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第14回国試午後63問の類似問題

国試第21回午後:第56問

人工心肺による体外循環中のトラブル対応として誤っている組合せはどれか。

a:膜型肺における血栓形成 ― ヘパリン投与
b:膜型肺ガス出口からの血漿漏出 ― 人工肺交換
c:血液ポンプの停止 ― 手動式ハンドルによる循環維持
d:送血回路内への大量の空気混入 ― 送血停止
e:熱交換器の温水への血液混入 ― 温水の温度調節
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第72問

人工心肺による体外循環で潅流圧低下を引き起こすのはどれか。

a:大動脈遮断解除
b:血漿増量剤投与
c:冷却開始
d:血管収縮剤投与
e:大動脈解離
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第73問

人工心肺を用いた体外循環中の血液凝固系管理について正しいのはどれか。 

1:ワルファリン内服患者ではカニュレーション開始前のヘパリン投与は不要である。 
2:完全体外循環中にACTが600秒以上になった場合には少量のプロタミンを投与する。 
3:人工心肺離脱後のプロタミン投与時には心機能は良好であっても血圧低下に注意する。 
4:人工心肺離脱後の送血カニューレの抜去はプロタミン投与後に行う。 
5:人工心肺離脱後はプロタミン投与後も吸引ポンプで出血を回収し使用血液量の節減に努める。 

ME2第36回午後:第39問

動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)を低下させる手技はどれか。

1:吸入気酸素濃度(FiO2)を増加させる。
2:分時換気量を増加させる。
3:ポーズ(EIP)を付加する。
4:呼気終末陽圧(PEEP)を付加する。
5:呼吸回路の死腔を増加させる。

国試第19回午後:第46問

末梢組織への酸素運搬を大きく改善する変化はどれか。(人工呼吸療法)

a:ヘモグロビン濃度が7g/dlから12g/dlになった。
b:心拍出量が3.55L/分から5l/分になった。
c:P aO2が90mmHgから130mmHgになった。
d:P aCO2が30mmHgから40mmHgになった。
e:動脈血ヘモグロビン酸素飽和度が75%から90%になった。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第34問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1:流量計は不要である。
2:血圧が上昇すると流量が増加する。
3:ポンプを停止させると逆流が生じる。
4:ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。
5:心筋保護液ポンプとして使用されている。

国試第19回午後:第51問

人工心肺装置を用いた体外循環が血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a:血小板は変化しない。
b:リンパ球は減少する。
c:凝固系が活性化される。
d:血漿遊離ヘモグロビン濃度が増加する。
e:ヘマトクリット値が上昇する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午後:第56問

人工心肺用ローラポンプチューブの圧閉度調整について誤っているのはどれか。

1:落差1mで調整する。
2:滴下速度は毎分30~50滴とする。
3:過度の圧閉は溶血を増大する。
4:不十分な圧閉は逆流を発生する。
5:不十分な圧閉は溶血を増大する。

国試第17回午後:第49問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているものはどれか。

1:42°C未満の温水を流す。
2:送血温は灌流水の温度と流量で調節する。
3:金属製より樹脂製が多く使用されている。
4:深部温と送血温との差に注意して冷却する。
5:人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第9回午後:第39問

人工呼吸下の患者の動脈血二酸化炭素分圧を下げるために行う設定条件の変更および操作で正しいのはどれか。

a:換気回数を増やす。
b:吸気終末休止(EIP)を15%から10%にする。
c:吸気相:呼気相を1:2から1:3にする。
d:呼吸回路の死腔を滅らす。
e:一回換気量を増やす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午後:第56問

誤っているのはどれか。

a:IABPは大動脈収縮期血圧を上昇するように駆動する。
b:補助人工心臓は不全心のポンプ機能を代行する。
c:ECMOは膜型肺を用いた体外循環である。
d:PCPSは経皮的静動脈バイパスである。
e:HFVは呼吸補助を目的とした体外循環である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第57問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a:動脈血酸素分圧
b:動脈血酸素飽和度
c:呼気終末二酸化炭素分圧
d:動脈血二酸化炭素分圧
e:一回換気量
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午後:第69問

低体温について正しいのはどれか。

a:血液粘度が低下する。
b:人工心肺の安全限界が狭まる。
c:組織への酸素移行が減少する。
d:混合静脈血酸素飽和度が増加する。
e:アルファスタット法による管理ではpHが上昇する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第32回午前:第39問

内視鏡外科手術で正しいのはどれか。

a:気腹に二酸化炭素を用いる。
b:気腹で静脈還流は増加する。
c:硬性鏡は使用できない。
d:胸腔内手術は適応外である。
e:肺血栓塞栓症のリスクがある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午前:第7問

医師の指示の下に臨床工学技上が行える操作はどれか。

1:除細動器から身体に通電する。
2:人工心肺装置のカニューレを血管に挿入する。
3:体外式ペースメーカの電極を身体内に挿入する。
4:気管カニューレを患者に挿入する。
5:高気圧酸素治療装置を運転する。

ME2第29回午後:第30問

心室細動患者の除細動通電前の処置で誤っているのはどれか。

1:胸部を露出させる。
2:胸部の汗をぬぐう。
3:酸素吸入を取り外す。
4:蘇生バッグによる人工呼吸を止める。
5:介助者が患者の四肢を押さえる。

国試第11回午後:第49問

人工心肺の希釈率(%)を計算する式で正しいのはどれか。 ただし、A:循環血液量、B:充填血液量、C:希釈液量、D:心筋保護液量とする。

1:$\frac{C+D}{A+B}\times100$
2:$\frac{C}{A+B+C}\times100$
3:$\frac{C+D}{A+B+C}\times100$
4:$\frac{A+B}{A+B+C-D}\times100$
5:$\frac{C+D}{A+B+C+D}\times100$

国試第28回午後:第69問

人工心肺中の限外濾過による血液濃縮器について正しいのはどれか。

a:内部灌流型の装置である。
b:メインの送脱血回路に直列に組み込む。
c:疎水性の多孔質中空糸膜を用いる。
d:透析液を必要とする。
e:排出液の Na、K 濃度は細胞外液型である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第40回午後:第5問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて誤っているのはどれか。

1:内部の回転体は磁気結合によってモーター駆動部と結合されている。
2:多量の空気がポンプ内に流入すると血液の吐出が停止する。
3:ポンプが停止すると逆流を生じる。
4:患者の血圧によらず一定の流量が得られる。
5:血液の粘性が高くなると吐出量は低下する。

国試第17回午後:第53問

人工心肺による体外循環中のトラブル対応として誤っている組み合わせはどれか。

1:停電による人工心肺装置の停止 手動によるポンプ操作
2:人工肺のガス交換能低下 人工肺の交換
3:熱交換器の水漏れ 冷温水槽の交換
4:血液回路の破損 回路の交換
5:脱血カニューレの脱落 送血ポンプの停止