第40回午後第52問の類似問題

第37回午後:第50問

誤っている組合せはどれか。  

1: 充血-局所の静脈血の充満

2: 浮腫-細胞外液の増加

3: 萎縮-細胞数・細胞体積の減少

4: 壊死-局所組織の崩壊

5: 化生-他の組織・細胞への転換

第45回午後:第75問

生理的加齢によって脳の容積が縮小しているときの細胞の状態はどれか。  

1: 壊死

2: 化生

3: 萎縮

4: 変性

5: 異形成

第44回午後:第50問

加齢に伴う骨格筋の萎縮で正しいのはどれか。  

1: 細胞のアポトーシスである。

2: 退行性変化の1つである。

3: 筋原性変化が特徴である。

4: 筋線維がマクロファージに貪食される。

5: 筋線維が結合組織に置換される。

第57回午前:第75問

前癌病変になる進行性病変はどれか。  

1: 萎 縮

2: 肥 大

3: 変 性

4: 異形成

5: アポトーシス

  • 答え:4
  • 解説:前癌病変は、癌に進行する可能性がある病変であり、異形成がその例です。異形成は、正常では見られない細胞の形態変化で腫瘍ほどではないが細胞質や核に異型を伴った細胞の状態で前癌病変になる進行性病変です。
  • 萎縮は、正常に発達していた臓器の容積が減少した状態で退行性病変であり、前癌病変ではありません。
  • 肥大は、細胞や組織の機能が亢進して臓器や組織の容積が増大した状態で進行性病変であるが前癌病変ではありません。
  • 変性は、病因の作用により新陳代謝が障害され細胞や組織の形態や機能が変化する状態で退行性病変であり、前癌病変ではありません。
  • 異形成は、正常では見られない細胞の形態変化で腫瘍ほどではないが細胞質や核に異型を伴った細胞の状態で前癌病変になる進行性病変であり、正解です。
  • アポトーシスは細胞死の一種であり退行性病変である。癌化した細胞や異常な細胞はアポトーシスにより取り除かれるが、前癌病変ではありません。
  • 科目:がん関連障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午前:第75問

アポトーシスで正しいのはどれか。  

1: 細胞環境の悪化によって生じる。

2: 高濃度の酸素投与で予防できる。

3: マクロファージの浸潤を伴う。

4: DNAの断片化が生じる。

5: 核が膨張する。