虚血性心疾患に対する運動療法の効果について適切なのはどれか。
1: 再入院頻度の低下
2: 収縮期血圧の上昇
3: 血小板凝集能の増加
4: 交感神経の緊張亢進
5: HDLコレステロールの低下
虚血性心疾患に対する運動療法の効果について誤っているのはどれか。
1: 最大酸素摂取量の増大
2: 安静時の二重積の低下
3: 心筋虚血閾値の低下
4: 筋血流量の増加
5: 総コレステロールの低下
虚血性心疾患における運動負荷試験の中止基準はどれか。
1: 顔面紅潮
2: 収縮期血圧低下
3: I度房室ブロック
4: 心電図ST部1 mm低下
5: 発作性上室性不整脈の散発
虚血性心疾患に対する運動療法の効果で 正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.1回心拍出量の増加イ.血中カテコラミン濃度の増加ウ.最大下運動での心拍数の増加エ.最大心拍数の増加オ.嫌気性代謝閾値(AT)の上昇
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。
1: 心筋炎
2: 大動脈硬化
3: 肺循環不全
4: 冠動脈硬化
5: 心弁膜不全
慢性心不全患者に対する運動療法の効果で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: BNPの増加
2: QOLの改善
3: 運動耐容能の向上
4: 左室駆出率の低下
5: 交感神経活性の亢進
運動療法を中止する状態として誤っているのはどれか。
1: 胸痛の出現
2: チアノーゼ
3: 単発性心室期外収縮
4: 喘鳴による呼吸困難感
5: 胸部不快感を伴う心室頻拍
虚血性心疾患の病態と最も関連があるのはどれか。
1: 心筋炎
2: 心臓弁膜症
3: 肺高血圧症
4: 冠動脈硬化
5: 深部静脈血栓症
心不全患者の作業療法を実施する際の絶対的禁忌はどれか。
1: 1. 高 齢
2: 2. 糖尿病
3: 3. 高血圧
4: 4. 不安定狭心症
5: 5. 上室性期外収縮
心疾患に対する運動療法の効果として誤っているのはどれか。
1: 安静時の心拍数が低下する。
2: 同一運動負荷時の血圧が低下する。
3: 同一運動負荷時の心拍数が低下する。
4: 同一運動負荷時の自覚的強度が低下する。
5: 最大運動負荷時の心拍数が低下する。
慢性期虚血性心疾患の運動療法で誤っているのはどれか。
1: 最大心拍数の60~70%を指標にする。
2: 1回の運動時間は30~60分とする。
3: 準備運動と整理運動を行う。
4: 週1回の指導と自主訓練とを組み合わせる。
5: 自覚的運動強度はボルグ指数16~18で行う。
心不全のない急性心筋梗塞患者の退院後運動指導として適切なのはどれか。
1: 1日10分程度のジョギング
2: 等尺性収縮による筋力増強
3: 心拍数を増加させない運動
4: Borg指数16レベルの運動
5: 週3日以上の有酸素運動
運動中に突然死するリスクが高い病態はどれか。
1: 肺動脈弁閉鎖不全症
2: 心房中隔欠損症
3: 大動脈弁狭窄症
4: 慢性心膜炎
5: 肺線維症
狭心症について正しいのはどれか。
1: 強い胸痛が30分以上継続する。
2: 心エコーでは発作時にも異常は認めない。
3: 不安定狭心症は心筋梗塞には移行しない。
4: 負荷心電図におけるST上昇が特徴的である。
5: 薬物療法としてニトログリセリンが用いられる。
心筋梗塞に対するリハビリテーションの効果として認められないのはどれか。
1: 運動耐容能の向上
2: HDLコレステロールの減少
3: 下肢筋力の増大
4: 安静時心拍数の低下
5: 生活の質の向上
脳卒中片麻痺患者に併発した場合、翌日の歩行訓練を控えるのはどれか。2つ選べ。
1: 心房内血栓
2: 深部静脈血栓
3: 膀胱結石
4: 起立性低血圧
5: てんかん発作
急性心筋梗塞後の運動療法の効果として正しいのはどれか。
1: 梗塞範囲の減少
2: 心室破裂の減少
3: 心嚢液貯留の減少
4: 左室駆出率の増加
5: 急性期心臓死の減少
運動負荷を漸増すべきでないのはどれか。
1: 発症後2日のラクナ梗塞患者
2: 抗凝固薬投与中の心房細動患者
3: 発症後1週以内の労作性狭心症患者
4: 在宅酸素療法導入後の慢性閉塞性肺疾患患者
5: 下大静脈フィルター留置後の深部静脈血栓症患者
うっ血性心不全の急性増悪時にみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 浮 腫
2: 四肢冷感
3: 体重減少
4: 頸静脈圧低下
5: 高ナトリウム血症
深部静脈血栓症の理学療法で適切でないのはどれか。
1: 冷却・氷冷
2: 下肢関節運動
3: 弾力ストッキングの使用
4: 間欠的空気圧迫法
5: 早期離床