第26回国試午前7問の類似問題

国試第24回午前:第14問

大動脈弁狭窄症の検査所見で誤っているのはどれか。(臨床医学総論)

1: 胸部エックス線単純撮影で大動脈の狭小化を認める。

2: 駆出性収縮期雑音を聴取する。

3: 心電図は左室肥大を呈する。

4: 心ドップラー検査で大動脈弁口に乱流を認める。

5: 大動脈収縮期血圧は左室収縮期内圧に比べて低い。

国試第27回午前:第83問

誤っているのはどれか。

1: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘度が増加する。

2: 毛細血管内を通過する赤血球は変形する。

3: 脈波伝搬速度は最高血圧で変化する。

4: 体動脈圧の最高値は末梢に行くにしたがって単調に低下する。

5: コロトコフ音は血圧測定に用いられる。

ME2第37回午後:第25問

観血式血圧測定について誤っているのはどれか。

1: 大気開放の位置は右心房の高さにする。

2: 自動フラッシング装置を使用する。

3: カテーテル内に混入した気泡は血管内にフラッシングする。

4: カテーテルが共振すると脈圧が大きくなる。

5: カテーテル先端が凝血すると脈圧が小さくなる。

国試第30回午前:第83問

誤っているのはどれか。

a: 血管壁中のエラスチンの割合が増加すると脈波伝搬速度が速くなる。

b: 安静立位状態では平均動脈圧は測定部位に関わらず同じである。

c: ヘマトクリット値が上昇すると血液の粘性が増加する。

d: 血管内径が小さくなると血管抵抗は上昇する。

e: 末梢血管抵抗が同じであれば心拍出量が増加すると平均血圧は上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午前:第84問

血圧と血液について正しいのはどれか。

a: 安静立位状態では平均動脈圧は測定部位にかかわらず同じである。

b: 動脈血圧のピーク値は体の部位によって異なる。

c: 脈波伝搬速度は血管壁が硬いほど大きい。

d: 四肢の静脈の血流は定常流である。

e: 収縮期血圧は一心拍中で動脈の直径が最小になった時の血圧である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第24問

肺動脈圧が低下しているのはどれか。(循環器学)

1: 心房中隔欠損症

2: 肺動静脈瘻

3: Eisenmenger(アイゼンメンジャー)症候群

4: 僧帽弁狭窄症

5: 肺動脈狭窄症

国試第11回午前:第23問

安静時の心臓について誤っているのはどれか。

a: 成人男子では約300gである。

b: 冠状動静脈血の酸素含有量の差は大きい。

c: 冠血流量は心拍出量の約5%である。

d: 酸素消費量は全体の約25%である。

e: 左房内圧は約100mmHgである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第53問

観血式動脈圧計測について誤っているのはどれか。

1: 高さは心臓に合わせる。

2: 加圧バックは3気圧に設定する。

3: 導管内に凝血ができると波形がなまる。

4: 気泡は共振やなまりの原因となる。

5: 導管を延長するには硬い材質のものを用いる。

国試第12回午前:第25問

左→右シャントの原因となる心疾患はどれか。

a: 動脈管開存症

b: 心房中隔欠損症

c: 大動脈弁狭窄症

d: 肺動脈弁狭窄症

e: 僧帽弁閉鎖不全症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第8問

最も栄養物に富む血液が流れるのはどれか。

1: 総頸動脈

2: 肺静脈

3: 冠動脈

4: 門脈

5: 腎動脈

国試第8回午前:第63問

直接血圧測定法の誤差要因のうち、平均血圧値は正しいが脈圧が減少するのはどれか。

a: トランスデューサの位置が右房の位置より高すぎる。

b: トランスデューサのドーム内に大きな気抱が入っている。

c: カテーテル先端が血管壁にあたって部分的にふさがれている。

d: カテーテルとトランスデューサの系が共振する。

e: ゼフ点がドリフトしている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第5問

次の脈管のうち、最も栄養物に富む血液が流れるのはどれか。

1: 総頸動脈

2: 肺静脈

3: 冠動脈

4: 門脈

5: 腎動脈

国試第24回午後:第6問

誤っているのはどれか。(医学概論)

1: 胸腔内圧は陰圧である。

2: 成人の解剖学的死腔は約150mLである。

3: 残気量はスパイロメータで測定できる。

4: 肺の栄養血管は気管支動脈である。

5: ヘモグロビンの酸素解離曲線はpHが下がると右方に偏位する。

ME2第38回午前:第1問

大動脈と比較したときの毛細血管の特徴として正しいのはどれか。

1: 血流が速い。

2: 血圧が高い。

3: 脈流がある。

4: 管壁が厚い。

5: 断面積の総和が大きい。

国試第3回午前:第70問

誤っているのはどれか。

1: 大動脈中の流れは常に層流である。

2: レイノルズ数が約2,000を超えると層流から乱流へ変わる。

3: パアズイユの流れでは、流量は管径、管長、両端での圧力差に依存する。

4: 生体組織は粘性と弾性をあわせもる。

5: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。

国試第15回午前:第26問

左→右シャントの原因となる心疾患はどれか。

a: 動脈管開存症

b: 心房中隔欠損症

c: 心タンポナーデ

d: 肺動脈弁狭窄症

e: 僧帽弁閉鎖不全症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第8問

最も血圧が低いのはどれか。

1: 大動脈

2: 上腕動脈

3: 毛細血管

4: 上大静脈

5: 肺動脈

国試第15回午前:第15問

誤っているのはどれか。

1: 充血は細動脈の拡張によって起こる。

2: うっ血は静脈血の還流が妨げられることによって起こる。

3: 虚血では単位容積の血液中に含まれる血色素量が基準値以下になる。

4: 止血には血管壁、血小板および凝固因子が関与する。

5: 内皮の傷害は血栓形成の誘因となる。

国試第11回午後:第81問

血液の流れについて正しいのはどれか。

a: 流速は血管壁付近より中心付近の方が速い。

b: ずり速度(200/s以下)が小さいほど血液粘度は大きくなる。

c: ヘマトクリット値が高いほど血液粘度は小さくなる。

d: 血液はニュートン流体とみなせる。

e: 細い血管では心拍動に伴って乱流が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第23問

虚血性心疾患について正しいのはどれか。

a: 心筋の血流が減少することによって発症する。

b: 冠状動脈の硬化性病変が主因である。

c: 心筋梗塞では不可逆的心筋壊死が起きている。

d: 狭心症は安静時には起こらない。

e: 女性は男性より罹患率が高い。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e