第34回午前第62問の類似問題

第56回午後:第28問

膝関節伸展位で足背屈の関節可動域測定をしたところ、可動域制限が認められた。次に、膝関節屈曲位で測定したところ可動域制限は認められなかった。短縮している筋はどれか。  

1: 大腿直筋

2: 大腿二頭筋長頭

3: 半膜様筋

4: 腓腹筋

5: ヒラメ筋

第42回午後:第46問

安静立位で正しいのはどれか。  

1: 頭部の重心線は環椎後頭関節の前方を通る。

2: 人体の重心は第5腰椎後方にある。

3: 人体の重心線は膝蓋骨前面を通る。

4: 股関節の腸骨大腿靱帯は弛緩する。

5: 大腿直筋は持続的に活動する。

第38回午前:第93問

下腿義足歩行で立脚後期に膝の急激な屈曲を生じる原因はどれか。  

1: 靴のヒールが低すぎる。

2: ソケットの内転角が不足している。

3: 足部が過度に底屈位にある。

4: ソケットが足部に対して過度に前方に位置している。

5: 足部のトウブレークまでの長さが長すぎる。

第45回午後:第23問

転子果長の左右差を生じるのはどれか。  

1: 骨盤の傾斜

2: 大転子高位

3: 股関節の内転拘縮

4: 膝関節の屈曲拘縮

5: 足関節の尖足拘縮

第57回午後:第87問

腰部脊柱管狭窄症で正しいのはどれか。  

1: 先天発症が多い。

2: 内反尖足を生じる。

3: 間欠性跛行を生じる。

4: 腰椎前屈で症状が増強する。

5: 下肢の深部腱反射は亢進する。

  • 答え:3
  • 解説:腰部脊柱管狭窄症は、主に加齢による変性が原因で、臀部から下肢への痺れや疼痛、脱力が症状として現れる。間欠性跛行が特徴的で、腰椎前屈で神経圧迫が軽減される。
  • 先天発症ではなく、加齢による変性が腰部脊柱管狭窄症の主な原因であるため、選択肢1は誤りです。
  • 内反尖足は下腿三頭筋の筋緊張の亢進により生じる症状であり、腰部脊柱管狭窄症とは関係がないため、選択肢2は誤りです。
  • 腰部脊柱管狭窄症は、歩行により間欠性跛行を生じることが特徴的であるため、選択肢3が正しいです。
  • 腰部脊柱管狭窄症では、腰椎後屈で症状が増強し、腰椎前屈で神経圧迫が軽減されるため、選択肢4は誤りです。
  • 腰部脊柱管狭窄症では、下肢の深部腱反射は消失または減弱することが一般的であり、亢進することはないため、選択肢5は誤りです。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午前:第64問

正しいのはどれか。  

1: 深指屈筋を伸張するためには、手関節掌屈位で指関節を伸展する。

2: 円回内筋を伸張するためには、肘屈曲位で前腕を回外する。

3: 大腿筋膜張筋を伸張するためには、股伸展位で内転・外旋する。

4: 大腿直筋を伸張するためには、股屈曲位で膝を十分に屈曲する。

5: ハムストリングスを伸張するためには、股伸展位で膝関節を伸展する。

第45回午後:第70問

肩関節の運動と主動筋との組合せで正しいのはどれか。  

1: 屈曲-大円筋

2: 伸展-小円筋

3: 外転-棘上筋

4: 内旋-棘下筋

5: 外旋-肩甲下筋

第44回午前:第34問

大腿義足を装着した患者の歩行時に図のような現象が観察された。原因はどれか。 

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1: 義足が長すぎる。

2: 後方バンパーが硬すぎる。

3: 切断側の股関節外転筋力が不足している。

4: ソケットに対して膝継手が内旋している。

5: ソケットの初期屈曲角度が不足している。

第39回午後:第84問

正しいのはどれか。  

1: 変形性肘関節症では前腕の回内制限が著しい。

2: 変形性膝関節症は男性に多い。

3: 変形性股関節症の多くは一次性である。

4: 変形性頸推症は第3、4頸椎に生じやすい。

5: 腰椎変形性後弯症は女性の農業従事者に多い。

第53回午後:第7問

45歳の男性。左大腿切断後。大腿義足を用いた歩行練習中、左立脚中期に過度の腰椎前弯が観察された。原因として正しいのはどれか。  

1: 義足長が長過ぎる。

2: 足継手の後方バンパーが弱過ぎる。

3: ソケットが前方に位置し過ぎている。

4: ソケットの初期屈曲角が不足している。

5: 膝継手の摩擦が弱過ぎる。

第38回午前:第64問

ウイリアムス体操で誤っているのはどれか。  

1: 骨盤の前傾

2: 大殿筋の強化

3: 腹直筋の強化

4: 椎間関節の開大

5: 股関節屈筋群の伸張

第35回午後:第46問

誤っているのはどれか。 ア.側臥位で下側の上下肢を屈曲すると安定する。イ.四つ這い位では両膝・下腿に約60%の荷重が加わる。ウ.椅子座位の重心線は足底面の後方を通る。エ.膝立ち位の支持基底面は両大腿で形成される。オ.立位での矢状面の重心線は外果を通る。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第46回午後:第72問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸骨大腿靱帯は股関節外旋を制限する。

2: 坐骨大腿靱帯は股関節屈曲を制限する。

3: 小殿筋の収縮は股関節外旋を制限する。

4: 半膜様筋の収縮は膝関節内旋を制限する。

5: 大腿二頭筋の収縮は膝関節屈曲を制限する。

第56回午後:第1問

椅子座位でテーブル上にあるコップにゆっくりと手を伸ばしてつかむ作業の図を示す。この時の肩関節と肘関節の運動に関与が推定される筋と収縮様式との組合せで正しいのはどれか。 

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1: 三角筋前部線維 ── 求心性収縮

2: 三角筋後部線維 ── 求心性収縮

3: 上腕二頭筋 ── 求心性収縮

4: 上腕三頭筋 ── 遠心性収縮

5: 腕橈骨筋 ── 求心性収縮

第56回午後:第31問

熱傷部位と背臥位時の肢位の組合せで正しいのはどれか。  

1: 前頸部 ── 頸部屈曲

2: 腋窩部 ── 肩外転90°

3: 会陰部 ── 両股関節外旋

4: 膝窩部 ── 膝90°屈曲

5: 足背部 ── 底屈位

  • 答え:2
  • 解説:熱傷の治療肢位は機能的肢位とは別であり、熱傷部位では皮膚組織が破壊されると伸縮性が損なわれ、瘢痕拘縮が生じやすい。そのため、可動域は皮膚線維を伸張した肢位(伸展位)とする。
  • 前頸部の場合、頸部を背臥位時に屈曲位を保つと伸展拘縮を生じるため、頸部は伸展位を保つべきであり、選択肢1は正しくない。
  • 腋窩部の場合、肩外転90°で腋窩皮膚を伸張するのが正しい治療肢位であるため、選択肢2が正しい。
  • 会陰部の場合、両股関節は外転位とし、皮膚に緊張を与えるべきであるが、選択肢3は外旋となっており、正しくない。
  • 膝窩部の場合、膝関節は伸展位に保つべきであり、選択肢4の膝90°屈曲は正しくない。
  • 足背部の場合、背屈して足関節の底屈拘縮を防ぐべきであり、選択肢5の底屈位は正しくない。
  • 科目:その他の身体障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第39回午前:第77問

側弯症の運動療法で適切なのはどれか。  

1: 側弯体操の一つにベーラー体操がある。

2: 体幹の回旋運動は脊柱の回旋変形を助長する。

3: 装具装着期間中は装具を外して体操をしてはならない。

4: 非対称的運動は側弯凸側の筋の伸張を目的に行われる。

5: 腰椎の前弯矯正のために腹筋運動を行う。

第38回午後:第41問

肘関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕尺関節は屈曲・伸展運動を行う。

2: 腕橈関節はらせん関節である。

3: 橈尺関節は前腕の回内・回外運動を行う。

4: 肘角は運搬角とも呼ばれる。

5: 肘角は男性より女性で大きい。

第39回午前:第63問

デュシェンヌ型筋ジストロフィー症の特徴で適切でないのはどれか。  

1: 登はん性起立

2: 立位での腰椎後弯

3: 膝関節の屈曲拘縮

4: 腓腹筋の仮性肥大

5: 動揺性歩行

第39回午前:第58問

デュシェンヌ型筋ジストロフィー症の特徴で適切でないのはどれか。  

1: 登はん性起立

2: 立位での腰椎後弯

3: 膝関節の屈曲拘縮

4: 腓腹筋の仮性肥大

5: 動揺性歩行

第35回午後:第66問

誤っているのはどれか。  

1: 後縦靭帯骨化症では下肢に痙性麻痺を生じる。

2: 特発性側弯症では体幹前屈で肋骨隆起を生じる。

3: 強直性脊椎炎では脊椎や四肢近位関節が障害される。

4: 脊柱管狭窄症では間歇性跛行を生じる。

5: 腰椎椎間板ヘルニアでは下肢の腱反射が亢進する。