成人維持透析患者の食事療法について正しいのはどれか。
a: 0.4~0.6g/kg体重/日程度の蛋白制限が必要である。
b: 水分摂取には制限はない。
c: カリウム摂取には制限を要する。
d: 7g/日以下の塩分制限が望ましい。
e: リン摂取が推奨される。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
重症の出血性病変を有する患者に対する血液浄化療法で使用される抗凝固薬はどれか。
1: 非分画ヘパリン
2: 低分子量へパリン
3: クエン酸ナトリウム
4: ナファモスタットメシル酸塩
5: アルガトロバン
血液透析液に用いられる緩衝剤はどれか。
a: リン酸
b: 炭酸水素ナトリウム(重曹)
c: 酢酸
d: ブドウ糖
e: 塩化ナトリウム
高気圧酸素治療の適応として正しいのはどれか。
a: 急性一酸化炭素中毒
b: 本態性高血圧症
c: 急性中耳炎
d: 脳空気塞栓
e: バージャー病
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)対策で誤っているのはどれか。
1: 透析時間の延長
2: 炭酸カルシウム内服
3: カルシウム受容体作動薬内服
4: 副甲状腺摘除術
5: リン含有食品の積極的な摂取
標準体重60kg無尿の血液透析患者の食事療法で正しいのはどれか。
a: 食塩15g/日
b: リン800mg/日
c: タンパク質70g/日
d: カリウム4000mg/日
e: エネルギー1000kcal/日
血液透析液について正しいのはどれか。
a: アルカリ化剤には乳酸塩を用いる。
b: Na濃度は130~140mEq/lである。
c: K濃度は2mEq/lである。
d: Ca濃度は2.5~3.5mEq/lである。
e: Mg濃度は3.0~4.5mEq/lである。
市販の血液透析液に含まれていないのはどれか。
a: 重炭酸
b: リン
c: 乳酸
d: イコデキストリン
e: 酢酸
透折中の空気誤入時の対処法で正しいのはどれか。
a: 酸素吸入を行う。
b: 透析液流量を下げる。
c: 抗凝固薬の量を増やす。
d: 血管拡張薬を投与する。
e: 頭を低くして左側臥位をとらせる。
市販されている血液透析用の透析液中の濃度で正しいのはどれか。
a: 重炭酸 30mEq/L
b: カルシウム 3.0mEq/L
c: カリウム 6.0mEq/L
d: 無機リン 4.5mg/dL
e: マグネシウム 3.0mEq/L
慢性糸球体腎炎で血圧160/94mmHg、血清クレアチニン値6.0mg/dL、浮腫がない第3期慢性腎不全患者の食事療法として誤っているのはどれか。
1: 蛋白の制限
2: 十分な熱量の投与
3: 食塩の制限
4: 水分の制限
5: カリウム塩の制限
血液透析療法について正しいのはどれか。
1: 我が国の患者数は30万人以上である。
2: 患者の平均年齢は30歳代である。
3: 飲食に制限はない。
4: アミロイドーシスは重要な合併症である。
5: 開始後5年生存率は約40%である。
血液透折(HD)で補給するのはどれか。
a: カリウムイオン
b: 炭酸水素イオン(重炭酸イオン)
c: カルシウムイオン
d: マグネシウムイオン
e: アルミニウムイオン
血液透析液組成として正しい組合せはどれか。
1: カリウム―――――2.5mEq/l
2: リン―――――――5.0mg/dl
3: マグネシウム―――4.0mEq/l
4: 酢酸―――――――0.5mEq/l
5: ブドウ糖―――――400mg/dl
慢性透析患者の血圧上昇の原因として正しいのはどれか。
a: 血管内水分量の過剰
b: レニン分泌の過剰
c: BUNの上昇
d: 血中リン値の上昇
e: ヘマトクリット値の低下
腎不全でみられる血液検査の異常で誤っているのはどれか。
1: 代謝性アルカローシス
2: 高リン血症
3: 低カルシウム血症
4: 高カリウム血症
5: 低ヘモグロビン血症
正しいのはどれか。
a: 血液透析は小分子量物質の除去効率がよい。
b: 血漿交換法は免疫疾患の治療に用いられている。
c: 活性炭を用いる血液吸着は尿素の除去効率が悪い。
d: 腹膜潅流用の透析液の浸透圧は血液透析液のそれより低い。
e: 血液濾過は不均衡症状を起こしやすい。
透析液管理で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)
a: 軟水化装置はクロラミンを除去する。
b: 2液混合型では原液を混合した後に希釈する。
c: 活性炭吸着装置は軟水化装置の上流に設置する。
d: 透析液温監視装置は高温による溶血を防止する。
e: エンドトキシンカットフィルタは複数箇所に設置する。
清浄化した透析液を置換補充液として利用する治療はどれか。
1: 血液透析
2: 血液濾過
3: オンライン血液透析濾過
4: 持続的血液透析濾過
5: 持続的腹膜透析
慢性腎不全の合併症への対応で適切でない組合せはどれか。
1: 貧血 ----------------------- エリスロポエチン製剤の投与
2: 痛風 ----------------------- 尿酸生成抑制薬の投与
3: 高カリウム血症 -------------- イオン交換樹脂の使用
4: 高リン血症 ------------------ リン吸着剤の投与
5: 低カルシウム血症 ------------ ピスホスホネート製剤の投与
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