第47回午後第29問の類似問題

第44回午前:第44問

FIMで車椅子からベッドへの移乗が5点なのはどれか。  

1: 介助バーを用いて移乗する。

2: 腰ひもで誘導が必要である。

3: 立ち上がり時に引き上げる。

4: ふらつかないように介助する。

5: 車椅子の位置決めを介助する。

第48回午後:第25問

FIMの移動(歩行)項目の評定で6はどれか。  

1: 時間は健常の3倍かかるが装具、杖なしで50 m歩ける。

2: 軽度の介助があれば装具、杖なしで50 m歩ける。

3: そばで見ていれば装具、杖なしで50 m歩ける。

4: 装具を装着すれば30 mは歩ける。

5: 声かけすれば30 mは歩ける。

第46回午前:第41問

浴槽移乗において「浴槽をまたぐ際、両足の出し入れを介助してもらう」必要がある場合、FIMの得点はどれか。  

1: 6点

2: 5点

3: 4点

4: 3点

5: 2点

第54回午後:第27問

移動評価において「歩行は困難であるが、介護者の見守りの下、車椅子で50 mの移動が可能である」場合のFIMとBarthel Indexの評価点との組合せで正しいのはどれか。  

1: FIM 6点―Barthel Index 10点

2: FIM 5点―Barthel Index 10点

3: FIM 5点―Barthel Index 5点

4: FIM 4点―Barthel Index 5点

5: FIM 4点―Barthel Index 0点

第43回午前:第55問

機能的自立度評価法(FIM)の得点が4点となるのはどれか。  

1: 監視下で車椅子から便座に移乗している。

2: 口頭指示を受けて50 m以上杖歩行をしている。

3: 患側下肢を持ち上げてもらい階段昇降をしている。

4: 車椅子走行で角を曲がる時に押してもらう。

5: 排泄の後始末で身体を軽く支えてもらう。

第50回午後:第17問

65歳の男性。右片麻痺。病棟では、ベッドから車椅子への移乗は介助者に腰を軽く引き上げてもらい、車椅子からベッドへの移乗は介助者に腰を持ち上げて回してもらう。移乗動作のFIMの点数はどれか。  

1: 5点

2: 4点

3: 3点

4: 2点

5: 1点

第46回午後:第41問

FIMの得点で5点以下となるのはどれか。  

1: 食事:配膳、下膳は手伝ってもらうが、あとは一人で食事できる。

2: 清拭:首から下のみすべて一人で洗える。

3: 下半身更衣:装具の着脱は介助が必要だが、ズボン、パンツ、靴下は一人でできる。

4: トイレ移乗:ベッドサイドのポータブルトイレで自立している。

5: 歩行:50 mまでは、杖がなくても一人で歩ける。

第50回午前:第45問

FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。

2: トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。

3: 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。

4: 移動4点:車椅子で50 m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。

5: 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。

第53回午後:第83問

FIMで4点(最小介助)となるのはどれか。  

1: アームスリングをつけてもらっている。

2: 食器に残った食べ物をかき集めてもらう。

3: 移乗時に介助者から軽く引き上げてもらう。

4: トイレットペーパーをあらかじめ折ってもらう。

5: シャワーを浴びる前にお湯の温度を調節してもらう。

  • 答え:2
  • 解説:FIM(機能的独立度尺度)は、身体機能の障害や介助の必要性を評価するための指標で、1点から7点までの7段階で評価される。4点(最小介助)は、介助が必要だが、75%以上の動作が自己で行える状態を指す。
  • 「アームスリングをつけてもらっている」は5点(監視・準備)であり、装具類の着脱は主な動作ではないため、介助が必要でも準備として考えられる。
  • 「食器に残った食べ物をかき集めてもらう」は4点(最小介助)で正しい。この状態では、食事の大部分は自分で行えるが、一部の動作に介助が必要である。
  • 「移乗時に介助者から軽く引き上げてもらう」は3点(中等度介助)であり、移乗の4点は、万が一の際のために触れる程度の介助を行う状態である。
  • 「トイレットペーパーをあらかじめ折ってもらう」は5点(監視・準備)であり、トイレ動作の4点は、下位の引き下げ、引き上げ、殿部の拭き取りのうち75%以上が自己にて行える状態である。
  • 「シャワーを浴びる前にお湯の温度を調節してもらう」は5点(監視・準備)であり、清拭の4点は、10か所に分けた身体部位のうち8か所以上を自己にて洗体できる状態である。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午前:第49問

FIMの評価項目で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 各項目0~7点で評価する。

2: 日常実際に行っている状態を評価する。

3: 運動項目と認知項目から成り立っている。

4: 介助者が必要でなければ5点以上と判定する。

5: 問題解決はコミュニケーションの下位項目である。

第43回午前:第49問

FIMで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 理解6点-大きな声であれば複雑な内容も理解できる。

2: 表出3点-単語とジェスチャーで欲求を伝える。

3: 階段7点-義足を用いて手すりなしで昇降している。

4: 浴槽移乗3点-片足の出し入れだけを介助してもらう。

5: 更衣下半身5点-下肢装具の脱着のみを手伝ってもらう。

第52回午後:第29問

FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 運動項目の1つに排尿管理がある。

2: 認知項目の1つに問題解決がある。

3: 認知項目の完全自立は42点となる。

4: 補装具を使用して動作が自立していれば完全自立とする。

5: すべての評価項目が全介助の場合、評価点は0点となる。