正しいのはどれか。
a: キャビテーションは気体中でのみ起こる現象である。
b: 音の強さの単位はワットである。
c: 音の強さと感覚上の音の大きさの間にはウェーバ・フェヒナの法則が成り立つ。
d: 音源が近づいたり遠ざかったりするとき、周波数が変化して聞こえるのはドップラ効果のためである。
e: ドップラ効果は超音波では観察されない現象である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
可聴音におけるドプラ効果において、観測される音の周波数変化に影響しない因子はどれか。
1: 音波の振幅
2: 風 速
3: 音源と観測者の速度ベクトルのなす角度
4: 音源の速さ
5: 観測者の速さ
可聴音の音波の振動数はおよそ20Hz~20kHzである。この振動数の音波が大気中を伝搬するときの波長で正しいのはどれか。ただし、音速は340m/sとする。
1: 8.5mm~8.5m
2: 1.7cm~17m
3: 54cm~540m
4: 4m~4km
5: 68m~68km
誤っているのはどれか。
1: 波動を伝える物質を媒質という。
2: 弾性体では縦波と横波が存在し得る。
3: 波動の干渉は縦波と横波が重なることによって生じる。
4: 定常波の振幅には腹と節とがある。
5: 空気中を伝わる音波は縦波である。
a: 2000Hzの音波は超音波である。
b: 頭蓋骨を伝わる音速は約1500m/sである。
c: 音響インピーダンスは密度と音速の積である。
d: 音波は音響インピーダンスの異なる組織の境界面で反射する。
e: 骨の音響インピーダンスは筋肉より大きい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
超音波について正しいのはどれか。
a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。
b: 干渉性はない。
c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。
d: 周波数が高いほど指向性は鋭い。
e: 音波の強さは周波数の二乗に比例する。
d: 周波数が高いほど生体内到達深度が浅い。
e: 音波のエネルギーは周波数の二乗に比例する。
生体の超音波特性について誤っているのはどれか。
a: 心筋の減衰定数は肺より大きい。
b: 減衰定数は周波数に反比例する。
c: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で表される。
d: 横波より縦波の方が重要である。
e: 超音波エネルギーはハイパーサーミアに利用される。
音の伝搬について正しいのはどれか。
a: 水中では粗密波は伝搬しない。
b: 空気中でも水中でも横波は伝搬しない。
c: 水中の音速は約1,500m/secである。
d: 空気中の音速は温度に依存する。
e: 水中の音速は空気中の音速より小さい。
超音波診断装置について誤っているのはどれか。
1: 距離分解能は送信パルス幅が短いほど向上する。
2: 周波数が高いと到達深度が浅くなる。
3: 距離(深さ)の換算には約331+0.6t[m/s]の音速が用いられる(t[℃])。
4: 周波数は3~12MHz程度が用いられる。
5: パルスドプラ法では1つの探触子で送受信をを行う。
1000Hzの静止音源に観測者が接近したとき、聞こえる音の振動数が1060Hzであった。観測者の速度[m/s]に最も近いのはどれか。ただし、音速は340m/sとする。
1: 10
2: 15
3: 20
4: 25
5: 30
a: 同じ性質で位相の異なる二つの波が重なると干渉を起こす。
b: 弾性体中を伝わる縦波と横波の進行速度は常に同じである。
c: 気体中の音速は温度に無関係である。
d: 気体中を伝わる音波には縦波と横波の二種類がある。
e: 水や生体組織中での音速は約1,500m/sである。
a: 空気を含む組織をよく通過する。
b: 血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。
c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。
d: 音響インピーダンスは密度と音速との積である。
e: 胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。
超音波検査で誤っているのはどれか。
a: ドップラは運動している物体から反射される超音波の周波数が入射超音波周波数と異なることを利用する。
b: Mモードは反射波を生じる界面の時間的動きを二次元的に表示する。
c: Bモードは反射波を基線上のスパイクとして表示する。
d: 音響インピーダンスは密度と音の吸収率の積で表される。
e: 超音波エコー断層法に使用される超音波の波長は0.15~1.5mmである。
電磁波について誤っているのはどれか。
1: 波長は周波数に比例する。
2: 真空中の伝搬速度は光速である。
3: 赤色光は青色光より波長が長い。
4: 電界と磁界が相互に影響し合うので電磁波と呼ばれる。
5: 波長が短いほど直進性が強い。
超音波画像計測について正しいのはどれか。
a: 生体軟部組織中の音速は約340m/sである。
b: 超音波の周波数が高いほど体内での減衰が小さい。
c: 超音波は音響インピーダンスが異なる界面で反射する。
d: 心室壁の厚さを測定できる。
e: 血管内から血管の断面を観察できる。
静止している観測者に向かって音源が音速の1/10の速さで近づくとき、観測者が聞く音の振動数は音源が出す音の振動数の何倍か。
1: 9/10
2: 10/11
3: 11/10
4: 10/9
5: 11/9
音のドップラ効果について正しいのはどれか。
a: 音源と観測者とが相対的運動をしている時に生じる現象である。
b: 音の強さに関する現象である。
c: 音の定常波に関する現象である。
d: 音の指向性に関する現象である。
e: 音の周波数に関する現象である。
図のように、直線上を観測者と振動数f0の音源が互いに近づきながら移動している。観測者の速さをv1、音源の速さをv2とするとき、観測者の聞く音の振動数はどれか。ただし、音速をCとする。
超音波診断について正しいのはどれか。
1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。
2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。
3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。
4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。
5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。
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