第37回午後第100問の類似問題

第51回午前:第30問

四肢遠位部の筋力低下を特徴とするのはどれか。  

1: 肢帯型筋ジストロフィー

2: 福山型筋ジストロフィー

3: 筋強直性ジストロフィー

4: Duchenne型筋ジストロフィー

5: 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー

第37回午後:第5問

回旋筋腱板を構成しないのはどれか。  

1: 棘上筋

2: 棘下筋

3: 大円筋

4: 小円筋

5: 肩甲下筋

第51回午後:第94問

高齢者の筋で誤っているのはどれか。  

1: 筋断面積が減少する。

2: 運動単位数が増加する。

3: 筋力増強効果はみられる。

4: タイプⅡ線維の萎縮が強い。

5: 持久力は筋力に比較して維持される。

第57回午前:第73問

遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 頭上に手を挙げるときの三角筋前部線維

2: 懸垂で体を下ろすときの上腕二頭筋

3: 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋

4: 椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋

5: しゃがみ込むときのヒラメ筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:遠心性収縮は筋が伸張されながら収縮する現象で、重力方向の関係で身体の様々な部分で起こります。この問題では、遠心性収縮が生じる運動を2つ選ぶ必要があります。
  • 頭上に手を挙げる運動は肩関節屈曲であり、三角筋前部線維の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 懸垂で体を下ろす運動は肘関節伸展であり、上腕二頭筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 腕立て伏せで肘を伸ばす運動は肘関節伸展であり、上腕三頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 椅子から立ち上がる運動は膝関節伸展であり、大腿四頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • しゃがみ込む運動は足関節背屈であり、ヒラメ筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午後:第86問

末梢神経麻痺の症候で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 痙縮

2: 筋萎縮

3: 病的反射

4: 不随意運動

5: 腱反射低下

第52回午前:第63問

腱をたたいて骨格筋を急速に伸ばすと起こる筋単収縮に関与するのはどれか。  

1: 筋紡錘

2: Pacini小体

3: Ruffini終末

4: 自由神経終末

5: Meissner小体

第40回午前:第19問

棘上筋部分断裂の患者に対する図のような運動で期待できない効果はどれか。 

40_0_19

1: 小円筋の筋力増強

2: 大円筋の筋力増強

3: 棘上筋の筋力増強

4: 肩甲下筋の拘縮改善

5: 腱板筋群の協調性改善

第48回午後:第74問

肩甲骨の下制に働かないのはどれか。  

1: 広背筋

2: 小胸筋

3: 鎖骨下筋

4: 大菱形筋

5: 僧帽筋下部

第37回午前:第13問

棘上筋部分断裂患者に対する図のような運動で期待できない効果はどれか。 

37_0_13

1: 小円筋の筋力増強

2: 大円筋の筋力増強

3: 棘上筋の筋力増強

4: 肩甲下筋の拘縮改善

5: 腱板筋群の協調性改善

第46回午前:第24問

日常の動作では生じにくい筋収縮はどれか。  

1: 同時収縮

2: 静止性収縮

3: 求心性収縮

4: 遠心性収縮

5: 等速性収縮

第39回午前:第2問

筋の収縮の有無を触診する手技として誤っているのはどれか。  

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第42回午後:第49問

萎縮の原因で誤っているのはどれか。  

1: 栄養の低下

2: 血液供給の減少

3: 対臓器の一側の欠損

4: 仕事負荷の消失

5: 内分泌刺激の消失

第34回午後:第46問

誤りはどれか。  

1: 坐骨大腿靭帯は股伸展を制限する。

2: 腸骨大腿靭帯は股内転を制限する。

3: 半腱様筋の収縮は股外旋を制限する。

4: 恥骨筋の収縮は股外転を制限する。

5: 半膜様筋の収縮は股内旋を制限する。

第34回午前:第62問

背臥位で強度の腰椎前弯がみられる原因として正しいのはどれか。  

1: 膝関節の伸展拘縮

2: 股関節の屈曲拘縮

3: 腰方形筋の筋力低下

4: 脊柱起立筋の筋力低下

5: 腹筋の筋力低下

第43回午後:第39問

腕相撲で勝勢にある人の主動筋の状態で適切なのはどれか。  

1: 静止長で等尺性収縮

2: 静止長で求心性収縮

3: 短縮位で求心性収縮

4: 短縮位で遠心性収縮

5: 伸張位で等尺性収縮

第50回午前:第42問

等尺性運動で誤っているのはどれか。  

1: 関節運動を伴わない筋収縮である。

2: 等張性運動に比べて血圧が上昇しやすい。

3: 等運動性運動に比べて筋力の増強効果が小さい。

4: 等張性運動に比べて収縮時の筋血流は減少する。

5: 等張性運動に比べて筋持久力の増強効果が大きい。

第57回午前:第61問

骨格筋の収縮について誤っているのはどれか。  

1: 筋小胞体はCa2+を貯蔵している。

2: 活動電位は筋収縮に先行して発生する。

3: 神経筋接合部にはニコチン受容体が分布する。

4: 支配神経に単一の刺激を加えると強縮が起こる。

5: 単収縮が連続して起こると階段現象がみられる。

  • 答え:4
  • 解説:骨格筋の収縮に関する知識を確認する問題です。筋小胞体の役割や活動電位の関係、神経筋接合部の構造、刺激と収縮の関係、階段現象について理解しておく必要があります。
  • 筋小胞体はCa2+を貯蔵しており、筋収縮時に放出されることで筋収縮が引き起こされます。このため、選択肢1は正しいです。
  • 活動電位は筋収縮に先行して発生し、これによって筋収縮が生じます。選択肢2は正しいです。
  • 神経筋接合部にはニコチン受容体が分布し、神経終末から放出されるアセチルコリンが受容体に結合することで筋収縮が引き起こされます。選択肢3は正しいです。
  • 支配神経に単一の刺激を加えると単収縮が起こりますが、強縮は頻回の刺激が必要です。このため、選択肢4は誤りであり、正解です。
  • 単収縮が連続して起こるように反復刺激を加えると、収縮力は次第に大きくなる現象を階段現象といいます。選択肢5は正しいです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第51問

廃用性筋萎縮で正しいのはどれか。  

1: 筋原線維は保たれる。

2: 筋内神経線維は保たれる。

3: 筋張力は保たれる。

4: 筋線維の蛋白質合成は保たれる。

5: 筋萎縮の進行速度は神経切断後と同程度である。

第48回午後:第88問

腰部脊柱管狭窄症でみられるのはどれか。  

1: Trendelenburg徴候

2: 下肢の腱反射亢進

3: 腰椎前弯増強

4: 間欠性跛行

5: 槌趾変形

第51回午前:第93問

頸椎後縦靱帯骨化症の症候で正しいのはどれか。  

1: 鉛管様固縮

2: 間欠性跛行

3: 膀胱直腸障害

4: 下肢腱反射消失

5: Wrightテスト陽性