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第24回国試午後33問の類似問題

ME2第34回午後:第24問

脳波の高感度記録(5倍感度)の雑音対策として不適切なのはどれか。

1:電極コードは1本ずつ離して配置する。
2:電極ボックスは患者の頭の近くに置く。
3:周囲の医療機器はベッドからなるべく離して配置する。
4:脳波計と同一の電源回線に大電力機器を接続しない。
5:記録中に患者周囲での人の動きがないようにする。

ME2第38回午後:第35問

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)について正しいのはどれか。

1:全身麻酔が必須である。
2:超音波照準方式では造影剤を用いる。
3:生体とのカップリングに脱気水を満たしたメンブレン(袋)を用いる。
4:心電図のT波に同期させて衝撃波を照射する。
5:衝撃波の照射経路に腸管が含まれても安全に施行できる。

国試第2回午後:第62問

除細動器について誤っているのはどれか。

1:出力がフローティング型のものは本体の接地はとらなくてよい。
2:電極にはペーストを十分に塗る。
3:体外通電では、電極は約5kgの力で押し付けられる。
4:心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。
5:心室細動の除細動には体外通電と体内直接通電の二つがある。

ME2第34回午前:第54問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1:距離分解能は送信パルス幅が短いほど向上する。
2:周波数が高いと到達深度が浅くなる。
3:距離(深さ)の換算には約331+0.6t[m/s]の音速が用いられる(t[℃])。
4:周波数は3~12MHz程度が用いられる。
5:パルスドプラ法では1つの探触子で送受信をを行う。

国試第28回午後:第82問

音波について誤っているのはどれか。

1:超音波は周波数が 20kHz よりも高い音波である。
2:超音波は可聴音よりも直進性が高い。
3:音源が観測者に向かって近づいているとき開こえる音は高くなる。
4:伝搬中の疎密波は密の部分で圧力が低下する。
5:超音波診断装置では 0.5~MHz 程度の周波数が利用されている。

国試第16回午後:第82問

電磁波の波長とその領域との組合せで正しいのはどれか。

1:10m ------------- マイクロ波領域
2:10mm ------------ 赤外線領域
3:1μm ------------ 可視光領域
4:100nm ----------- 紫外線領域
5:10nm ------------ ガンマ線領域

国試第1回午前:第59問

超音波について誤っているのはどれか。

1:振動数20kHz以上の音波のことである。
2:波動の緩衝を起こしたり、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。
3:振動数が高いほど指向性が鋭い。
4:2MHzの超音波の波長は生体中で約7mmである。
5:強力な超音波を液体中に照射するとキャビテーションを起こす。

国試第31回午前:第36問

現在用いられているESWLの衝撃波発生方式でないのはどれか。

a:電磁板方式
b:電極放電方式
c:圧電素子方式
d:レーザ方式
e:圧縮空気方式
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第76問

波について正しいのはどれか。(医用機械工学)

a:可視光は縦波である。
b:エツクス線は縦波である。
c:音波は縦波である。
d:ガンマ線は横波である。
e:電磁波は横波である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第68問

電気メス使用中に対極板装着部以外で熱傷がみられた。考えられる原因として誤っているのはどれか。

1:対極板の固定が不十分であった。
2:対極板コードが短めであった。
3:対極板コードがコイル状になっていた。
4:患者と手術台との間に血液がたまっていた。
5:患者が周囲の金展と接触していた。

国試第10回午前:第70問

体外衝撃波結石破砕装置について誤っているのはどれか。

1:電磁振動板で発生させた圧力波は音響レンズで集束させる。
2:回転楕円体の第1焦点で圧力波を発生させると第2焦点に集束する。
3:圧電方式では放物面に並べた圧電素子により集束圧力波を作る。
4:メンブレン方式のカップリングでは空気マットを使用する。
5:バスタブ方式のカップリングでは槽内に脱気水を満たす。

ME2第40回午後:第28問

手術中における電気メスの取扱いで適切なのはどれか。

1:使用時以外はペンシル(メス先)ホルスターに収納する。
2:対極板コードは使用中、コイル状に巻いてまとめておく。
3:対極板コード断線アラームが鳴ったらフットスイッチを使う。
4:メス先電極は消毒して再使用する。
5:胸部手術では対極板は足の甲部分に装着する。

ME2第34回午後:第29問

手動式除細動器の操作として正しいのはどれか。

1:パドル誘導ではパドルの位置を逆にしても心電図波形の極性は変わらない。
2:心室細動の治療ではR波同期機能をONにする。
3:介助者は患者の身体を押さえる。
4:通電電極を強く押しつけると熱傷の恐れがある。
5:患者の酸素吸入は一時停止する。

ME2第35回午後:第57問

電気メスによる熱傷の原因として考えられないのはどれか。

1:体位変換による対極板の剥がれ
2:患者と手術台との間の血液貯留
3:平坦な身体部位への対極板装着
4:患者の足と手術台金属部との接触
5:身体の部分同士のわずかな接触

ME2第40回午後:第4問

高周波カテーテルアブレーションについて誤っているのはどれか。

1:局所麻酔で施行できる。
2:肺動脈カテーテルを用いる。
3:心房細動の治療に用いる。
4:対極板が必要である。
5:高周波電流を流して心筋を焼灼する。

国試第7回午後:第74問

誤っているのはどれか。

1:生体内に皮膚を通して伝達される物理的エネルギーの密度が100mW/cm2以上になると不可逆的障害を引き起こす。
2:神経・筋細胞を興奮させる低周波電流密度は約1mA/cm2以上である。
3:電撃で人体に最も危険な周波数帯域は50~100Hzである。
4:高周波電磁波は10W/cm2以上になって初めて熱傷を引き起こす。
5:超音波によるキャビテーション(空洞化現象)は10W/cm2で起こる。

国試第38回午前:第33問

電気メスによる熱傷の原因として考えられるのはどれか。

a:高周波非接地(フローティング)形電気メスの使用
b:消毒液の貯留
c:対極板の接触不良
d:身体の部分同士の接触
e:ディスポーザブル対極板の使用
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第86問

誤っているのはどれか。

a:人体がビリビリと感じ始める電流値を最少感知電流という。
b:人体への電撃の作用機序は、電流によって発生する熱による組織破壊である。
c:商用交流電流が危険なのは、人体組織がこの周波数付近の電流を最も流しやすいからである。
d:電気メスでミクロショックが起こらないのは、この周波数の電流での発熱が小さいためである。
e:His束心電計では、ミクロショックを考慮した安全規格が要求される。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午前:第57問

生体計測で使用される電極について正しいのはどれか。

a:電極ペーストの主な役割は皮膚と電極との間のインピーダンスを下げることである。
b:電極と電解質との界面で電極電位が発生し基線が変動する原因となる。
c:脳波は針電極を用いるより皿電極を用いた方が雑音の少ない測定ができる。
d:不分極電極を用いると、通常の電極を用いた場合より信号振幅が小さくなる。
e:双極導出とは基準電極との電位差を差動増幅器を用いて測定する方法である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第39問

電撃に対する人体反応で誤っているのはどれか。(医用機器安全管理学)

1:最小感知電流値に1kHz以上では周波数に比例して上昇する。
2:マクロショックの心室細動誘発電流値の1/1000でミクロショックは生じる。
3:ミクロショック電流値は体重が軽いほど大きくなる。
4:離脱限界電流値は10~20mAである。
5:女性のマクロショック電流値は男性よりも小さい。