第37回午後第63問の類似問題

第54回午後:第18問

60歳の女性。心不全。運動療法中に心室期外収縮が確認された。このときの心電図を示す。この心室期外収縮について正しいのはどれか。 

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1: 3段脈である。

2: P波がみられる。

3: Lownの分類4bである。

4: QRS幅は0.12秒未満である。

5: 洞調律よりも早く出現する心室興奮である。

第46回午後:第93問

同一患者の異なる時刻における心電図モニターを示す。認められるのはどれか。 

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1: 洞頻脈

2: 心房粗動

3: 心室性頻拍

4: 洞房ブロック

5: 完全左脚ブロック

第56回午前:第2問

心電図を示す。心室性期外収縮はどれか。 

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第49回午前:第75問

心筋梗塞の合併症として誤っているのはどれか。  

1: 心室頻拍

2: 下肢静脈瘤

3: 肩手症候群

4: 僧帽弁逆流

5: 心室中隔穿孔

第57回午前:第46問

運動療法を中止する状態として誤っているのはどれか。  

1: 胸痛の出現

2: チアノーゼ

3: 単発性心室期外収縮

4: 喘鳴による呼吸困難感

5: 胸部不快感を伴う心室頻拍

第48回午後:第4問

67歳の男性。外来でふらつきを訴えた。心電図を示す。所見として考えられるのはどれか。 

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1: 洞不全症候群

2: 洞性徐脈

3: 心房粗動

4: 心室頻拍

5: 完全房室ブロック

第54回午後:第4問

心電図を示す。この心電図の所見で正しいのはどれか。2つ選べ。 

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1: 頻脈

2: 心房粗動

3: PR間隔延長

4: 上室性期外収縮

5: 心室性期外収縮

第57回午後:第11問

治療前後の心電図を示す。治療の作用として正しいのはどれか。 

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1: 不応期の短縮

2: 心収縮力の増強

3: 房室間の伝導の抑制

4: 洞房結節の脱分極促通

5: 心室筋の活動電位持続時間の延長

第53回午前:第39問

虚血性心疾患に対する運動療法が禁忌となるのはどれか。2つ選べ。  

1: 安定狭心症

2: 代償性心不全

3: 活動性の心筋炎

4: Ⅰ度房室ブロック

5: コントロールされていない不整脈

第46回午前:第4問

動悸を訴えた患者の心電図を示す。考えられるのはどれか。 

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1: 心房細動

2: 心房粗動

3: 心室細動

4: 心室粗動

5: 心室頻拍

第51回午前:第77問

心尖部の聴診で心室収縮期に持続する逆流性雑音を聴取するのはどれか。  

1: 大動脈弁狭窄症

2: 心室中隔欠損症

3: 心房中隔欠損症

4: 肺動脈弁狭窄症

5: 僧帽弁狭窄症

第57回午前:第3問

心電図を示す。心房粗動はどれか。 

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1: ①

2: ②

3: ③

4: ④

5: ⑤

第46回午前:第94問

心不全でみられにくい所見はどれか。  

1: 胸水の出現

2: 左室前壁の不動化

3: 心胸郭比(CTR):70%

4: 左室駆出率(LVEF):60%

5: 脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の増加

第53回午後:第30問

心筋梗塞に特徴的な心電図所見で正しいのはどれか。  

1: F波の出現

2: P波の増高

3: QRS波の脱落

4: PQ間隔の延長

5: 異常Q波の出現

  • 答え:5
  • 解説:心筋梗塞の心電図では、異常Q波、STの上昇、冠性T波(左右対称性の陰性T波)などの特徴的所見がみられる。異常Q波は、心筋壊死の存在を示す。
  • F波(flutter波)は鋸の刃のように規則正しくギザギザした波で、心房粗動で出現する。心筋梗塞とは関係がない。
  • P波の増高は、肺高血圧症や肺気腫、心房中隔欠損症など、右心房に負荷がかかる疾患でみられる。心筋梗塞とは関係がない。
  • QRS波の脱落は、心房の興奮が心室に伝わっていないことを意味し、MobitzⅡ型の2度房室ブロックでみられる。心筋梗塞とは関係がない。
  • PQ間隔の延長は、房室接合部の伝導速度が遅いために房室伝導に時間がかかっていることを意味し、1度房室ブロックでみられる。心筋梗塞とは関係がない。
  • 異常Q波は、R波の高さの25%以上の深さがあり、幅が0.04 ms以上に広がったQ波で、心筋壊死の存在を示す。これが心筋梗塞に特徴的な心電図所見である。
  • 科目:内科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午前:第12問

65歳の女性。慢性心不全。自宅でめまいと失神発作とを認めたため来院した。来院時の心電図を示す。この患者にみられるのはどれか。 

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1: 洞性頻脈

2: 心室頻拍

3: 心室期外収縮

4: Ⅰ度房室ブロック

5: Ⅲ度房室ブロック

第42回午前:第94問

心不全の徴候でないのはどれか。  

1: 両下肢の浮腫

2: 体重の減少

3: 安静時心拍数の増加

4: 湿性ラ音の聴取

5: 運動時息切れの増悪

第45回午後:第39問

虚血性心疾患における運動負荷試験の中止基準はどれか。  

1: 顔面紅潮

2: 収縮期血圧低下

3: I度房室ブロック

4: 心電図ST部1 mm低下

5: 発作性上室性不整脈の散発

第57回午前:第64問

心音または心電図波形と心周期における現象との組合せで正しいのはどれか。  

1: 心音のⅠ音 ── 僧帽弁の閉鎖

2: 心音のⅡ音 ── 大動脈弁の開放

3: 心電図のP波 ── His束の伝導

4: 心電図のQRS波 ── 洞房結節の伝導

5: 心電図のT波 ── 心室筋の脱分極

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、心音や心電図波形とそれらが示す心周期の現象との正しい組み合わせを選ぶ必要があります。心音は心臓の弁の開閉による音であり、心電図波形は心臓の電気的活動を示します。
  • 心音のⅠ音は、僧帽弁と三尖弁の閉鎖音であり、心房収縮時に起こります。これは正しい組み合わせです。
  • 心音のⅡ音は、肺動脈弁および大動脈弁の閉鎖音であり、心室収縮時に起こります。大動脈弁の開放ではなく、閉鎖が正しいため、この選択肢は誤りです。
  • 心電図のP波は、心房の脱分極(興奮)を示し、心房収縮の開始を示します。His束の伝導はP波とQ波の間で起こるため、この選択肢は誤りです。
  • 心電図のQRS波は、心室中隔と心室筋の脱分極(興奮)を示し、心室収縮の開始を示します。洞房結節の伝導はP波の開始点であるため、この選択肢は誤りです。
  • 心電図のT波は、心室の再分極を示し、心室収縮の終了と心室弛緩の開始を示します。心室筋の脱分極はQRS波で示されるため、この選択肢は誤りです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第84問

廃用症候群によって低下しないのはどれか。  

1: 筋力

2: 肺活量

3: 心拍数

4: 身体活動性

5: 胃腸管運動

  • 答え:3
  • 解説:廃用症候群は、長期間の安静や不活動によって生じる身体機能の低下を指します。筋力、肺活量、心拍出量、身体活動性、胃腸管運動などが低下することが一般的ですが、心拍数は低下しません。
  • 筋力は廃用症候群によって低下します。安静臥位により1日2%程度の割合で廃用性筋萎縮が生じるためです。
  • 肺活量は廃用症候群によって低下します。安静臥位により心肺機能が低下するためです。
  • 心拍数は廃用症候群によって低下しません。むしろ、安静臥位により1回拍出量が低下するため、心拍数は増加することがあります。
  • 身体活動性は廃用症候群によって低下します。安静による全身持久力の低下により、脱力感や易疲労性が生じるためです。
  • 胃腸管運動は廃用症候群によって低下します。不動による交感神経系の亢進の結果、胃腸管運動が低下するためです。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第52問

誤っている組合せはどれか。  

1: 静脈瘤-静脈壁限局性拡張

2: 動脈硬化症-アテローム変性

3: 虚血性心疾患-冠動脈血栓

4: 糖尿病性網膜症-眼底部小動脈瘤

5: レイノー病-閉塞性血栓性血管炎