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第15回国試午後48問の類似問題

国試第30回午後:第39問

ヒヤリハット(インシデントレベル2 以下)に該当するのはどれか。

a:感染症患者に使用した注射針で医療従事者が負傷して感染症を発症した。
b:人工呼吸器の加温加湿器の電源を入れ忘れて患者が気道閉塞を起こした。
c:輸液ポンプの設定間違いで薬液が過剰投与されたが患者に影響はなかった。
d:AED の使用で患者の蘇生後にパッドの使用期限切れに気づいた。
e:血液透析治療を終えた直後の患者が廊下で転倒して骨折した。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第55問

体外循環中の血液希釈について誤っているのはどれか。

1:使用する血液量の節減に役立つ。
2:血液の酸素運搬能は低下する。
3:末梢血液循環を円滑にする。
4:常温下ではへマトクリット値を20~25%にする。
5:血液粘度を上昇させる。

国試第14回午後:第64問

低体温での体外循環について正しいのはどれか。

a:酸素消費量の減少
b:血液粘度の低下
c:ヘモグロビン酸素解離曲線の右方移動
d:血液凝固能の低下
e:体外循環の安全域の拡大
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午前:第71問

人工心肺を用いた体外循環に伴う生体の変化について正しいのはどれか。

a:補体系が活性化する。 
b:血小板数が減少する。 
c:リンパ球数が減少する。 
d:血中抗利尿ホルモンが減少する。 
e:血中ブラジキニンが減少する。 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第42問

人工心肺の操作中に誤って空気を動脈内に送った場合の処置として正しいのはどれか。

a:送血ポンプを逆回転する。
b:送血ポンプを停止する。
c:患者の頭部を低くする。
d:逆行性の上大静脈送血をする。
e:患者の体温を上げる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午後:第48問

人工心肺による体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a:空気塞栓症を予防する。
b:血液の粘度を下げる。
c:組織灌流を良好にする。
d:使用血液量を節減する。
e:生体の酸素需要を促進する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第73問

臨床工学技士が行う人工心肺業務として誤っているのはどれか。 

a:回路からの薬剤注入を行う。 
b:留置カニューレから採血を行う。 
c:回路の充填を行う。 
d:術野でカニューレを回路に接続する。 
e:開始前に患者の静脈から採血を行う。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午後:第12問

人工心肺でコントロールできないのはどれか。

1:体外循環血流量
2:患者の循環血液量
3:血液温度
4:呼吸数
5:動脈血酸素分圧

国試第17回午後:第51問

人工心肺による低体温体外循環中に血液を希釈する目的として正しいのはどれか。

a:空気塞栓症を予防する。
b:血液の粘度を下げる。
c:組織灌流を良好にする。
d:使用血液量を節減する。
e:生体の酸素需要を促進する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第38回午後:第70問

遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a:人工心肺停止時には送血回路を鉗子で遮断し血液逆流を防ぐ。
b:離脱前の低流量時には回転数による流量制御が困難である。
c:冷却時に流量を維持するには回転数を上げる必要がある。
d:人工心肺運転中の送血回路の遮断は禁忌である。
e:誤って空気を体内に送り込むことはない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第70問

人工心肺中のトラブルと対処について誤っているのはどれか。

1:溶血が顕著な場合にはポンプチューブの圧閉度を調整する。
2:代謝性アルカローシス時には重炭酸ナトリウムを追加する。
3:ヘマトクリット値の低下時には水分バランスをチェックする。
4:ACTが延長しない時にはヘパリンを追加する。
5:脱血不良時には脱血カニューレの挿入部位をチェックする。

ME2第36回午後:第1問

PCPSの構成要素でないのはどれか。

1:経皮的脱血カニューレ
2:遠心ポンプ
3:貯血槽
4:膜型人工肺
5:酸素ブレンダ

国試第6回午後:第29問

体外循環について正しいのはどれか。

1:送血用カニューレは通常、鎖骨下動脈に挿入する。
2:送血用カニューレ部分の血流速度は遅い。
3:脱血用カニューレは通常、右心房から挿入する。
4:脱血には常にポンプを使用する。
5:成人用脱血カニューレのサイズは直径約5mmである。

国試第7回午後:第40問

人工心肺操作中のトラブル対策として正しいのはどれか。

a:停電時には先ず送血回路を閉鎖する。
b:回路内圧が上昇したら送血を止める。
c:脱血不能時には先ず脱血カニューレ先端部のチェックが必要である。
d:空気塞栓の防止には頭側を低くする。
e:停電に備え非常電源を用意する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第52問

体外循環中、空気塞栓が発生した。多量の空気が入り込む部位として考えられるのはどれか。

a:気管チューブ
b:左心べント挿入部
c:脱血回路
d:貯血槽
e:熱交換器
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第64問

血液透析時の気泡混入の原因とならないのはどれか。

1:生食ラインの遮断鉗子のかけ忘れ
2:ドリップチャンバの液面調整不良
3:血液回路のピンホール
4:透析器リーク
5:血液回路の接続不良

国試第35回午前:第74問

人工心肺を用いた体外循環においてインシデントレポートを提出すべきなのはどれか。 

a:ヘパリン投与後にACTを測定しなかった。 
b:ヘマトクリット値が低下したため赤血球輸血を行った。 
c:血圧が低下したため流量を増加させた。 
d:体外循環離脱困難でありIABPを挿入した。 
e:大動脈遮断後ヘパリンを投与していないことに気づき、ヘパリンを投与した。 
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午後:第35問

輸血のため血液加温器で血液温を制御する。血液加温器出口における血液温を制御量とすると、外乱にならないのはどれか。

1:患者の体温
2:室 温
3:血液バック内の血液温
4:輸血速度
5:温度センサの誤差

国試第15回午後:第37問

高二酸化炭素血症(ハイパーカプニア)の原因となるのはどれか。

1:肺血流不均等分布
2:シャント
3:肺胞低換気
4:高心拍出量
5:拡散障害

国試第26回午後:第70問

人工心肺による体外循環について正しいのはどれか。

1:血液希釈によって溶血量は増加する。
2:血液希釈によって膠質浸透圧は増加する。
3:血液希釈によって血液粘稠度は増加する。
4:低体温によって血液粘稠度は低下する。
5:低体温によって組織への酸素の移行は低下する。