人工心肺のローラポンプについて誤っているのはどれか。
1: 構造が単純である。
2: 流量計がいらない。
3: 血圧の変動で流量が変化する。
4: オクルージョンの調整が必要である。
5: 弁機構がいらない。
従量式人工呼吸器について正しいのはどれか。
a: 換気量直接設定方式と吸気流量・吸気時間設定方式がある。
b: 終末吸気気道内圧を設定することによって換気量を決める方式である。
c: 回路の漏れは問題にならない。
d: 重症呼吸不全患者に適している。
e: 呼吸量、吸入圧のモニタが重要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
低流量(例1ml/h)で、もっとも精度よく輸液できるポンプはどれか。
1: フィンガポンプ
2: ローラポンプ
3: シリンジポンプ
4: ボルメトリックポンプ
5: バネ式インフューザ
輸液ポンプについて正しいのはどれか。
1: 微量薬液を高い定常性で送れるのはペリスタルティック方式である。
2: 流量制御型の方が滴数制御型よりも流量の精度が高い。
3: シリンジ型で起きるサイフォニング現象では、薬液がシリンジへ逆流する。
4: ペリスタルティック方式の場合、輸液セットのクレンメを機器本体よりも上 につける。
5: JIS では輸液ポンプの精度は設定値に対して誤差が !15%以内と規定されて いる。
図の記号がついた輸液ポンプについて正しいのはどれか。
1: 患者装着部がフローティングされている。
2: クラスIのME機器である。
3: 2 Pコンセントで使用できる。
4: ミクロショック対策がされている。
5: 防滴構造になっている。
滴下式輸液ポンプについて正しいのはどれか。
1: シリンジポンプより流量精度が低い。
2: 流量センサのゼロ点調整を定期的に実施する。
3: 薬液の密度は無視できる。
4: 滴下センサには赤色光が使用される。
5: 流量誤差は総設定量の±20%まで許容される。
気管吸引について正しいのはどれか。
a: 人工呼吸器装着中は時間を決めて行う。
b: 人工呼吸器装着中は換気量や気道内圧が効果の指標となる。
c: 1 回の吸引操作で 10 秒以上の陰圧はかけない。
d: 重篤な低酸素血症は絶対的禁忌である。
e: 滅菌手袋を使用しなければならない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工呼吸器について正しいのはどれか。
a: 従圧式では補助呼吸性能がよい。
b: 従圧式ではPEEPができる。
c: 従量式では回路に漏れがあっても換気量は保たれる。
d: 従量式では気道内圧をモニタする必要はない。
e: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。
ローラポンプの流量特性はどれか。ただし、圧閉度調整は適正とする。
人工心肺のカニューレについて誤っているのはどれか。(体外循環装置)
1: 血流に対する抵抗を小さくするためには小さな口径が望ましい。
2: 充填血液量を少なくするためには小さな口径が有利である。
3: 拍動流ポンプでは大きな口径のカニューレが必要である。
4: 送血カニューレが細すぎると先端部でキャビテーションを生じる可能性がある。
5: 送血カニューレが太すぎると動脈壁を損傷する。
1: 呼気弁は呼気時に閉じる。
2: 体外式陰圧換気法が主流である。
3: 人工呼吸器を吸引配管に接続する。
4: ホースヒータは回路内の結露を防止する。
5: コンプレッサ内蔵機種では酸素ガスは使用しない。
a: 従量式では回路に少々洩れがあっても換気量はよく保たれる。
b: 従量式は最近あまり用いられない。
c: 従量式ではコンプライアンスの変化による換気量への影響が少ない。
d: 従圧式は補助呼吸性能がよい。
e: 従圧式の長所はPEEPができることである。
滴下制御型輸液ポンプで検知できないのはどれか。
1: 輸液ルートの閉塞
2: 気泡の混入
3: フリーフロー
4: 輸液ボトルの空状態
5: 血管外への輸液漏れ
フィンガポンプとシリンジポンプについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: フィンガポンプはチューブを順次圧迫して薬液を送り出す。
b: フィンガポンプの滴下センサには可視光線が用いられる。
c: シリンジポンプにはフリーフローは発生しない。
d: 微少流量の薬液投与にはフィンガポンプの方が適している。
e: 塩化ビニル吸着性薬剤の投与にはシリンジポンプの方が適している。
輸液ポンプに用いられていない検出機能はどれか。
1: 閉 塞
3: 接続部からの液漏れ
4: バッテリ電圧の低下
5: 流量の異常
容積型の血液ポンプはどれか。
a: サック型ポンプ
b: 遠心ポンプ
c: 軸流ポンプ
d: ダイアフラム型ポンプ
e: ローラポンプ
フィンガー式輸液ポンプで使用されているセンサーについて誤っているのはどれか。
1: チューブの膨張から輸液回路の閉塞を検出する。
2: 超音波の透過量によって気泡の混入を検出する。
3: 赤外線の受光量によって滴下数を検出する。
4: ホールセンサを用いてドアの開閉状態を検出する。
5: 加圧板を用いて輸液セットの種類を検出する。
輸液ポンプの使用で誤っているのはどれか。
1: シリンジ式では気泡検出ができない。
2: シリンジ式は患者より高い位置にセットする。
3: フィンガ式ではフリーフローがおこる。
4: シリンジ式ではサイフォニングがおこる。
5: 麻酔維持にはシリンジ式が使われる。
シリンジポンプについて正しいのはどれか。
a: 自然滴下方式である。
b: 気泡混入検出機能がある。
c: 薬剤の精密注入に用いる。
d: サイフォニング現象が起こる。
e: 大量輸液を行う際に有用である。
持続注入ポンプについて誤っているのはどれか。
1: 注入圧アラームが作動した場合は回路の閉塞を点検する。
2: 近くで携帯電話を使用すると誤動作することがある。
3: 輸液の色によって気泡検出機能が誤動作することがある。
4: シリンジポンプは輸液ポンプより微量注入に適している。
5: ドロップセンサ方式では日光の直接照射は誤動作の原因となる。
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