第38回午後第26問の類似問題

第34回午前:第65問

慢性閉塞性肺疾患の呼吸理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.呼吸訓練では呼気時間の延長を図る。イ.呼吸困難時の呼吸介助法は背臥位で行う。ウ.腹式呼吸の習得には胸鎖乳突筋の収縮を確認する。エ.下葉部に痰を認めたら座位にて体位排痰を行う。オ.ハフィング(huffing)は咳の前に声門を開いて行う。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第51回午後:第66問

呼吸循環調節系について正しいのはどれか。  

1: 頸動脈小体は血中の酸素分圧の低下を感知する。

2: 頸動脈小体は総頸動脈と鎖骨下動脈の分岐部にある。

3: 大動脈弓の圧受容器からの求心路は舌咽神経である。

4: 頸動脈洞の圧受容器からの求心路は迷走神経である。

5: 血中の酸素分圧の低下は化学受容体を介して脊髄に伝えられる。

第42回午後:第17問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 左肺は3葉、右肺は2葉に分かれる。

2: 気管支は心臓の前面に位置する。

3: 気管は食道の前面にある。

4: 右気管支の分岐角は左気管支の分岐角より大きい。

5: 横隔膜は右側が左側より高い。

第48回午前:第65問

咳反射について正しいのはどれか。  

1: 肺胞の受容器刺激によって誘発される。

2: 吸気と呼気相の間に声門が閉鎖する。

3: カプサイシンの吸入で抑制される。

4: 反射の中枢は大脳皮質にある。

5: 流速はおよそ1リットル/秒である。

第38回午後:第13問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.耳管は咽頭に開口している。イ.内耳は側頭骨の錐体部内にある。ウ.鼓膜はキヌタ骨に接している。エ.前庭は蝸牛と三半規管からなる。オ.中耳には聴覚と平衡覚をつかさどる感覚器がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 咽頭壁の筋層は平滑筋組織である。

2: 食道は第11胸椎で胃の幽門に移行する。

3: 幽門では括約筋が発達している。

4: 噴門腺にはガストリンを分泌するG細胞が多い。

5: 胃底とは胃体と十二指腸との間をいう。

第38回午後:第52問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。 ア.脳出血-アテローム硬化イ.脳血栓-血小板減少ウ.脳塞栓-心房細動エ.くも膜下出血-動脈瘤破裂オ.慢性硬膜下血腫-動静脈奇形破裂  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第56回午前:第19問

呼吸機能検査、血液ガス検査の結果を示す。この結果の解釈として正しいのはどれか。2つ選べ。 

56_0_19

1: 気道狭窄

2: 肺胞低換気

3: 呼吸性アルカローシス

4: 拡散障害による高二酸化炭素血症

5: 肺コンプライアンスの低下による拘束性換気障害

第42回午後:第45問

呼吸運動で誤っている組合せはどれか。  

1: 安静吸気-横隔膜

2: 安静呼気-外肋間筋

3: 努力吸気-胸鎖乳突筋

4: 努力吸気-僧帽筋

5: 努力呼気-外腹斜筋

第40回午後:第7問

中枢と部位との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 摂食中枢-視床下部

2: 体温調節中枢-視床下部

3: 水分調節中枢-橋

4: 呼吸中枢-延髄

5: 血管運動中枢-延髄

第49回午前:第65問

呼吸運動の促進要因として正しいのはどれか。  

1: 気道の拡張

2: 四肢の運動

3: 髄液のpH上昇

4: 動脈血酸素分圧の上昇

5: 肺胞二酸化炭素分圧の低下

第34回午後:第14問

正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.右房室弁は二尖弁である。イ.左心房には左右の肺静脈が入る。ウ.左房室弁を僧帽弁という。エ.肺動脈弁は二つの半月弁で構成される。オ.心室中隔には卵円窩がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第43回午後:第2問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨膜は感覚神経に富む。

2: 骨膜は骨の長軸方向の成長に関わる。

3: 関節面は骨端軟骨で覆われている。

4: 長骨の骨幹は海綿質で形成される。

5: 発育期の骨髄は造血機能を営んでいる。

第43回午前:第33問

呼吸機能テストの結果、図Aのようなフローボリューム曲線を得た。この患者の呼吸理学療法で誤っているのはどれか。ただし、図Bは健常者の結果を示す。 

43_0_33

1: 胸郭の可動性維持

2: 口すぼめ呼吸の指導

3: 横隔膜呼吸法の指導

4: 強制吸気の指導

5: 腹筋の筋力増強

第50回午後:第39問

口すぼめ呼吸で正しいのはどれか。  

1: 気道の虚脱を抑える。

2: 全肺気量を増加させる。

3: 吸気時間を延長させる。

4: 呼吸仕事量を増加させる。

5: 機能的残気量を増加させる。

第36回午後:第19問

腸管について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.腹部消化器のリンパ流は胸管に注ぐ。イ.腸の静脈血は下大動脈に直接注ぐ。ウ.幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。エ.胆管は空腸に開口する。オ.回腸と盲腸との移行部には弁がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第42回午後:第51問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 心房細動は脳塞栓の原疾患となる。

2: 下肢静脈の血栓は肺塞栓の原因となる。

3: 脳塞栓の好発部位は大脳基底核である。

4: 下肢の外傷後に空気塞栓症が起こる。

5: 潜函病では脂肪塞栓症が起こる。

第47回午後:第47問

呼吸リハビリテーションで正しいのはどれか。  

1: ハッフィングは胸郭の伸張を目的とする。

2: 横隔膜呼吸は、呼吸補助筋の活動を促進する。

3: 呼吸困難時の症状改善には、腹臥位が有効である。

4: インセンティブスパイロメトリは長く吸気を持続させる。

5: 口すぼめ呼吸は、呼気よりも吸気を長くするように指導する。

第43回午前:第94問

健常者の姿勢と呼吸機能の組合せで正しいのはどれか。  

1: 背臥位-換気血流不均等が起きにくい。

2: 背臥位-胸郭背側の動きが良い。

3: 側臥位-両肺の換気量に左右差を生じる。

4: 座位-胸郭の動きが制限される。

5: 座位-横隔膜の動きが制限される。

第38回午後:第28問

正しいのはどれか。  

1: 唾液分泌は舌下神経によって調節される。

2: 咀嚼運動には不随意的要素がある。

3: 嚥下の口腔期に軟口蓋は引き下げられる。

4: 嚥下反射時にも呼吸は継続して行われる。

5: 食道上部の筋層は平滑筋で構成される。