第23回国試午前29問の類似問題

国試第2回午前:第10問

正常成人について誤っているのはどれか。

1: 肺胞気の酸素分圧は約100mmHgである。

2: 安静時の心拍出量は1分間に約5Lである。

3: 機能的残気量は予備呼気量と残気量との和である。

4: 不整脈のない心電図では、1分間の心拍数は60をR-R間隔(秒)で除して求められる。

5: 左室の収縮期圧は右室の収縮期圧にほぼ等しい。

国試第4回午後:第72問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

a: 観血的な測定器である。

b: 測定部を透過した光の強度が心拍動に同期して変化する現象を利用する。

c: 酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの光吸収スペクトルの相違を利用する。

d: 異常ヘモグロビン存在時には正確な測定ができない。

e: 動脈血酸素含有量を測定する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午後:第27問

麻酔器の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: 亜酸化窒素の補助ボンベのバルブを開き圧力を確認した。

2: 二酸化炭素吸収剤が白色であることを確認した。

3: APL(ポップオフ)弁を開けて呼吸回路のリークテストをした。

4: 酸素濃度計の校正を室内空気と純酸素の2点で確認した。

5: 麻酔ガス排除装置の回路の接続を確認した。

国試第30回午前:第30問

スパイロメータで計測できないのはどれか。

1: 最大吸気量

2: 予備吸気量

3: 1回換気量

4: 肺活量

5: 残気量

国試第36回午前:第29問

パルスオキシメータの測定誤差の要因とならないのはどれか。 

1: 患者の体動 

2: 大気圧の低下 

3: 末梢循環不全 

4: 異常ヘモグロビン 

5: 診断用色素の投与 

国試第9回午前:第62問

光による生体計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので利用できない。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午後:第64問

人工呼吸器のグラフィックモニタで評価できないのはどれか。

a: 気道抵抗

b: カフリーク

c: 機能的残気量

d: 肺内シャント

e: 胸郭肺コンプライアンス

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第40問

人工呼吸下の患者の最高気道内圧に影響を与えるのはどれか。

a: 肺・胸郭コンプライアンス

b: 呼吸回路の機械的死腔

c: 吸気終末休止(EIP)

d: 吸気流速

e: 気管チューブの内径

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午後:第29問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: デオキシヘモグロビンの赤色光の吸収係数はオキシヘモグロビンよりも大きい。

2: 赤色光と赤外光の2波長を同時に発光して受光する。

3: 酸素飽和度が100%のとき、酸素分圧は100 mmHg である。

4: 一酸化炭素中毒の患者でも正しく計測できる。

5: 遠心ポンプを使った人工心肺施行中の患者でも計測できる。

国試第13回午前:第41問

全身麻酔器について誤っているのはどれか。

1: ボンベからガスを得るときは6.5~7.5kgf/cm2に減圧する。

2: 酸素流量計の位置は各流量計の最左端(向かって右側)に規定されている。

3: ソーダライム100gは大気圧・室温で15~20lのCO2を吸収する。

4: 気化器をバイパスして大量の酸素ガスを直接呼吸回路へ供給する機能がある。

5: 酸素の供給が止まると亜酸化窒素の供給も止まる。

国試第9回午前:第29問

正しいのはどれか。

1: 1気圧下で乾いた空気のPO2は149mmHgである。

2: 1気圧下で37°C、湿度100%の空気のPO2は159mmHgである。

3: 肺胞気酸素分圧(PAO2)はPaCO2を変える操作を加えても変化しない。

4: 肺内シャントは肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDo2)を小さくする。

5: 肺胞気二酸化炭素分圧(PACO2)は肺胞換気量に逆比例する。

国試第5回午前:第84問

光による計測について正しいのはどれか。

a: 無侵襲計測に利用される。

b: 動脈血の酸素飽和度の計測に用いられる。

c: 脈波の計測に利用される。

d: 可視光は組織を透過しないので赤外光を用いる。

e: 患者監視には適さない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第8問

血圧について正しいのはどれか。

a: 最高血圧は心臓の弛緩期の血圧である。

b: 交感神経の緊張は最低血圧を低下させる。

c: コロトコフ音を聴取することによって血圧が測定できる。

d: 眼底血圧は正常人では上腕血圧の約1/2の値を示す。

e: 高血圧が続くと心臓が肥大する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午前:第5問

成人の安静呼吸時で標準的な値はどれか。

1: 解剖学的死腔量は500mLである。

2: 胸腔内圧は-5~-8cmH2Oである。

3: 動脈血の酸素分圧は50mmHgである。

4: 一回換気量は1000mLである。

5: 混合静脈血の酸素飽和度は50%である。

国試第3回午前:第22問

標準的な酸素解離曲線を考えたとき、呼吸不全と診断する 動脈血酸素飽和度の基準はどれか。

1: 90%以下

2: 80%以下

3: 70%以下

4: 60%以下

5: 50%以下

ME2第35回午後:第26問

上腕で測定する聴診法による血圧測定で、最高血圧値が実際より低く判定されるのはどれか。

1: カフの幅が狭すぎる。

2: 水銀柱の位置が心臓より高い。

3: 水銀柱の位置が心臓より低い。

4: 水銀柱が傾いている。

5: 脱気速度が速すぎる。

国試第33回午前:第30問

血液ガス測定における pH 電極に用いられる測定法はどれか。

1: ポテンショメトリック法

2: アンペロメトリック法

3: ボルタンメトリック法

4: インピーダンス法

5: ポーラログラフィ法

国試第11回午後:第43問

人工呼吸器のスイッチを入れても送気しなかった。 点検すべき箇所はどれか。

a: 酸素濃度計

b: 換気量計

c: 高圧ガス管接続部

d: ブレーカ

e: 吸気弁

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第43問

人工呼吸開始後に気道内圧が異常に上昇した。点検すべき項目はどれか。

a: 吸気相:呼気相比(I:E比)

b: 高圧ガスの供給圧

c: 1回換気量

d: PEEP設定値

e: 呼気側回路

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第29回午前:第29問

観血式血圧測定について正しいのはどれか。

1: チューブ内に気泡が混入すると平均血圧が下がる。

2: 血管内に留置したカテーテル内を蒸留水で満たす。

3: 加圧バッグの内圧は収縮期血圧に等しくする。

4: ゼロ校正の基準は中心静脈圧が使われる。

5: フラッシュデバイスは抗凝固薬の持続注入機能をもつ。