作業療法における標準感染予防策として適切なのはどれか。
1: 手洗い後は共用の布タオルで水気を取る。
2: 外気が入らないように部屋を閉めきる。
3: 手は水に5~10秒程度浸して洗う。
4: 部屋は40~50%の湿度を保つ。
5: 患者に触れる前後に手を洗う。
作業療法室における感染予防として適切でないのはどれか。
1: 部屋の湿度は十分に保つ。
2: 洗面台には足踏み式の給水栓を設置する。
3: 手は患者の治療ごとに洗う。
4: 石鹸を用い流水で20秒程度洗う。
5: 手洗い後は備え付けの布タオルで拭く。
理学療法室での感染予防について誤っているのはどれか。
1: 患者ごとに手洗いをする。
2: 冬季には室内の湿度を低く保つ。
3: 付き添い者の感染にも注意する。
4: 自分が感染源にならないように気を配る。
5: 手洗い後は使い捨てペーパータオルで手を拭く。
理学療法室における感染予防で適切でないのはどれか。
1: 部屋の湿度は十分に保つ。
2: 洗面台には足踏み式の給水栓を設置する。
3: 手は患者の治療ごとに洗う。
4: 石鹸を用いて流水で20秒程度洗う。
5: 手洗後は備え付けの布タオルで拭く。
作業療法実践時の標準的な感染症予防策として正しいのはどれか。
1: 機器や道具の消毒は1日1回行う。
2: 屋外での作業療法活動では感染予防は必要ない。
3: 活動中は作業療法室内の湿度を40%以下に保つ。
4: 手洗いは抗菌性の石鹸を使用し5秒程度洗浄する。
5: 活動中に患者が出血した場合は手袋をして対処する。
作業療法室における感染予防で適切でないのはどれか。
1: 部屋は十分に乾燥させる。
2: 洗面台には足踏み式給水栓を設置する。
3: 手は患者の治療ごとに洗う。
4: 手は石鹸を用い流水で20秒程度洗う。
5: 手洗い後は紙タオルでふく。
標準予防策〈standard precautions〉について正しいのはどれか。
1: 手洗いは7秒以内で行う。
2: 血圧を測るときは手袋を着用する。
3: 感染症患者を隔離することが含まれる。
4: 患者同士の接触による感染予防が目的である。
5: すべての患者の排泄物は感染症があるとみなす。
標準予防策〈standard precautions〉について正しいのはどれか。
1: 手洗いは7秒以内で行う。
2: 手袋着用前は手洗いの必要はない。
3: 感染症患者を隔離することが含まれる。
4: 患者同士の接触による感染予防が目的である。
5: すべての患者の排泄物は感染性があるとみなす。
正しいのはどれか。
1: 標準予防策(standard precaution)は、感染患者への標準的対処法をいう。
2: 空気感染は、咳やくしゃみなどによる飛沫核によって生じる。
3: 間接接触感染は、感染患者への医療行為以外の接触で生じる。
4: 血液、体液、排泄物に触れるときは、手袋を着用する。
5: 使用済み注射針は、キャップをして廃棄する。
75歳の女性。誤嚥性肺炎。喀痰培養でMRSAを検出した。マスク、手袋、ガウンを装着し病棟個室で肺理学療法を開始した。感染予防策について正しいのはどれか。
1: N95マスクを装着する。
2: 個室のドアは開放してはならない。
3: ガウンは退室時病室内で脱いで廃棄する。
4: 退室時手袋を装着したままドアノブに触れて開ける。
5: 手袋を装着していれば手指消毒は不要である。
標準予防策(Standard precaution)で誤っているのはどれか。
1: 感染のある患者を対象とする。
2: 血液と痰は湿性生体物質に含まれる。
3: 湿性生体物質を扱う場合には手袋を用いる。
4: 湿性生体物質が飛び散る恐れがある場合にはガウンとマスクを用いる。
5: 手袋の使用後には手洗いを行う。
感染予防策と用いられる方法の組合せで正しいのはどれか。
1: 接触感染予防策 ― 手袋の使用
2: 接触感染予防策 ― サージカルキャップの使用
3: 空気感染予防策 ― ガウンの使用
4: 空気感染予防策 ― サージカルマスクの使用
5: 標準予防策 ― N95マスクの使用
院内感染の防止対策について誤っているのはどれか。
1: HIV患者の唾液に触れたら抗体検査を受ける。
2: MRSA患者が触れた器具や手指は消毒する。
3: 開放性結核患者の病室では予防衣を着用する。
4: 患者の血液に触れたら直ちに洗浄する。
5: 患者に使用した注射針を刺したら直ちに医師に報告する。
標準予防策〈standard precautions〉において、正しいのはどれか。
1: 手洗いは温水で行う。
2: 汗に触れるときは手袋を着用する。
3: 感染のある患者のみを対象とする。
4: 目の粘膜汚染を防ぐためのゴーグルは眼鏡で代用できる。
5: 創傷皮膚に触れてしまったときは、他の部位に触れる前に手洗いをする。
感染予防の標準予防策〈standard precautions〉について正しいのはどれか。
1: 感染症患者のみに対して日常的に実施されるべき感染対策である。
2: 歩行練習中に患者が出血した場合は手袋をして対処する。
3: 屋外での歩行練習では感染予防対策は不要である。
4: 血圧測定を行う前の手指衛生は不要である。
5: マスクはN95を使用する。
てんかん患者が複雑部分発作を起こして部屋を歩き回った際の対応として正しいのはどれか。
1: 体をゆする。
2: 大声をかける。
3: 一緒に移動する。
4: 割り箸を嚙ませる。
5: 室内に一人きりにする。
感染症への対応で正しいのはどれか。
1: B型肝炎患者は個室での訓練を原則とする。
2: 開放性結核患者の病室では予防衣を着用する。
3: HIV患者の唾液に触れたら抗体検査を受ける。
4: C型肝炎患者の使用道具はアルコール消毒する。
5: インフルエンザ患者は解熱後翌日から作業療法室で訓練を開始できる。
入院患者のせん妄発症を予防するための取り組みとして適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 処方内容を確認する。
2: 家族との面会は謝絶する。
3: 病室移動の頻度を増やす。
4: 多職種で関わるのを避ける。
5: 本人が見える位置に時計を置く。
慢性閉塞性肺疾患患者の入浴指導で適切なのはどれか。
1: 両手で髪を洗う。
2: 上肢は素早く洗う。
3: 長い洗体タオルを使う。
4: 座面の低い椅子に腰掛ける。
5: 洗面器は床に置いて使用する。
てんかん患者が作業療法中に強直間代発作の重積状態を呈したときの対応として最も優先すべきなのはどれか。
1: 家族に連絡する。
2: 呼吸を確認する。
3: 服薬状況を確認する。
4: 四肢を押さえて固定する。
5: 心電図モニターを装着する。