第17回国試午後1問の類似問題

国試第4回午前:第62問

誤っているのはどれか。

1: 電流密度が小さいと生体は導電体であると同時に誘電体とみなされる。

2: 電流密度が小さいと細胞膜は絶縁体、細胞内外液は導電体とみなされる。

3: 電流密度が大きいと神経細胞や筋細胞は興奮現象を生じる。

4: 直流では電流密度と導電率との積は電界の強さを表す。

5: 生体では周波数が増加するにしたがって導電率が増加し誘電率が減少する。

国試第7回午後:第4問

正しいのはどれか。

a: 直線電流の周りにはこれを中心とする同心円状の磁力線が生じる。

b: 円形コイルに電流を流すとコイル面内では同心円状に磁界が発生する。

c: 直線電流がつくる磁界の大きさは電流からの距離の2乗に反比例する。

d: 磁界中で運動する電荷は運動速度に反比例する力を受ける。

e: 2本の平行導線に逆方向に電流が流れていると両者の間に反発力が働く。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第1問

正しいのはどれか。

12PM1-0

a: 正電荷と負電荷とは互いに引き付けあう。

b: 電荷間に働く力は電荷間の距離の2乗に反比例する。

c: 電荷によって電界が発生する。

d: 単一電荷による電位は電荷からの距離の2乗に反比例する。

e: 運動する電荷は電流と等価ではない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第5問

磁気について正しいのはどれか。

a: 直流電流の周りにはこれを中心とする同心円上に磁力線が生じる。

b: 円形コイルに電流を流すとコイル面内では同心円上に磁界が発生する。

c: 直流電流によって生じる磁束密度の大きさは距離の2乗に反比例する。

d: 2本の平行導線に同方向に電流が流れていると両者の間に反発力が働く。

e: 磁束密度が磁気誘導によって著しく増加するものを強磁性体という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午前:第85問

生体の電気特性で誤っているのはどれか。

1: 血液の導電率は温度依存性がある。

2: 皮下脂肪の導電率は肝臓の導電率より高い。

3: b 分散は細胞の組織構造に依存する。

4: c 分散は水分子の緩和現象に起因する。

5: 静止電位は細胞内外のイオン濃度差による。

国試第12回午後:第12問

正しいのはどれか。

a: 金属中を流れる電流は正負2種類の電荷で構成される。

b: 半導体の導電率は温度が高くなると増加する。

c: 半導体の導電率は含まれる不純物元素の種類や量に依存する。

d: 金属の導電率は温度が低くなると減少する。

e: 半導体の導電率は周波数とは無関係である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第14問

磁気について正しいのはどれか。

a: 直線電流の周りにはこれを中心とする同心円状に磁力線が生じる。

b: 円形コイルに電流を流すとコイル面内では同心円状に磁界が発生する。

c: 直線電流によって生じる磁束密度の大きさは距離の2乗に反比例する。

d: 2本の平行導線に同方向に電流が流れていると両者の間に反発力が働く。

e: 真空中と比べて磁束密度が磁気誘導によって著しく増加するものを強磁性体という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午前:第44問

生体の電気的な性質として誤っているのはどれか。

1: 導電率は周波数の増加とともに増加する。

2: 誘電率は周波数の増加とともに減少する。

3: 細胞内外液は脂肪組織と比較して導電率が大きい。

4: 細胞膜は細胞内外液と比べて導電率が極めて小さい。

5: γ分散は生体固有の組織構造による分散である。

国試第22回午前:第46問

正しいのはどれか。

1: 電界の強さは1Cの電荷に働く力によって定義される。

2: 単一電荷によって生じる電界の強さは電荷からの距離に反比例する。

3: 単一電荷によって生じる電位は電荷からの距離の2乗に反比例する。

4: 電位は1Cの電荷を動かすのに要する力である。

5: 電位はベクトル量である。

国試第15回午後:第83問

正しいのはどれか。

1: 細胞膜は直流電流を通しにくい。

2: 生体組織の導電率は周波数に反比例する。

3: 比誘電率の大きさは生体組織の種類に依存しない。

4: 細胞外液は細胞内液よりカリウムイオンを多く含む。

5: 興奮していない細胞内の電位は細胞外に対して正である。

国試第26回午前:第85問

生体の電気的特性で誤っているのはどれか。

1: 活動電位の発生は生体の能動特性である。

2: 組織によっては異方性を示す。

3: 低周波では導電率が大きい。

4: 高周波では誘電率が小さい。

5: β分散は細胞膜と細胞質との構造に起因する。

国試第13回午後:第4問

正しいのはどれか。

a: 平行な2本の導線に逆方向の電流が流れると導線間に反発力が生じる。

b: 2個の棒状磁石を平行に並べてもその間に力は働かない。

c: 導線に電流を流したとき、その周りの磁界は変化しない。

d: 直線電流と平行に電流と同じ向きに電子が移動すると電子は電流から遠ざかる方向の力を受ける。

e: 発電機では磁界中で導体を動かすことによって起電力を発生させる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第53問

正しいのはどれか。

a: 生体電気信号の導出には単極誘導と双極誘導とがある。

b: 金属と電解質との接触面の静止電位は材質にかかわらず一定である。

c: 皮膚インピーダンスは抵抗と電気容量との直列回路で近似される。

d: ArAgCl電極は不分極電極として生体用電極に用いられる。

e: 電極接触インピーダンスは周波数依存性を示す。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第45問

真空中に正電荷で帯電した半径rの球形導体がある。電界強度が最も大きい部分はどれか。

1: 導体の中心点

2: 導体の中心から0.5r離れた位置

3: 導体表面近傍で導体内の位置

4: 導体表面近傍で導体外の位置

5: 導体中心から2r離れた位置

国試第9回午後:第7問

シールドについて正しいのはどれか。

1: 磁力線を遮断するに誘電体が適している。

2: 真空は電気力線を遮断する。

3: 静電界をシールドするには誘電率の小さい材料が適している。

4: 電波をシールドするには導電率の大きい材料が適している。

5: 透磁率の小さい材料は磁気シールドに適している。

国試第19回午後:第80問

生体組織の受動的な電気特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 細胞内外液中のイオンが関係している。

2: 組織によって異なった値を示す。

3: 分散特性がある。

4: 薄い細胞膜は細胞が大きな静電容量をもつ主因である。

5: 周波数の増加に従い導電率は減少する。

国試第29回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1: 低周波では誘電率が大きい。

2: 骨格筋は異方性が大きい。

3: 細胞膜は大きな電気容量をもつ。

4: α分散はイオンの集散に起因する。

5: β分散は約GHzで生じる。

ME2第29回午前:第40問

半導体について誤っているのはどれか。

1: 金属と絶縁体の中間の電気抵抗を示す。

2: p型半導体とn型半導体を接合させると整流現象を示す。

3: 温度が上昇すると導電率は減少する。

4: ゲルマニウムに3価の不純物を添加した半導体は正孔が電気伝導をになう。

5: 電流と直角に磁場をかけると両者に直交する方向に起電力を生ずる。

国試第23回午後:第46問

正しいのはどれか。

1: 電荷間に働く力の大きさは電荷間の距離に比例する。

2: 一様な電界中の電荷に働く力の大きさは電界の強さに反比例る。

3: 一様な電界中の電荷に働く力の方向は電界の方向に直交する。

4: 一様な磁界中の線電流に働く力の大きさは磁束密度に比例する。

5: 同方向に流れる平行な線電流の間に働く力は斥力である。

国試第22回午前:第6問

細胞の電気的現象で正しいのはどれか。

1: 細胞外は細脳内に対して電気的に負の状態にある。

2: 静止電位はCl-が細胞内に流入することで発生する。

3: 活動電位はNa+が細胞外に流出することで発生する。

4: 細胞外の電位が上昇して0に近づくことを脱分極という。

5: 細胞内の電位があるレベルに達すると活動電位が発生する。