第42回午前第49問の類似問題

第52回午後:第29問

FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 運動項目の1つに排尿管理がある。

2: 認知項目の1つに問題解決がある。

3: 認知項目の完全自立は42点となる。

4: 補装具を使用して動作が自立していれば完全自立とする。

5: すべての評価項目が全介助の場合、評価点は0点となる。

第35回午前:第91問

FIMについて誤っているのはどれか。2つ選べ。  

1: 項目数は18である。

2: 採点は7段階評価である。

3: 全介助の場合は0と採点する。

4: 社会的認知は3項目である。

5: セルフケアは8項目である。

第57回午前:第86問

FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 見当識を評価する。

2: 社会的交流を評価する。

3: 見守りが必要な場合は4点と判定する。

4: 更衣は上半身と下半身を分けて評価する。

5: 杖を使用して歩行が自立すれば完全自立と判定する。

  • 答え:2 ・4
  • 解説:FIM(Functional Independence Measure)は、日常生活動作の介助量を測定することができる評価ツールで、運動および認知項目の計18項目で各項目を1~7点で評価する。
  • FIMでは見当識を評価しないため、選択肢1は誤りです。見当識はHDS-RやMMSEなどの認知症スクリーニング検査で評価されます。
  • FIMでは社会的交流を評価するため、選択肢2は正解です。社会的認知の項目で社会的交流、問題解決、記憶を評価します。
  • FIMでは見守りが必要な場合は5点(監視・準備)と判定するため、選択肢3は誤りです。4点(最小介助)は、手で触れる以上の介助は必要ない時に判定されます。
  • FIMでは更衣は上半身と下半身を分けて評価するため、選択肢4は正解です。更衣はセルフケアの項目であり、他に食事、整容、清拭、トイレ動作があります。
  • FIMでは杖を使用した歩行は、補助具を使用しているため修正自立となり、選択肢5は誤りです。完全自立は、補助具また介助がない状態であることを意味します。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午前:第88問

FIMついて誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.評価尺度は7段階である。イ.評価尺度は介助量によって分類される。ウ.コミュニケーションの項目がある。エ.買い物の項目がある。オ.総得点は100点である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第38回午前:第42問

FIMで誤っているのはどれか。  

1: している状態を評価する。

2: 18項目からなる。

3: 各項目は7段階評価である。

4: 自立には修正自立と完全自立がある。

5: 認知項目には失語評価がある。

第37回午前:第47問

FIMで正しいのはどれか。  

1: 「できるADL」を評価する。

2: 6段階評価尺度を用いる。

3: コミュニケーション項目は失語を評価する。

4: 社会的認知項目には記憶を含まない。

5: 移動の項目には歩行、車椅子および階段を含む。

第37回午前:第53問

FIMについて誤っているのはどれか。  

1: 能力低下の評価法である。

2: 間隔尺度である。

3: コミュニケーションも評価の対象となる。

4: 7段階で評価を行う。

5: 介助者なしで自立している場合はレベル6以上である。

第36回午前:第50問

FIMで誤っているのはどれか。  

1: 認知領域と運動領域とがある。

2: 得点は0~126点である。

3: 18の評価項目がある。

4: 介護負担度の指標となる。

5: セルフケアの項目はBarthel indexと類似する。

第55回午後:第27問

評価の説明で正しいのはどれか。  

1: FIMでは全介助の場合は0点である。

2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。

3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。

4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。

5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。

第40回午前:第48問

FIMについて誤っているのはどれか。  

1: 社会的認知の項目がある。

2: 合計の最低点は18点である。

3: 完全自立レベルは7である。

4: 補装具使用で自立するときは修正自立となる。

5: 監視レベルは4である。

第48回午前:第26問

FIMについて正しいのはどれか。  

1: 自記式評価法である。

2: 機能障害の評価法である。

3: 更衣は上半身と下半身に分けられる。

4: 補装具を使用しても完全自立と判定する。

5: 認知には「対人関係」という項目が含まれる。

第38回午前:第47問

FIMについて正しいのはどれか。  

1: 5段階で評価を行う。

2: 機能障害の評価法である。

3: 理解は社会的認知の項目に含まれる。

4: 補装具を使用しても完全自立になる。

5: 更衣は上半身と下半身に分けられる。

第49回午前:第47問

FIMで5点に評定されるのはどれか。2つ選べ。  

1: 整容:洗顔、洗髪に介助を要する。

2: 排尿管理:自己導尿が自立している。

3: 歩行:歩行器を用い、監視下で50 m歩行する。

4: 更衣(上半身):シャツのボタンをかけるのを介助してもらう。

5: 記憶:メモリーノートが必要だが使うように促されれば問題は生じない。

第57回午後:第29問

WeeFIMについて正しいのはどれか。  

1: 5段階で評価される。

2: 総得点は100点である。

3: 対象年齢は0~18歳である。

4: 移動の「階段」を「伝い歩き」で評価する。

5: 評価は生活場面の直接観察や聴取で行う。

  • 答え:5
  • 解説:WeeFIMは、成人用のFIMをもとに作られた、6か月~7歳程度までの児の能力低下を評価する尺度です。18項目(運動項目13、認知項目5)で構成され、介護度に応じて7段階で評価され、総得点は18点から126点の間にあります。
  • 選択肢1は間違いです。WeeFIMは介護度に応じて7段階で評価されます。
  • 選択肢2は間違いです。WeeFIMの総得点は18点から126点の間にあります。
  • 選択肢3は間違いです。WeeFIMの対象年齢は6か月~7歳程度までです。
  • 選択肢4は間違いです。WeeFIMでは、移動の「階段」は「四つ這い(ハイハイ)」で評価されます。
  • 選択肢5は正しいです。WeeFIMの評価は、生活場面の直接観察や養育者からの聴取により行われます。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午前:第43問

日常生活活動の評価として誤っているのはどれか。  

1: Barthel indexの原法は5点刻みの100点満点である。

2: Barthel indexは排尿コントロールの項目を含む。

3: FIMは運動領域と認知領域とからなる。

4: FIMの各項目は5段階で評価される。

5: FIMは介護負担度の指標になる。

第43回午前:第49問

FIMで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 理解6点-大きな声であれば複雑な内容も理解できる。

2: 表出3点-単語とジェスチャーで欲求を伝える。

3: 階段7点-義足を用いて手すりなしで昇降している。

4: 浴槽移乗3点-片足の出し入れだけを介助してもらう。

5: 更衣下半身5点-下肢装具の脱着のみを手伝ってもらう。

第56回午後:第28問

FIMの点数とADL評価の組合せで正しいのはどれか。  

1: 食事 4点 ── 自助具を介助者に装着してもらい自力で摂取する。

2: 清拭 7点 ── ループ付きタオルを使用して身体を洗う。

3: 歩行 1点 ── 1人の介助で15 mまで歩行ができる。

4: トイレ動作 3点 ── 日中は自立しているが夜間は介助者が監視している。

5: 更衣(下衣) 5点 ── 短下肢装具の装着のみを手伝ってもらう。

第44回午前:第38問

機能的自立度評価法(FIM)の得点で正しいのはどれか。  

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第50回午前:第45問

FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 食事1点:咀嚼や嚥下は可能であるが、食べ物を口に全く運ばない。

2: トイレ動作1点:日中6回修正自立で行い、夜間2回全介助で行っている。

3: 排便管理4点:坐薬を月に4回挿入してもらっている。

4: 移動4点:車椅子で50 m以上自走できるが曲がるたびに介助が必要となる。

5: 記憶2点:よく出会う人を認識し、日課を思い出せるが、命令に従えるのは1段階までである。

第48回午後:第25問

FIMの移動(歩行)項目の評定で6はどれか。  

1: 時間は健常の3倍かかるが装具、杖なしで50 m歩ける。

2: 軽度の介助があれば装具、杖なしで50 m歩ける。

3: そばで見ていれば装具、杖なしで50 m歩ける。

4: 装具を装着すれば30 mは歩ける。

5: 声かけすれば30 mは歩ける。