第13回国試午後41問の類似問題

国試第33回午前:第73問

動脈血の pH 7.69、PCO2 28 mmHg、〔HCO3 -〕33 mEq/L の病態を示すの はどれか。

1: 呼吸性アルカローシス

2: 呼吸性アシドーシス

3: 代謝性アシドーシス

4: 呼吸性アルカローシスと代謝性アルカローシスの混合障害

5: 呼吸性アシドーシスと代謝性アシドーシスの混合障害

国試第23回午後:第66問

3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、健常成人の動脈血で正しいのはどれか。

1: 溶解型酸素量が結合型酸素量より多くなる。

2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。

3: 酸素含量は低下するが溶解型酸素量は増加する。

4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。

5: 結合型酸素量は約60vol%になる。

国試第7回午後:第35問

人工呼吸下の患者の動脈血二酸化炭素分圧を下げるために行う設定条件の変更で正しいのはどれか。

a: PEEP(呼気終末陽圧)を3cmH2Oから8cmH2Oにする。

b: 酸素濃度を40%から60%にする。

c: 換気回数を10回/分から15回/分にする。

d: 1回換気量二を400mlから600mlにする。

e: 吸気相:呼気相比(I:E比)を1:2から1:3にする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第64問

3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、成人の動脈血で正しいのはどれか。

1: 溶解型酸素量が結合型酸素量よりも多くなる。

2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。

3: 二酸化炭素分圧は3倍になる。

4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。

5: 結合型酸素量は約60vol%になる。

国試第5回午後:第56問

大気圧での空気呼吸・安静時における健康成人の動脈血酸素含有量の正常値(vol%)はどれか。

1: 10

2: 15

3: 20

4: 25

5: 30

国試第19回午後:第39問

成人の急性呼吸不全例で人工呼吸の適応となるのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)>70mmHg

b: 自発呼吸はあるが努力呼吸

c: 1回換気量=6ml/kg

d: 動脈血酸素分圧(PaO2)=60mmHg(空気呼吸時)

e: 死腔換気率>0.6

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第57問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧

b: 動脈血酸素飽和度

c: 呼気終末二酸化炭素分圧

d: 動脈血二酸化炭素分圧

e: 一回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第44問

誤っているのはどれか。

1: 成人の血中酸素蓄積総量は約1000mlである。

2: 筋肉内のミオグロビンは酸素を可逆的に結合する。

3: 酸素蓄積量は無呼吸時には約10分間で消費される。

4: 呼吸器系の主な機能は酸素摂取と二酸化炭素の排出である。

5: チトクロームは呼吸酵素である。

国試第3回午前:第21問

機械的人工呼吸の開始基準(成人)について誤っているのはどれか。

a: PaO2 : 70mmHg以下(空気呼吸時)

b: PaCO2 : 55mmHg以上

c: 肺活量 : 15mL/kg以下

d: 1秒量 : 10mL/kg以下

e: 呼吸数 : 20回/分以上

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第30問

健常成人の値として適当なのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 ―――――― 100mmHg

b: 動脈血二酸化炭素分圧 ――― 40mmHg

c: 肺胞気酸素分圧 ―――――― 150mmHg

d: 肺胞気二酸化炭素分圧 ――― 50mmHg

e: 混合静脈血酸素分圧 ―――― 40mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第45問

健常成人の呼吸について誤っているのはどれか。

a: 赤血球は肺で酸素を取り込む。

b: 安静時の呼吸数は毎分10~12回である。

c: 気道における死腔は約150mlである。

d: 呼吸中枢は血液温に反応する。

e: 吸気は横隔膜が弛緩するときに起こる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第30回午後:第68問

人工呼吸中にPEEP を増加させると、増加または上昇するのはどれか。

a: 吸入気酸素濃度

b: 平均気道内圧

c: 機能的残気量

d: 頭蓋内圧

e: 心拍出量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第72問

高気圧酸素治療(高圧酸素療法)について正しいのはどれか。

1: 血液中の溶解(溶存)酸素量の増加を主な目的とする。

2: 血液中の溶解(溶存)酸素量の増加には一定の限界がある。

3: ヘモグロビンと結合する酸素量の増加には限界がない。

4: 急性の全身的低酸素症には有効だが、慢性の局所的(部分的)低酸素症には効果がない。

5: 肺からだけでなく、皮膚や粘膜などからも多量の酸素が血液中に入る。

国試第1回午前:第2問

正常成人に関して正しいのはどれか。

a: 安静時の一回換気量はほぼ1Lである。

b: 酸素飽和度100%の血液100mL中には、約20mLの酸素が含まれている。

c: 体液中炭酸ガスの大部分は重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

d: 吸気時には横隔膜を挙上して胸腔を陽圧にする。

e: 平静呼気位における肺気量を残気量という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第31回午後:第38問

補助換気中に呼気終末二酸化炭素濃度(ETCO2)が上昇した。考えられる原因はどれか。

1: 1回換気量の増加

2: 換気回数の増加

3: 吸入酸素濃度の上昇

4: 体温の低下

5: 吸気側呼吸回路の脱落

国試第25回午前:第67問

大気圧下酸素治療と比較したときの 3 絶対気圧高気圧酸素治療の動脈血酸素について正しいのはどれか。ただし、健常肺でヘモグロビン濃度は正常とする。

1: 動脈血酸素分圧は変わらない。

2: 溶解型酸素量は変わらない。

3: 結合型酸素量は3倍に増加する。

4: 動脈血酸素含量は3倍に増加する。

5: 溶解型酸素量は結合型酸素量を上回ることはない。

国試第14回午後:第63問

人工心肺を用いる体外循環について誤っているのはどれか。

a: 需要に見合う酸素を供給できる灌流量を保つ。

b: 静脈血酸素飽和度を60%以下に保つ。

c: 血圧は50mmHg以下でよい。

d: 灌流量を手術前の値の約80%とする。

e: 末梢血管抵抗を手術前の値に保つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第68問

2絶対気圧下で純酸素を吸入したときのおおよその肺胞気酸素分圧(PAO2)はどれか。(高気圧療法)

1: 100mmHg

2: 200mmHg

3: 760mmHg

4: 1500mmHg

5: 2000mmHg

国試第4回午後:第61問

肺機能と血液性状とが正常な患者に3絶対気圧の高気圧酸素治療を行ったとき、その患者の動脈血の全酸素含有量(vol%)として最も近いのはどれか。

1: 21

2: 24

3: 27

4: 30

5: 33

国試第26回午後:第71問

pH = 7.26、PaCO2 = 65mmHg、[HCO3?] = 28mEq/L である状態はどれか。

1: 代謝性アシドーシス

2: 呼吸性アルカローシス

3: 呼吸性アルカローシスと代謝性アシドーシスとの混合性酸塩基障害

4: 呼吸性アシドーシス

5: 代謝性アルカローシス