超音波について正しいのはどれか。
a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。
b: 干渉性はない。
c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。
d: 周波数が高いほど生体内到達深度が浅い。
e: 音波のエネルギーは周波数の二乗に比例する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体内での電磁波のふるまいとして誤っているのはどれか。
1: 吸 収
2: 対 流
3: 反 射
4: 屈 折
5: 散 乱
音のドップラ効果について正しいのはどれか。
a: 音源と観測者とが相対的運動をしている時に生じる現象である。
b: 音の強さに関する現象である。
c: 音の定常波に関する現象である。
d: 音の指向性に関する現象である。
e: 音の周波数に関する現象である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
a: 空気を含む組織をよく通過する。
b: 血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。
c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。
d: 音響インピーダンスは密度と音速との積である。
e: 胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。
血液について誤っているのはどれか。
1: 非ニュートン流体である。
2: 力学的に等方的である。
3: 比誘電率は周波数依存性がある。
4: 超音波伝搬速度は空気中よりも速い。
5: 吸光度は可視光領域でほぼ一定である。
d: 周波数が高いほど指向性は鋭い。
e: 音波の強さは周波数の二乗に比例する。
誤っているのはどれか。
1: 熱の伝わり方には熱伝導の他に熱対流と熱放射とがある。
2: 熱対流は固体だけに起きる現象である。
3: 熱放射では真空中でも熱が伝わる。
4: 熱放射では電磁波の形で熱が伝わる。
5: ヒトも熱放射の形で体温にみあった遠赤外線を出している。
正しいのはどれか。
1: 振動数は周期の逆数である。
2: 円盤が同じ速度で回転する現象を自由振動という。
3: 振動数が時間とともに減少する振動を減衰振動という。
4: 二つの物体が同じ方向に振動する現象を共振という。
5: 単振動は必ず減衰する。
機械的振動について誤っているのはどれか。
a: 単振動とは振幅および振動数が一定の周期的振動のことである。
b: 単振動の振動数は振動の周期に比例する。
c: 強制振動とは振幅が時間とともに指数関数的に減少する振動のことである。
d: 単振動において振動の速度に比例する抵抗力が作用すると減衰振動になる。
e: 減衰振動では振幅の隣合う極値の絶対値は等比級数的に減衰する。
1: 熱伝導は固体にのみ認められる。
2: 体外循環における熱交換は主に熱対流による。
3: 熱対流は流体以外にも認められる。
4: 熱放射は電磁波の形で熱が伝わる。
5: 高温の物体ほど波長の長い電磁波を出す。
図はある時刻の変位量を縦軸として左から右へ進む縦波を示している。波の進行方向の変位量を正としたとき、媒質の速度が0のところはどれか。
1: A、C、E
2: B、D
3: B、C、D
4: A、B、C、D、E
5: 存在しない
生体の電気的特性で誤っているのはどれか。
1: 低周波では誘電率が異常に大きい。
2: 電気定数が周波数に依存して変化することを周波数分散という。
3: α分散は約20GHzで観察される。
4: β分散が観察される周波数は臨床工学で多く用いられる。
5: γ分散は水分子の誘電分散によって生じる。
a: バネに重りを吊り下げて振動させるとき、バネが重りに作用する力は平衡点からの変位量に比例する。
b: バネに重りを吊り下げて生じる単振動の周期はバネ常数に比例する。
c: 周期が大きいほど角振動数は大きい。
d: 振幅が時間とともに減衰する単振動を減衰振動と呼ぶ。
e: 共鳴または共振は強制振動によって現れる現象である。
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