第50回午後第35問の類似問題

第42回午前:第96問

糖尿病患者の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: HbA1cの数値を確認する。

2: 冷や汗は低血糖発作の予兆である。

3: ベッド上の安静は血糖値を低下させる。

4: 運動療法施行時には砂糖を用意しておく。

5: 意識障害発作は低血糖と高血糖で起こる。

第46回午前:第7問

75歳の男性。高血圧と糖尿病の治療を長期にわたり行っている。徐々に歩行障害がみられるようになり、転倒することが多くなった。頭部MRIを示す。画像所見で考えられるのはどれか。 

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1: 視床出血

2: 硬膜下出血

3: くも膜下出血

4: 正常圧水頭症

5: 多発性脳梗塞

第48回午前:第13問

54歳の女性。糖尿病性末梢神経障害。インスリンによる治療を受けている。低血糖発作の既往が指摘されている。作業療法中、この患者に現れる初期の低血糖症状で可能性が高いのはどれか。  

1: 発汗

2: 複視

3: けいれん

4: 行動異常

5: 意識障害

第37回午前:第62問

腎透析患者の作業療法上の注意点で誤っているのはどれか。2つ選べ。  

1: 糖尿病、動脈硬化症などの合併症が多い。

2: 安静時の脈拍と血圧とが心血管系の状態の指標として有用である。

3: 透析療法開始によって活動性の改善がみられる。

4: シャント造設で血流が増加した上肢の機能は改善する。

5: 透析当日は電解質異常のために不調になりやすい。

第53回午前:第39問

虚血性心疾患に対する運動療法が禁忌となるのはどれか。2つ選べ。  

1: 安定狭心症

2: 代償性心不全

3: 活動性の心筋炎

4: Ⅰ度房室ブロック

5: コントロールされていない不整脈

第56回午前:第5問

75歳の男性。糖尿病でインスリン療法中。胸部不快感で受診した。半年前と今回の心電図を示す。今回発症したと考えられる病態はどれか。 

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1: 狭心症

2: 心筋梗塞

3: 心房細動

4: 房室ブロック

5: 心室性期外収縮

第41回午前:第91問

神経症性障害患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 心気症を示す患者では、レクリエーションや運動を促す。

2: 不安発作を示すときは、作業の中断を考慮する。

3: 過剰な不安を抱くときは、作業量を増やす。

4: 身体表現性障害では、身体機能改善を優先する。

5: 自己評価が低いときは、達成しやすい作業に変更する。

第34回午前:第55問

糖尿病を合併した患者の家事指導で適切でないのはどれか。  

1: 体力配分を考慮した家事計画を立てる。

2: 食事の前に活動の重点を置くように話す。

3: カロリー計算を組み入れた献立をつくる。

4: 日常使う調理器具の配置を決める。

5: やけどや刃物傷への注意を促す。

第43回午前:第68問

糖尿病の運動療法で適切でないのはどれか。  

1: 2週に1回の頻度

2: 食事1~2時間後に開始

3: 1回20分程度で2、3セットで実施

4: 最大酸素摂取量の40~60%の運動

5: 食事療法と併用

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング

第35回午前:第82問

脳血管性認知症患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 患者の得意な活動をみつけて行う。

2: 決定した活動は固定化して行う。

3: 患者の生活史を参考に活動の選択をする。

4: 患者の自尊心を大切にする。

5: スタッフとの良い関係作りを心がける。

第37回午前:第57問

筋萎縮性側索硬化症にみられる症状はどれか。  

1: 運動失調

2: 固縮

3: 感覚障害

4: 構音障害

5: 排尿障害

第36回午前:第73問

高齢の障害者の感染症で誤っているのはどれか。  

1: 呼吸器感染症が多い。

2: 尿路感染症が多い。

3: 高熱を呈しやすい。

4: 意識状態の悪化を呈しやすい。

5: 糖尿病は危険因子の一つである。

第43回午後:第73問

末梢循環障害と関連因子の組合せで誤っているのはどれか。  

1: Buerger(バージャー)病 - 喫煙

2: 解離性大動脈瘤 - アテローム硬化

3: 下腿静脈瘤 - 妊娠

4: 血栓性静脈炎 - 長期臥床

5: 結節性多発動脈炎 - 糖尿病