第38回午前第71問の類似問題

第57回午前:第99問

疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。  

1: PTSD ── 電気けいれん療法

2: 心気障害 ── 持続エクスポージャー法

3: 解離性健忘 ── 自律訓練法

4: 強迫性障害 ── 暴露反応妨害法

5: 身体化障害 ── 系統的脱感作法

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、疾患とそれに対応する治療法を正しく組み合わせることが求められています。正しい組み合わせは、強迫性障害と暴露反応妨害法です。
  • PTSDの治療法には、持続エクスポージャー療法、認知行動療法、ストレスマネジメントなどがありますが、電気けいれん療法は適応ではありません。電気けいれん療法は、双極性障害や統合失調症などの気分障害に適応される治療法です。
  • 心気障害の治療法には、薬物療法や森田療法がありますが、持続エクスポージャー法は適応ではありません。持続エクスポージャー法は、不安症やPTSD、強迫症などに適応される治療法です。
  • 解離性健忘の治療法には、イメージ法、呼吸法、筋弛緩法などのリラクセーション法が用いられますが、自律訓練法は適応ではありません。自律訓練法は、心身症や神経症に適応される治療法です。
  • 強迫性障害の治療法には、認知行動療法、暴露反応妨害法、フラッディング法などが用いられます。このため、強迫性障害と暴露反応妨害法の組み合わせは正しいです。また、薬物療法も使用されることがあります。
  • 身体化障害の治療法には、薬物療法や認知行動療法、自助グループなどの集団精神療法が有効ですが、系統的脱感作法は適応ではありません。系統的脱感作法は、恐怖症や不安障害に適応される治療法です。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第53問

関節リウマチの作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 低負荷の運動を行う。

2: 筋力強化には等張性収縮を利用する。

3: プログラムは日内変動に応じて遂行する。

4: 日常生活指導は対象者と家族に実施する。

5: 痛みのある時にはスプリントで安静を保つ。

第40回午前:第59問

反射性交感神経性ジストロフィーについて適切でないのはどれか。  

1: 外傷や手術が誘因になる。

2: 患肢の発赤・腫脹がある。

3: 疼痛はデルマトームに一致してみられる。

4: 進行すると骨萎縮が生じる。

5: 放置すると疼痛が遷延する。

第41回午後:第66問

神経・筋変性疾患のリハビリテーションで誤っているのはどれか。  

1: Guillain–Barré 症候群では訓練中の不整脈に注意する。

2: Parkinson病では視覚刺激を運動発動に利用する。

3: 脊髄小脳変性症では早期から補助具を導入する。

4: 筋萎縮性側索硬化症の車椅子利用者では褥瘡の発生に注意する。

5: 筋ジストロフィーの運動訓練では過負荷に注意する。

第38回午前:第21問

腰痛症の運動療法で適切でないのはどれか。  

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第37回午前:第66問

脊髄損傷(第6頸髄節まで機能残存)に対する理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 肘関節屈曲の抵抗運動

2: 標準型車椅子の操作訓練

3: 車椅子から床への移乗訓練

4: 座位バランス訓練

5: 呼吸訓練

第44回午前:第56問

末梢神経麻痺と治療との組合せで正しいのはどれか。  

1: 後骨間神経麻痺 − 手背橈側の知覚再教育

2: 前骨間神経麻痺 − パーティクル・テクスチャーでの脱過敏療法

3: 正中神経高位麻痺 − テノデーシススプリントでのつまみ動作訓練

4: 正中・尺骨神経麻痺 − Thomasスプリントでの把持動作訓練

5: 尺骨神経低位麻痺 − 環・小指深指屈筋の筋再教育

第34回午前:第12問

小脳性運動失調患者への作業療法で適切でないのはどれか。  

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第43回午前:第74問

治療的な電気刺激の目的で適切でないのはどれか。  

1: 廃用による筋力低下の予防

2: 脱神経筋における神経終末の発芽促進

3: 末梢神経損傷による疼痛の軽減

4: 脳卒中による痙縮の軽減

5: 不動に伴う浮腫の軽減

第37回午前:第81問

熱傷の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 植皮術直後から関節可動域訓練を行う。

2: 温浴時に関節可動域訓練を併用する。

3: ゆっくりした持続的な皮膚の伸張を一日数回行う。

4: 初期の安静肢位として高齢者では肩関節外転・外旋位をとらせる。

5: スプリントの圧迫によってケロイド形成を抑制する。

第50回午前:第33問

肩手症候群に対する治療介入で誤っているのはどれか。  

1: 温熱療法を併用する。

2: 肩関節の可動域訓練を行う。

3: 手指と手関節との可動域訓練を行う。

4: 肩関節亜脱臼にアームスリングを使用する。

5: 手指に発赤を認めた場合は可動域訓練は禁忌である。

第34回午後:第59問

適切でない組合せはどれか。  

1: 精神分析療法-自由連想法

2: 生活技能訓練-ロールプレイ

3: 集団精神療法-リラクセーション

4: 行動療法-オペラント学習

5: 森田療法-絶対臥褥

第41回午前:第53問

初発の多発性硬化症患者の作業療法で適切でないのはどれか。 ア.環境温度を25℃以下に設定する。イ.視覚障害に対して点字訓練を開始する。ウ.漸増抵抗運動での筋力増強訓練を行う。エ.痙縮筋の持続伸張を行う。オ.抑うつに対して心理的サポートを行う。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第41回午前:第56問

前腕遠位部での正中神経縫合術後3週の患肢への作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 感覚障害-手掌から開始する知覚再教育

2: 関節拘縮-手関節背屈位で行う手指の関節可動域訓練

3: 筋力低下-非麻痺筋の積極的な筋力増強訓練

4: 手指機能-短対立装具を用いたつまみ訓練

5: 循環障害-上肢挙上位保持の指導

第40回午前:第68問

閉塞性動脈硬化症に対するアプローチとして適切でないのはどれか。  

1: 異常感覚に対する靴下の着用

2: 禁煙の指導

3: 四肢の関節可動域訓練

4: 四肢の冷感に対する温熱療法

5: 感染予防のためのフットケア

第40回午前:第88問

パーキンソン病の理学療法について適切でないのはどれか。  

1: 肘這い位での頸部・体幹伸展訓練

2: 体幹の回旋訓練

3: ロフストランド杖を用いた歩行訓練

4: 目印をまたぐ歩行訓練

5: かけ声を利用した歩行訓練

第47回午後:第35問

増悪期の多発性硬化症患者への対応で適切でないのはどれか。  

1: 温浴

2: 体位変換

3: 良肢位保持

4: 視覚ガイド

5: 心理カウンセリング

第57回午前:第42問

急性期の肩手症候群への理学療法として正しいのはどれか。  

1: CI療法

2: Codman体操

3: 肩関節周囲筋の再教育

4: BFOによる良肢位の保持

5: 肩関節周囲筋の積極的な他動伸張運動

第51回午後:第25問

SteinbrockerによるステージⅠの肩手症候群に対する理学療法として適切でないのはどれか。  

1: 交代浴の実施

2: ホットパックの実施

3: 他動的伸張運動の実施

4: 自己による介助運動の指導

5: 臥床時の上肢ポジショニングの指導

第49回午後:第38問

電気刺激療法の適応とならないのはどれか。  

1: 脳卒中片麻痺患者の歩行における足背屈補助

2: 変形性膝関節症による疼痛の軽減

3: 末梢性顔面神経麻痺の機能回復

4: 脊髄損傷の起立動作補助

5: 褥瘡の組織修復の促進