GMFMで正しいのはどれか。
1: 4領域88項目で構成される。
2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。
3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。
4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。
5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。
検査と評価項目の組合せで正しいのはどれか。
1: GMFM ── 日常生活活動
2: WISC-IV ── ワーキングメモリー
3: S-M社会生活能力検査 ── 心理的発達
4: フロスティグ視知覚検査 ── 巧緻運動
5: 遠城寺式乳幼児分析的発達検査 ── 粗大運動
小児を対象とした評価法とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1: GMFM ― 学習障害を評価する。
2: K-ABC ― 日常活動の自立度を測定する。
3: PEDI ― 機能的スキルを評価する。
4: WeeFIM ― 生命維持機能を評価する。
5: WISC-Ⅲ ― 粗大運動能力を測定する。
小児の評価領域と検査の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 粗大運動――――GMFM
2: 視知覚機能―――Erhardt(エアハート)発達学的視覚評価
3: 感覚統合機能――Kohs立方体組合せテスト
4: 知的機能――――WISC-Ⅳ
5: 日常生活能力――新S-M社会生活能力検査
6~12歳におけるGMFCSレベルと動作能力の組合せで正しいのはどれか。
1: Ⅰ ― 階段で手すり使用
2: Ⅱ ― 装具なしで歩行
3: Ⅲ ― 不整地の歩行
4: Ⅳ ― 通常の椅子で座位保持
5: Ⅴ ― 寝返り可能
FIMの評価項目で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 各項目0~7点で評価する。
2: 日常実際に行っている状態を評価する。
3: 運動項目と認知項目から成り立っている。
4: 介助者が必要でなければ5点以上と判定する。
5: 問題解決はコミュニケーションの下位項目である。
FIMで誤っているのはどれか。
1: している状態を評価する。
2: 18項目からなる。
3: 各項目は7段階評価である。
4: 自立には修正自立と完全自立がある。
5: 認知項目には失語評価がある。
脳性麻痺児の粗大運動能力を評価する尺度はどれか。
1: PEDI
2: GMFM
3: K-ABC
4: WeeFIM
5: MACS〈Manual ability classification system for children with cerebral palsy〉
FIMで正しいのはどれか。
1: 「できるADL」を評価する。
2: 6段階評価尺度を用いる。
3: コミュニケーション項目は失語を評価する。
4: 社会的認知項目には記憶を含まない。
5: 移動の項目には歩行、車椅子および階段を含む。
3歳11か月の男児。6か月時に脳性麻痺と診断され、療育センターで通所の理学療法を受けている。現在、割り座であれば座位保持が可能であり、床上は四つ這いで移動できるが、交互性はない。最近、PCウォーカーで短距離の歩行が可能になったが、方向転換には介助が必要である。Gross Motor Function Classification System(GMFCS)によるレベルはどれか。
1: レベル I
2: レベル II
3: レベル III
4: レベル IV
5: レベル V
5歳の脳性麻痺児が、手の支持なしに椅子に座り、物につかまらずに床から立ち上がることができる。粗大運動能力分類システム(Gross Motor Function Classification System:GMFCS)のレベルはどれか。
1: レベルⅠ
2: レベルⅡ
3: レベルⅢ
4: レベルⅣ
5: レベルⅤ
脳性麻痺児の日常生活における手指操作能力を分類するための尺度はどれか。
1: GMFM
2: JASPER〈Japanese assessment set for pediatric rehabilitation〉
3: K-ABC
4: MACS
5: PEDI
3歳6か月の脳性麻痺児で、ロフストランド杖などの手に持つ移動器具を使用して歩行可能である。この児のGMFCSのレベルはどれか。
1: Ⅰ
2: Ⅱ
3: Ⅲ
4: Ⅳ
5: Ⅴ
3歳の男児。脳性麻痺。床上に座れるが両手を使えるほどの安定性はない。四つ這いや伝い歩きで移動できる。この患児が15歳時にGMFCS-Expanded and Revised〈E&R〉で同じレベルであった場合に予想される屋内移動の状態として最も適切なのはどれか。
1: 手すりなしで階段昇降する。
2: 短い距離を独歩する。
3: 自走式車椅子を使う。
4: 電動車椅子を使う。
5: 寝返りで移動できない。
4歳10か月の男児。脳性麻痺。現在割り座であれば床上で座位保持が可能であり、椅子上での座位は自立している。立位は、物につかまれば保持できる。歩行には車輪付きの歩行器を利用しており、介助があれば階段を昇ることができる。Gross Motor Function Classification System(GMFCS)によるレベルはどれか。
1: レベルI
2: レベルII
3: レベルIII
4: レベルIV
5: レベルV
10歳の男児。痙直型四肢麻痺の脳性麻痺。頭部保持は可能で、手で支持すれば座位が可能。わずかな距離は寝返りで移動する。電動車椅子を練習中である。この児のGMFCS(gross motor function classification system)のレベルはどれか。
1: レベルⅠ
2: レベルⅡ
3: レベルⅢ
4: レベルⅣ
5: レベルⅤ
FIMについて正しいのはどれか。
1: 自記式評価法である。
2: 機能障害の評価法である。
3: 更衣は上半身と下半身に分けられる。
4: 補装具を使用しても完全自立と判定する。
5: 認知には「対人関係」という項目が含まれる。
評価の説明で正しいのはどれか。
1: FIMでは全介助の場合は0点である。
2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。
3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。
4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。
5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。
FIMについて正しいのはどれか。
1: 5段階で評価を行う。
2: 機能障害の評価法である。
3: 理解は社会的認知の項目に含まれる。
4: 補装具を使用しても完全自立になる。
5: 更衣は上半身と下半身に分けられる。
脳血管障害の評価として用いられる評価法について正しいのはどれか。
1: mRSの評価項目に筋緊張がある。
2: SIASの評価項目に意識障害がある。
3: GCSの評価項目に関節可動域がある。
4: NIHSSの評価項目にバランスがある。
5: Fugl-Meyer Assessmentの評価項目に感覚機能がある。