超音波検査法について正しいのはどれか。
a: 超音波の波長が短いほど分解能が増すが、生体内での減衰は大きくなる。
b: 超音波は音響インピーダンスの異なる境界面で一部反射される。
c: 超音波の生体内の音速は空気中とほぼ等しい。
d: 超音波エコー断層法は組織の血液含量の差を利用するものである。
e: 超音波ドップラ法は血流速度の計測に用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
波動について正しいのはどれか。
a: 二つの波動が重なると波動の散乱が起こる。
b: 縦波と横波の伝搬速度は同じである。
c: 波動の伝搬速度を v、振動数をf、波長をλとするとv=λfであ る。
d: 波動の干渉によって周期的な腹と節を有する定常波が生じる。
e: 弾性体の棒の中を伝わる縦波の伝搬速度はヤング率の平方根 に反比例する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体組織の超音波特性を表す定数はどれか。
a: 音響インピーダンス
b: 音速
c: 誘電率
d: ヤング率
e: 減衰定数
骨組織中の超音波のおおよその伝搬速度はどれか。(生体物性材料工学)
1: 35m/s
2: 150m/s
3: 350m/s
4: 1500m/s
5: 3500m/s
正しいのはどれか。
a: 弾性体中には縦波と横波とが存在し得る。
b: 無限に広い弾性体中の縦波と横波とでは、進行速度は同じである。
c: 一様な弾性体の棒の中を伝わる縦波の進行速度は、ヤング率が小さいほど速い。
d: 弦を伝わる横波の進行速度は、弦を引っ張る張力が弱いほど速い。
e: 同一張力で張られた弦を伝わる横波の進行速度は、弦の線密度が小さいはど速い。
e: 同一張力で張られた弦を伝わる横波の進行速度は、弦の線密度が小さいほど速い。
音波について誤っているのはどれか。
1: 超音波は周波数が 20kHz よりも高い音波である。
2: 超音波は可聴音よりも直進性が高い。
3: 音源が観測者に向かって近づいているとき開こえる音は高くなる。
4: 伝搬中の疎密波は密の部分で圧力が低下する。
5: 超音波診断装置では 0.5~MHz 程度の周波数が利用されている。
電磁波について正しいのはどれか。(電気工学)
a: 波長と周波数は比例する。
b: 真空中の伝搬速度は光速である。
c: 赤色光は緑色光より波長が長い。
d: 赤外線は不可視である。
e: エックス線は回折しない。
c: 波動の伝搬速度をv、振動数をf、波長をλとするとv=λfである。
e: 弾性体の棒の中を伝わる縦波の伝搬速度はヤング率の平方根に反比例する。
d: コンダクタンス
超音波について正しいのはどれか。
a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。
b: 干渉性はない。
c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。
d: 周波数が高いほど指向性は鋭い。
e: 音波の強さは周波数の二乗に比例する。
電磁波について誤っているのはどれか。
1: 波長は周波数に比例する。
2: 真空中の伝搬速度は光速である。
3: 赤色光は青色光より波長が長い。
4: 電界と磁界が相互に影響し合うので電磁波と呼ばれる。
5: 波長が短いほど直進性が強い。
a: キャビテーションは気体中でのみ起こる現象である。
b: 音の強さの単位はワットである。
c: 音の強さと感覚上の音の大きさの間にはウェーバ・フェヒナの法則が成り立つ。
d: 音源が近づいたり遠ざかったりするとき、周波数が変化して聞こえるのはドップラ効果のためである。
e: ドップラ効果は超音波では観察されない現象である。
超音波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 超音波の屈折は音速の異なる生体組織の境界で生じる。
2: 超音波の反射は音響インピーダンスの異なる生体組織の境界で生じる。
3: 生体組織による超音波の減衰は周波数が高くなるほど大きい。
4: 筋肉での超音波の減衰は水と同程度である。
5: 筋肉での音速は水と同程度である。
a: 心音、心雑音の周波数は20Hz~1kHz程度である。
b: 心音計では、低域、高域、中域、聴覚疑似の心音フィルタが用いられる。
c: 脈波伝搬速度は動脈硬化などの影響を受ける。
d: 指尖容積脈波計は少なくとも心音計の周波数特性以上のものが必要である。
e: 頸動脈波は心拍出量を計測するために用いられる。
振動数300Hzの音源が速さ40m/sで直線上を進んでいる。音速を340m/sとするとき、音源の進行方向前方に伝わる音の波長は何mか。
1: 0.9
2: 1.0
3: 1.1
4: 1.2
5: 1.3
超音波診断について正しいのはどれか。
1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。
2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。
3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。
4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。
5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。
振動数一定の音源から発する音波を空気中と水中で観測したところ、波長はそれぞれ2mと9mであった。水中の音速は何m/sか。
1: 1500
2: 1510
3: 1520
4: 1530
5: 1540
1: 媒質によって伝搬速度が異なる。
2: 振動数が低いほど回折しやすい。
3: 波長が短いほど屈折率が小さい。
4: 速度は振動数に比例する。
5: 2つの異なる媒質界面では反射がおこる。
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