ADL評価の説明として正しいのはどれか。
1: FIMの項目で3点は中等度介助である。
2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。
3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。
4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。
5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。
ADL評価で正しいのはどれか。
1: Barthel indexで自立の得点は7点である。
2: Barthel indexは食事の支度の項目を含む。
3: FIMはできるADLを評価する。
4: FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である。
5: Wee-FIMは小児のADLを評価する。
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。
2: FIMの項目で3点なら部分介助である。
3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。
4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。
5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。
FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。
2: トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。
3: 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。
4: 移動4点:車椅子で50 m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。
5: 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。
FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。
2: 食事6点:ホルダー付きスプーンを介助者に装着してもらい、食事動作は自立している。
3: 記憶5点:メモリーノートを用いて自立し、問題を生じていない。
4: トイレ動作4点:服を上げるのが不十分で介助者の口頭指示を必要とする。
5: 更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexで50点ならばセルフケアは要監視水準
2: FIMの項目で5点ならば監視や促しが必要
3: FIMの項目で10点ならば完全自立
4: Katz ADL indexでは更衣が最も難しい活動
5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが最高
FIMで5点に評定されるのはどれか。2つ選べ。
1: 整容:洗顔、洗髪に介助を要する。
2: 排尿管理:自己導尿が自立している。
3: 歩行:歩行器を用い、監視下で50 m歩行する。
4: 更衣(上半身):シャツのボタンをかけるのを介助してもらう。
5: 記憶:メモリーノートが必要だが使うように促されれば問題は生じない。
FIMの得点で5点以下となるのはどれか。
1: 食事:配膳、下膳は手伝ってもらうが、あとは一人で食事できる。
2: 清拭:首から下のみすべて一人で洗える。
3: 下半身更衣:装具の着脱は介助が必要だが、ズボン、パンツ、靴下は一人でできる。
4: トイレ移乗:ベッドサイドのポータブルトイレで自立している。
5: 歩行:50 mまでは、杖がなくても一人で歩ける。
FIMで正しいのはどれか。
1: 「できるADL」を評価する。
2: 6段階評価尺度を用いる。
3: コミュニケーション項目は失語を評価する。
4: 社会的認知項目には記憶を含まない。
5: 移動の項目には歩行、車椅子および階段を含む。
FIMの評価で自立しても「6」になるのはどれか。2つ選べ。
1: 歩行に装具を用いる。
2: 入れ歯の着脱ができる。
3: 食事にスプーンを用いる。
4: 排尿管理にパッドを用いる。
5: 入浴はシャワーのみ利用する。
ADLの評価法で誤っているのはどれか。
1: Kenny self-care scoreでは「できるADL」を評価する。
2: Katz indexではADL項目の自立・依存の組合せで7群に分類する。
3: PULSESは生活機能における6項目の頭文字をとったものである。
4: Barthel indexの総点は100点である。
5: FIMは4段階評価である。
FIMで4点(最小介助)となるのはどれか。
1: アームスリングをつけてもらっている。
2: 食器に残った食べ物をかき集めてもらう。
3: 移乗時に介助者から軽く引き上げてもらう。
4: トイレットペーパーをあらかじめ折ってもらう。
5: シャワーを浴びる前にお湯の温度を調節してもらう。
70歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADLは、FIMによる評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)はT字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIMの点数はどれか。
1: 100
2: 112
3: 120
4: 124
5: 126
FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 運動項目の1つに排尿管理がある。
2: 認知項目の1つに問題解決がある。
3: 認知項目の完全自立は42点となる。
4: 補装具を使用して動作が自立していれば完全自立とする。
5: すべての評価項目が全介助の場合、評価点は0点となる。
評価の説明で正しいのはどれか。
1: FIMでは全介助の場合は0点である。
2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。
3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。
4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。
5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。
機能的自立度評価法(FIM)の得点が4点となるのはどれか。
1: 監視下で車椅子から便座に移乗している。
2: 口頭指示を受けて50 m以上杖歩行をしている。
3: 患側下肢を持ち上げてもらい階段昇降をしている。
4: 車椅子走行で角を曲がる時に押してもらう。
5: 排泄の後始末で身体を軽く支えてもらう。
FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 見当識を評価する。
2: 社会的交流を評価する。
3: 見守りが必要な場合は4点と判定する。
4: 更衣は上半身と下半身を分けて評価する。
5: 杖を使用して歩行が自立すれば完全自立と判定する。
FIMの評価項目で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 各項目0~7点で評価する。
2: 日常実際に行っている状態を評価する。
3: 運動項目と認知項目から成り立っている。
4: 介助者が必要でなければ5点以上と判定する。
5: 問題解決はコミュニケーションの下位項目である。
FIMの評定で正しいのはどれか。
1: 更衣(上半身)7点:上着をたんすから出してもらえば着替えられる。
2: トイレ動作6点:服の上げ下ろしをする際に手すりを使用する。
3: 食事5点:咀嚼力が弱いため、あらかじめ軟らかく調理してもらう。
4: 整容4点:ホルダー付きの歯ブラシを使用すれば歯磨きができる。
5: 表出3点:「水」、「トイレ」などの単語で意思を伝えることができる。
FIMで2点はどれか。
1: 更衣・上半身:シャツを着せてもらう際に身体を前に傾けて協力する。
2: 階段:車椅子使用者がエレベーターを用いて自立している。
3: 排尿管理:人工透析を受けていて自尿はない。
4: 表出:単語のみを用いて基本的欲求を表現する。
5: 社会的交流:夜間せん妄によって毎晩同室者が眠れない。