慢性腎不全で維持透析を受けている患者の1日あたりの食事摂取量で適切なのはどれか。
a: 蛋白質 :0.5g/kg体重
b: リン :1000mg
c: カリウム :1500mg
d: 食塩 :3~7g
e: カロリー :15kcal/kg体重
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
血液透析患者の摂取量( 1 日あたり)の上限値として正しいのはどれか。
a: エネルギー:15 kcal/kg
b: リン:700 mg
c: カリウム:1.5 g
d: 食 塩: 6 g
e: 蛋白質:0.6 g/kg
標準体重60kg無尿の血液透析患者の食事療法で正しいのはどれか。
a: 食塩15g/日
b: リン800mg/日
c: タンパク質70g/日
d: カリウム4000mg/日
e: エネルギー1000kcal/日
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
体重60kgで残腎機能がない血液透析患者において、1日あたりの摂取量で適切なのはどれか。
a: 食塩 ―――――――― 12g
b: エネルギー ――――― 2000 kcal
c: リ ン ―――――――- 800 mg
d: カリウム --------―--- 3000 mg
e: 水 ------------------ 2L
維持透析患者の食事で摂取制限に特に留意すべき成分はどれか。
a: 脂質
b: リン
c: 塩分
d: カリウム
e: 炭水化物
透析患者の食事療法について誤っているのはどれか。
a: 透析によってたんぱく制限は緩和できる。
b: 塩分制限は血圧上昇の一因となる。
c: 水分制限は肺水腫を起こす。
d: 上皮小体 (副甲状腺) 機能こう進症に対しリンの多い食品を制限する。
e: カリウムの多い食品は果実、野菜などである。
血液透析で正しいのはどれか。
a: 最も多い死因は心不全である。
b: 通常の透析液のカルシウム濃度は2.5~3.5mEq/lである。
c: 透析と次の透析との間の体重増加は体重の10%程度を目標とする。
d: 我が国ではアルミニウム脳症が多い。
e: エリスロポエチン投与による貧血治療目標はヘマトクリット値40~45%である。
透析液について正しいのはどれか。
a: 高ナトリウム液では口渇感を訴える。
b: カリウム濃度は6.0mEq/L以上にする。
c: 無糖液は酢酸不耐症を起こす。
d: アルカリ化剤にはリン酸を用いる。
e: 低カルシウム液は上皮小体亢進症を起こす。
血液透析液について正しいのはどれか。
a: アルカリ化剤には乳酸塩を用いる。
b: Na濃度は130~140mEq/lである。
c: K濃度は2mEq/lである。
d: Ca濃度は2.5~3.5mEq/lである。
e: Mg濃度は3.0~4.5mEq/lである。
慢性糸球体腎炎で血圧160/94mmHg、血清クレアチニン値6.0mg/dL、浮腫がない第3期慢性腎不全患者の食事療法として誤っているのはどれか。
1: 蛋白の制限
2: 十分な熱量の投与
3: 食塩の制限
4: 水分の制限
5: カリウム塩の制限
透析患者の高リン血症の管理で正しいのはどれか。
a: 低リン食の食事療法
b: 炭酸カルシウムの服用
c: 塩酸セベラマーの服用
d: アルミニウムゲルの服用
e: 活性化ビタミンDの服用
血液透析液組成として正しい組合せはどれか。
1: カリウム―――――2.5mEq/l
2: リン―――――――5.0mg/dl
3: マグネシウム―――4.0mEq/l
4: 酢酸―――――――0.5mEq/l
5: ブドウ糖―――――400mg/dl