第2回国試午後78問の類似問題

国試第3回午後:第90問

ME機器の安全管理について適切なのはどれか。

a: 機器の安全管理には、その専門家である臨床工学技士のみが従事すべきである。

b: 機器の安全管理には、始業点検、終業点検および定期点検の3つで十分である。

c: 始業点検では安全に関する点検が重要なので、主として洩れ電流の測定をすればよい。

d: 機器の購入の際、市販品に適当なものがなければ、設計し、特別注文してもよい。

e: 保守点検後、調整や修理によっても一定水準に復帰できない機器は廃棄すべきである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第90問

ME機器の安全管理について適切なのはどれか。

a: 機器の安全には、その専門家である臨床工学技士のみが従事できる。

b: 機器の安全管理には、始業点検、終業点検および定期点検の3つの点検で十分である。

c: 始業点検では安全に関する点検が重要なので、主として漏れ電流の測定をすればよい。

d: 機器が納入される再は、マニュアルにしたがって受け入れ試験を実施する。

e: 保守点検後、調整や修理によっても一定の水準に復帰できない機器は廃棄すべきである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第80問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 保守点検作業にはチェックリストが有用である。

b: 機器の購入評価には臨床工学技士も加わるべきである。

c: 機器の故障が発見されれば修理は製造業者に依頼してもよい。

d: 機器の受け入れに必要な工学的評価に関するテストをバビンスキーテストという。

e: 機器の管理は、機器の購入、受け入れテスト、教育・訓練、保守点検、修理までの段階を考えればよい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第86問

ME機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 患者に直接装着する機器のみを点検の対象とする。

b: 納入後、ベンチテストによる工学的評価を行う。

c: 保守点検作業の結果はチェックリストに記録し保管する。

d: 故障頻度はMTBFによる時系列的管理が重要である。

e: 機器の廃棄は安全管理業務に含まれない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第86問

医用機器の保守管理を行う際、誤っているのはどれか。

1: 選定段階で機器の試用テストを行い操作性を確認する。

2: 納品段階で簡単な受け入れ試験を行い性能を確認する。

3: リード線が断線した場合は院内で予備のリード線と交換する。

4: チェッカを用いて機器の安全性を点検する

5: 性能向上のため機器を改造する。

国試第1回午後:第86問

生命維持管理装置の始業点検について正しいのはどれか。

a: 機器を操作する医療従事者が行う。

b: 安全に関する必要な処置の確認を行う。

c: 信頼性に関して重要な性能の確認を行う。

d: 装着部を患者に接続しておこなう。

e: 劣化の早期発見を主目的とする点検である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第41問

ME機器の保守点検で正しいのはどれか。 

1: 外観点検は機器に手を触れずに目視で行う。 

2: 作動点検は患者に使用する前までの点検のことをいう。 

3: 安全性点検は機器のオーバーホールを含む。 

4: 性能点検は機器の定性的試験のことをいう。 

5: 故障点検は故障原因究明を目的とする。 

国試第2回午後:第77問

ME機器の保守点検について正しいのはどれか。

a: 定期点検の主な点検項目として、電気的な安全性試験、電気的特性試験、機械的特性試験などがある。

b: 始業点検と故障点検のことを日常点検という。

c: 始業点検の目的として最も重要なものは、機器故障の原因究明である。

d: 保守点検におけるチェックリストは定期点検時のみ必要である。

e: 機器を廃棄処分にするかどうかの判定は、ベンチテストや臨床的評価による性能評価結果と安全性評価結果に基づいて行わなければならない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第85問

ME機器の保守点検で誤っているのはどれか。

1: 始業点検で最も重要なのは接地漏れ電流の測定および出力波形の観測である。

2: 終業点検では患者の状態に異常がないか確認した後、機器の基本的な作動点検を行い始業前の状態に戻す。

3: 故障点検ではまず取扱い上の誤りか、機器本体の故障かを判定する。

4: 使用中の故障点検は医師による患者の安全確保のもとに行う。

5: 点検はその内容によっては、他の機器の破壊や不良動作の原因になる。

国試第13回午前:第86問

ME機器の保守点検で誤っているのはどれか。

1: 始業点検で最も重要なのは接地漏れ電流の測定である。

2: 終業点検では外観点検を行う。

3: 故障点検では先ず取扱い上の誤りか、機器本体の故障かを判定する。

4: 使用中点検では機器が安全かつ効果的に作動しているかを点検する。

5: 定期点検における点検周期は同種の機器でも使用頻度によって異なる。

国試第1回午後:第87問

定期点検について誤っているのはどれか。

a: 計画的に行う。

b: 医用機器の性能について点検する。

c: 医用機器の安全性について点検する。

d: チェックリストは不要である。

e: 機器の故障の原因究明のために行う。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第84問

ME機器の保守管理者の一員としての臨床工学技士が行うことで誤っているのはどれか。

1: 正しく、かつ安全に使用されるよう機器を管理する。

2: 患者、操作者・介助者および環境の安全を確保するよう配慮する。

3: 停電等の緊急事態発生時の対処について訓練を受ける。

4: 保守点検後、調整や修理によっても一定の水準に復帰しない機器は廃棄すべきであることを提言する。

5: 医療ガスの安全に関しては専門業者に任せる。

国試第14回午前:第86問

医用機器の安全管理について正しいのはどれか。

a: 受入れ試験では臨床的評価は必要としない。

b: 機器管理の一つとして点検記録の整理がある。

c: 機器の定期点検にはチェックリストを用意する。

d: 機器の使用に際して緊急事態処理の訓練・教育も必要である。

e: 機器の廃棄の決定にMTBFによる評価は適切でない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第76問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: ベンチテストは定期的に行う必要がある。

2: 初期故障は主に使用者に原因がある。

3: 生命維持管理装置の定期点検の頻度は法令で定められている。

4: 故障率の時間的な変化が比較的少ないのは偶発故障期間である。

5: 終業点検とは機器を廃棄する際の安全性の点検のことである。

国試第11回午前:第85問

保守点検について正しいのはどれか。

a: 終業点検の目的の一つとして安全性劣化の発見がある。

b: 日常点検を効率よく実施するのにチェックリストが必要である。

c: 始業点検では機能点検が主となる。

d: 故障点検には修理も含まれる。

e: 修理後の機器の使用前には定期点検に準じた点検が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第86問

安全管理技術について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 液化酸素ボンベが倒れると危険なのであらかじめ倒しで使用する。

2: 使用中点検として漏れ電流を測定する。

3: 始業点検は外観点検や作動点検より機能点検が主になる。

4: 定期点検における点検周期は機器の使用頻度で異なる。

5: 医療ガス配管端末器の始業点検ではガス流量を測定する。

国試第16回午前:第76問

臨床工学技士による医用機器管理業務で適切でないのはどれか。

1: 電気メスの購入に当たって性能に関する医師の要望をメーカに伝えた。

2: 新規購入機器の操作法を手術室で指導した。

3: 心電図モニタの患者リード線が断線したので修理した。

4: 脳波検査室で脳波計を使用中に接地漏れ電流を測定した。

5: 患者から摘出した植込み式ペースメーカの出力電圧を測定した。

国試第3回午後:第78問

機器購入段階における臨床スタッフとの意見交換で、まず第一に決定すべき事項はどれか。

1: 価格

2: 耐久性

3: 経済性

4: 仕様

5: 互換性

国試第19回午前:第76問

臨床工学技士の業務について正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: 正当な理由なしに業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。

b: 医用電気機器について行える業務はJISに規定されている。

c: 機器の保守点検は臨床工学技士以外は行えない。

d: 医用電気機器の漏れ電流試験には医師の書面による指示が必要である。

e: 医療施設の受電設備の保守は業務の範囲外である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第85問

医療におけるシステム安全について正しいのはどれか。

a: 多数の機器からなる医療システムでは、一つの機器の故障はシステム全体の故障につながらない。

b: システム安全の対策として操作者の教育も含まれる。

c: 事故情報の分析には故障モード効果分析が用いられる。

d: 異常状態の発生を予知する安全対策をフェールセイフという。

e: コンピュータシステムを含まない機器ではシステム安全を考慮しなくてもよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e