第2回国試午後51問の類似問題

国試第36回午後:第74問

血液浄化に関連して正しい組合せはどれか。 

a: 限外濾過溶質の濃度差による移動 

b: 拡散圧力差による移動 

c: 浸透溶媒の移動 

d: 半透膜細孔によるふるい分け 

e: 吸着吸着材への溶解 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第70問

血液希釈体外循環の利点はどれか。

a: 血液粘度の低下

b: 血液有形成分の破壊の減少

c: 膠質浸透圧の上昇

d: 酸素運搬能の増加

e: 輸血量の節約

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第54問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係がない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一血液透析器を用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析器圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血流量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第58問

透析療法における物理化学的原理で誤っているのはどれか。

1: 拡散は溶質の濃度差を推進力とする。

2: 濾過は膜間圧力差を推進力とする。

3: 吸着は溶質と膜材質との相互作用による。

4: 半透膜はその孔径によって溶質分子をふるい分ける。

5: 溶質分子量が大きいほど拡散速度は大きい。

国試第17回午後:第55問

人工肺のガス交換性能を向上させるものとして誤っているのはどれか。

1: ガス透過抵抗の小さいガス交換膜を選ぶ。

2: 血液の流れを不均一にして攪拌効果を上げる。

3: 血液とガス側との分圧差を大きくする。

4: 膜を厚くする。

5: 膜面積を大きくする。

国試第35回午後:第70問

体外循環における血液希釈の利点はどれか。 

1: 溶血の軽減 

2: 血液粘性の増加 

3: 酸素運搬能の増加 

4: 膠質浸透圧の上昇 

5: 代謝性アルカローシスの軽減 

国試第28回午後:第74問

オンライン血液透析濾過について誤っているのはどれか。

1: 透析液の一部を補充液として使用する。

2: 認可された多用途透析装置を使用する。

3: ダイアライザを使用する。

4: 定められた水質基準を満たした透析液を使用する。

5: エンドトキシン捕捉フィルタを使用する。

国試第31回午後:第79問

維持血液透析における尿素のKt/Vについて誤っているのはどれか。

1: 透析量を表す。

2: 1.2以上が推奨されている。

3: 蛋白異化率に比例する。

4: 生命予後規定因子である。

5: 無次元数である。

国試第2回午後:第43問

血液浄化法について正しいのはどれか。

a: 現在、我が国で行われている血液濾過は前希釈方式を用いている。

b: 血液濾過では中分子物質のクリアランスに比べ小分子物質のクリアランスは大きい。

c: 吸着法では血中コレステロールの除去はできない。

d: 血液吸着で用いられている活性炭では電解質、pHの調整はできない。

e: DFPPではアルブミンの回収ができる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第57問

血液透析の目的はどれか。(血液浄化装置)

a: エリスロポエチンの是正

b: 電解質バランスの是正

c: 除水

d: 酸塩基平衡の是正

e: ビリルビンの吸着

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第28問

血液濾過法の特徴として正しいのはどれか。

a: 自己免疫疾患に有効である。

b: 血液透析よりも無菌処理への配慮が少なくて済む。

c: 不均衡症状を起こしにくい。

d: 血液透析と比較して中分子量物質の除去効率がよい。

e: 血液透析と比較して小分子量物質の除去効率がよい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午後:第49問

膜型人工肺について正しいのはどれか。

a: 均質膜は多孔質膜よりガス交換効率がよい。

b: 均質膜では血漿漏れが生じにくい。

c: 多孔質膜では気体分子が細孔を通過して拡散する。

d: 多孔質膜では気泡が血液に混入するおそれがある。

e: 多孔質膜としてシリコーン膜が用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第71問

体外循環における血液希釈の目的として正しいのはどれか。

a: 血液粘性の増加

b: 酸素運搬能の増加

c: 輸血量の減少

d: 溶血の軽減

e: 膠質浸透圧の上昇

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第59問

流量が一定の条件下で病因物質の除去速度が最も大きくなるのはどれか。(血液浄化装置)

1: 血液と透析液とを同じ方向に流す。

2: 血液と透析液とを直交させて流す。

3: 血液と透析液とを反対方向に流す。

4: 血液の一部を再循環する。

5: 透析液の一部を再循環する。

国試第5回午後:第49問

誤っているものはどれか。

1: 血液透析に用いられている物理的原理は拡散と限界濾過である。

2: 拡散移動の推進力は半透膜を介する溶液の濃度差である。

3: 拡散現象では溶媒だけが移動する。

4: 濾過の推進力は膜間にかかる圧力差である。

5: 半透膜による濾過を限界濾過と呼んでいる。

国試第3回午後:第44問

正しいのはどれか。

a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。

b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。

c: 同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。

d: 透析液圧は限外濾過圧に関係しない。

e: 除水量は血液量に比例して減少する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第76問

最も大きな細孔をもつ分離膜はどれか。

1: 逆浸透膜

2: 透析膜

3: 限外濾過膜

4: 血漿成分分画膜

5: 血漿分離膜

国試第9回午後:第66問

透析液を用いない血液浄化法はどれか。

a: 連続的血液濾過

b: 血液透析濾過

c: 間欠的腹膜透析

d: 血漿交換

e: 直接血液灌流

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第48問

体外循環について誤っているのはどれか。

1: 生体の酸素需要に見合う灌流量を保つ。

2: 術前の収縮期血圧を維持する。

3: 末梢血管抵抗は適正灌流量の指標となる。

4: 低体温は適正灌流量に対する安全域を拡大する。

5: 血液希釈は微小循環を改善する。

国試第18回午後:第66問

血漿吸着療法および血液吸着療法の適応と使用吸着剤との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)

a: 透析アミロイドーシス 活性炭

b: 重症敗血症 ポリミキシンB固定化線維

c: 巣状糸球体硬化症 キストラン硫酸固定化セルロースビーズ

d: 潰瘍性大腸炎 ポリエチレンテレフタレート

e: 薬物中毒 ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e