第28回国試午後32問の類似問題

国試第6回午後:第63問

電気メス使用時の注意事項として誤っているのはどれか。

1: 対極板コードの断線

2: 電気ショック

3: 雑音障害

4: 爆発事故

5: 気道閉塞

国試第12回午前:第66問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 動作試験には150Ωの負荷抵抗を用いる。

2: 放電回路にはインダクタが挿入されている。

3: 出力パルス幅は約5msである。

4: 通電時には電極パドルを押し付ける。

5: 電極接触不良では装着部に熱傷が起こる。

ME2第34回午後:第56問

電気メスの患者回路連続性モニタで監視できないのはどれか。

1: 対極板コードの断線

2: 対極板のはがれ

3: アクティブ電極の生体への接触

4: アクティブ電極コードの断線

5: 高周波漏れ電流の発生

国試第2回午前:第81問

生体電気現象の検出に用いる体表面電極について誤っているのはどれか。

1: 金属電極が用いられる。

2: ペーストを介して使用することが多い。

3: 電極とペーストの接触面に静止電位が生じる。

4: 電極に電流が流れると分極電圧が生じる。

5: 銀塩化銀電極は分極電極と呼ばれる。

国試第15回午前:第75問

電気メスについて誤っている組合せはどれか。

1: 切開作用 ―――― 蒸気爆発

2: 凝固作用 ―――― バースト波

3: 混合作用 ―――― 低ピーク電圧

4: 局所止血作用 ―― バイポーラ電極

5: メス先 ――――― 能動電極

ME2第35回午前:第57問

生体用表面電極について正しいのはどれか。

1: 電極の表面積と電極電位は反比例する。

2: 銀‐塩化銀電極とステンレス電極を併用すると電極電位の差が大きくなる。

3: 電極の接触インピーダンスが小さいほうが筋電図の影響が出やすい。

4: 銀‐塩化銀電極に電極用ペーストを塗布すると電極電位を小さくできる。

5: 電極の表面積が大きいほど交流雑音(ハム)の影響を受けやすい。

ME2第35回午前:第49問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。

2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。

3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。

4: ジュール熱を利用している。

5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。

国試第9回午後:第7問

シールドについて正しいのはどれか。

1: 磁力線を遮断するに誘電体が適している。

2: 真空は電気力線を遮断する。

3: 静電界をシールドするには誘電率の小さい材料が適している。

4: 電波をシールドするには導電率の大きい材料が適している。

5: 透磁率の小さい材料は磁気シールドに適している。

国試第27回午前:第34問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

a: 2.45 GHz の周波数が使用される。

b: 対極板は不要である。

c: 出力エネルギーは組織の水分に吸収される。

d: 組織の比誘電率が大きいほど波長が長くなる。

e: 組織の凝固範囲は電極の形状で変化しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第74問

マイクロ波メスに関係ないのはどれか。

1: マグネトロン

2: 誘電加熱

3: 針状電極

4: 対極板

5: 高周波同軸ケーブル

国試第33回午前:第47問

静電気について正しいのはどれか。

a: 液体では表面に帯電する。

b: 湿度が高いと帯電しにくい。

c: 接地は静電気除去の方法として有効である。

d: 帯電量は絶縁抵抗の小さい物体ほど大きい。

e: 異なる材質の不導体を摩擦すると両材質に同一符号の電荷が帯電する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第71問

マイクロ波手術装置について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 対極板を使用する。

b: 使用中に可燃性ガスを併用しない。

c: 手術電極付近では電気メスを併用しない。

d: 出力同軸ケーブルはガス滅菌する。

e: バイポーラ電極を使用する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第57問

電気メスの熱傷防止対策として不適当なのはどれか。

1: 患者の背部にたまった薬液を拭き取る。

2: 対極板を筋肉質の部分に貼る。

3: 心電図モニタ用の電極はできるだけ小さい電極を使う。

4: 体位変換時に対極板部を点検する。

5: フローティング形電気メスを使う。

ME2第40回午後:第56問

非接地配線方式について正しいのはどれか。

1: ミクロショックを防止できる。

2: 絶縁変圧器の2次側電路を接地する。

3: 接続するME機器の保護接地は不要である。

4: 一線の対地絶縁破壊が生じても電源を供給できる。

5: 絶縁監視装置の表示値が0.1mAで警報が作動する。

ME2第37回午後:第40問

電気メスについて誤っているのはどれか。

1: 出力周波数は10kHz程度である。

2: 最大出力電力は切開で200~400Wである。

3: 最大出力電力は凝固で100~200Wである。

4: 出力電流は数100mA~数A程度である。

5: 凝固モードでのピーク電圧は約3000Vである。

国試第11回午前:第74問

マイクロ波メスに関連のあるのはどれか。

a: マグネトロン

b: 高周波通電

c: 対極板

d: 誘導加温

e: 凝固・止血

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第13問

交通電源式の除細動器について誤っているのはどれか。

1: 通電電流のパルス幅は数msである。

2: 試験には50Ωの負荷抵抗を用いる。

3: 最大出力電圧は数kVである。

4: 充電回路にダイオードが挿入されている。

5: 出力波形はバースト波である。

ME2第39回午前:第56問

電気メスが高周波電流を用いている理由として正しいのはどれか。

1: エネルギーの伝送ロスが少ない。

2: 熱傷の危険が少ない。

3: 漏れ電流が少ない。

4: 電磁障害が少ない。

5: 心室細動電流閾値が高い。

国試第21回午前:第66問

ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: デマンド型はペーシング電極で心内心電図を検出する。

b: ジェネレータはパルス振幅20Vの電気パルスを発生する。

c: VVI型は自発電位に同期して刺激する。

d: 体外式では“distal”のカテーテル電極を本体プラス側に接続する。

e: 出力波形の観測は500Ωの抵抗を付けて行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午前:第41問

生体用電極で正しいのはどれか。

1: 複数の電極を使用する場合には異種の金属電極を使用する。

2: 電極の面積が大きいほど電極インピーダンスは小さくなる。

3: 電極インピーダンスは周波数に比例して増加する。

4: 電極インピーダンスは電気化学反応とは無関係である。

5: 生体との接触面は金属でなければならない。