第56回午後第36問の類似問題

第52回午前:第33問

脳血管障害の評価として用いられる評価法について正しいのはどれか。  

1: mRSの評価項目に筋緊張がある。

2: SIASの評価項目に意識障害がある。

3: GCSの評価項目に関節可動域がある。

4: NIHSSの評価項目にバランスがある。

5: Fugl-Meyer Assessmentの評価項目に感覚機能がある。

第52回午前:第43問

70歳以上を対象にした介護予防事業に用いられる評価で、表に示す質問項目を用いるのはどれか。 

52_0_43

1: 作業質問紙

2: 基本チェックリスト

3: 役割チェックリスト

4: NPI興味チェックリスト

5: 障害老人の日常生活自立度

第54回午前:第36問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: GMFM-88は間隔尺度として使用される。

2: 各項目は0~4の5段階評価で判定する。

3: 脳性麻痺のための標準化された発達評価である。

4: 健常5歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: Item Mapの使用により認知機能の判定が可能である。

第57回午後:第41問

「持続性・安定性」と「自己認識」が下位尺度に含まれる社会機能の評価法はどれか。  

1: SFS

2: Rehab

3: SF-36

4: LASMI

5: 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)

  • 答え:4
  • 解説:この問題では、「持続性・安定性」と「自己認識」が下位尺度に含まれる社会機能の評価法を求めています。正解はLASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)で、精神障害者の生活障害を包括的に捉えることを目的として開発された尺度です。
  • SFS(Social Functioning Scale)は、精神障害者の社会機能を評価する尺度ですが、「持続性・安定性」と「自己認識」は下位尺度に含まれていません。
  • Rehabは、リハビリテーションの略であり、特定の評価法ではありません。
  • SF-36(MOS 36-Item Short-Form Health Survey)は、健康関連の生活の質を測定する尺度ですが、「持続性・安定性」と「自己認識」は下位尺度に含まれていません。
  • LASMI(Life Assessment Scale for the Mentally Ill)は精神障害者の生活障害を包括的に捉えることを目的として開発された尺度で、「持続性・安定性」と「自己認識」が下位尺度に含まれています。このため、正解は4です。
  • 精神障害者ケアアセスメント(日本作業療法士協会版)は、精神障害者のケアマネジメントを評価するためのアセスメント表ですが、「持続性・安定性」と「自己認識」は下位尺度に含まれていません。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午前:第22問

ICFの評価点とその内容の組合せで正しいのはどれか。  

1: 活動と参加の能力の評価点 ― 促進あるいは阻害する程度

2: 環境因子の第一評価点 ――― 個人の遂行能力

3: 身体構造の第一評価点 ――― 機能障害の程度や大きさ

4: 身体構造の第二評価点 ――― 各身体部位における変化の性質

5: 心身機能の第一評価点 ――― 構造障害の程度や大きさ

第40回午後:第64問

正しいのはどれか。  

1: 麻痺の回復段階は通常、間隔尺度で記述される。

2: ADLは通常、順序尺度で評価される。

3: 主観的疲労度は通常、名義尺度で評価される。

4: 評価尺度の妥当性は、検者間の一致度で示される。

5: 評価尺度の信頼性は、変化の検出感度で示される。

第52回午前:第29問

注意機能の評価はどれか。  

1: SCT

2: MMPI

3: バウムテスト

4: TMT〈trail making test〉

5: Kohs立方体組合せテスト

第54回午後:第42問

総合的な認知症の重症度を評価する尺度はどれか。  

1: NPI

2: CDR

3: HDS-R

4: BEHAVE-AD

5: PSMS〈Physical Self-Maintenance Scale〉

  • 答え:2
  • 解説:総合的な認知症の重症度を評価する尺度はCDR(Clinical Dementia Rating)である。CDRは認知症の進行度を評価するために使用され、6つの領域(記憶、方向感覚、判断力、問題解決能力、コミュニケーション、日常生活活動)を評価する。
  • NPI(Neuropsychiatric Inventory)は、認知症患者の神経精神症状を評価するための尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。
  • CDR(Clinical Dementia Rating)は、総合的な認知症の重症度を評価する尺度である。6つの領域(記憶、方向感覚、判断力、問題解決能力、コミュニケーション、日常生活活動)を評価し、認知症の進行度を判断する。
  • HDS-R(Hasegawa Dementia Scale-Revised)は、認知症の診断や進行度を評価するための尺度であるが、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。主に日本で使用される。
  • BEHAVE-AD(Behavioral Pathology in Alzheimer's Disease Rating Scale)は、アルツハイマー型認知症における行動・心理症状(BPSD)を評価する尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。
  • PSMS(Physical Self-Maintenance Scale)は、高齢者の日常生活における活動性評価に用いられる尺度であり、総合的な認知症の重症度を評価する尺度ではない。排泄、食事、着替え、身繕い、移動能力、入浴の基本的ADL6項目について、各5段階で評価する。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午後:第26問

8つの下位尺度で構成されているQOL評価はどれか。  

1: TMT

2: SF-36

3: Katz Index

4: ESCROW Profile

5: 老研式活動能力指標

第39回午前:第46問

ADL評価で正しいのはどれか。  

1: Barthel indexは4段階で評価する。

2: FIMは7段階で評価する。

3: Kats indexは5段階で評価する。

4: Kenny身辺処理評価は3段階で評価する。

5: Lawtonのスケールは6段階で評価する。

第41回午前:第85問

統合失調症の回復期前期における作業療法導入時の評価項目で適切でないのはどれか。  

1: 基本的生活リズム

2: 身体感覚の状態

3: 疲れやすさの程度

4: 活動範囲の広がり

5: 金銭管理能力

第38回午前:第96問

認知症患者の作業療法評価で適切でないのはどれか。  

1: 歩行状態などの運動機能

2: 記銘力や理解力などの知的機能

3: 家族の介護力の程度

4: 内田・クレペリンテストでの作業能力

5: 呼吸器・循環器などの合併症の有無

第37回午前:第58問

改訂版長谷川式簡易知能診査スケールで誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.得点と年齢との間に相関がある。イ.30点満点である。ウ.20点以下で痴呆を疑う。エ.片麻痺があっても評価できる。オ.失語があっても評価できる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第36回午前:第45問

職業関連活動の評価で適切でない組合せはどれか。  

1: ジョブコーチ-職務実習試行法

2: 作業観察-場面設定法

3: タワー法-ワークサンプル法

4: 標準時間設定法-作業研究法

5: 一般職業適性検査-職務分析法

第50回午前:第41問

うつ状態の評価を含む尺度はどれか。2つ選べ。  

1: BPRS

2: POMS

3: TEG

4: WAIS-Ⅲ

5: WCST

第45回午前:第45問

国際生活機能分類(ICF)に基づく活動と参加の評価で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 「態度」は評価項目に含まれる。

2: 「支援と関係」は評価項目に含まれる。

3: d(domain)で始まるコードで分類される。

4: 「能力」は標準的な生活機能レベルを示す。

5: 「実行状況」は個人が現在の環境で行っている活動や参加を示す。

第48回午前:第27問

老研式活動能力指標に含まれる項目で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 金銭管理

2: 自動車運転

3: 町内会活動

4: スポーツ活動

5: 公共交通機関の利用

第47回午後:第25問

簡易上肢機能検査(STEF)について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 60歳までが適応となる。

2: 評価としての再現性が高い。

3: 項目によって配点が異なる。

4: 他の項目との比較が容易にできる。

5: 「できる・できない」で評価する。