤っている組合せはどれか。

1:α分散 ――――― イオンの移動
2:β分散 ――――― 水分子の緩和現象
3:能動性 ――――― 細胞の電気的興奮
4:異方性 ――――― 組織の配列方向
5:静止電位 ―――― 細胞内外のイオン濃度差

国試第2回午前:第61問

生体物性について誤っているのはどれか。

1:異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。
2:非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。
3:周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。
4:粘弾性とは、例えば筋組織が粘性と弾性の両方の性質をあわせ持つことをいう。
5:細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することをいう。

国試第6回午前:第77問

生体電気と発生信号振幅の組合せで正しいのはどれか。

a:心電図・・・・・・・・・・1~2mV
b:脳 波・・・・・・・・・・0.05~0.1mV
c:筋電図・・・・・・・・・100~150mV
d:眼振図・・・・・・・・・1~5mV
e:網膜電位・・・・・・・10~50mV
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第75問

音波について正しいのはどれか。

a:生体組織中の音速は約330m/sである。
b:音の強さは振動数で決まる。
c:液体中では横波である。
d:空気中では疎密波である。
e:媒質の密度によって速度が変わる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第62問

生体組織の受動的な電気特性について誤っているのはどれか。

1:α分散は細胞でのイオン移動に関係して生じる。
2:β分散は細胞や組織の不均質に関係して生じる。
3:γ分散は水分の誘電分散によって生じる。
4:導電率は周波数とともに減少する傾向がある。
5:誘電率は周波数とともに減少する傾向がある。