厚生省「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」について誤っているのはどれか。
1: ランクJは、何らかの障害を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。
2: ランクAは、屋内での生活はおおむね自立しているが、介助なしに外出はしない。
3: ランクBは、屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ。
4: ランクCは、一日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する。
5: 各ランクは知的障害の有無により2つに分かれる。
障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)ランクJ、認知症性老人の日常生活自立度ランクIIIの高齢障害者に対する在宅介護のアセスメントで優先度が低いのはどれか。
1: 医学的急変時の対応
2: 玄関の戸締りの方法
3: 台所の火の後始末
4: 電動三輪車の操作
5: デイケアの利用
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。
2: FIMの項目で3点なら部分介助である。
3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。
4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。
5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。
ADL評価の説明として正しいのはどれか。
1: FIMの項目で3点は中等度介助である。
2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。
3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。
4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。
5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。
評価の説明で正しいのはどれか。
1: FIMでは全介助の場合は0点である。
2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。
3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。
4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。
5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexで50点ならばセルフケアは要監視水準
2: FIMの項目で5点ならば監視や促しが必要
3: FIMの項目で10点ならば完全自立
4: Katz ADL indexでは更衣が最も難しい活動
5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが最高
自宅で電話の対応ができないといった認知症症状の進行があり、意思疎通の困難さがあるが、介助者が注意していれば日常生活は自立できている。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準のランクはどれか。
1: Ⅱa
2: Ⅱb
3: Ⅲa
4: Ⅲb
5: Ⅳ
FIMの点数とADL評価の組合せで正しいのはどれか。
1: 食事 4点 ── 自助具を介助者に装着してもらい自力で摂取する。
2: 清拭 7点 ── ループ付きタオルを使用して身体を洗う。
3: 歩行 1点 ── 1人の介助で15 mまで歩行ができる。
4: トイレ動作 3点 ── 日中は自立しているが夜間は介助者が監視している。
5: 更衣(下衣) 5点 ── 短下肢装具の装着のみを手伝ってもらう。
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉について正しいのはどれか。
1: 障害程度区分が示されている。
2: 難病は障害者の範囲に含まれている。
3: 在宅介護の対象に精神障害は含まない。
4: 実施主体は都道府県に一元化されている。
5: 電動車椅子は日常生活用具支給の対象となる。
地域包括ケアシステムにおける支援の互助の説明として正しいのはどれか。
1: 高齢者が生活保護を受ける。
2: 高齢者が毎日ウォーキングする。
3: 住民ボランティアが要介護者宅の庭を掃除する。
4: 要介護者が通所リハビリテーションを利用する。
5: 要介護者が自費で外出サービスを利用して買物に行く。
Barthel Indexで正しいのはどれか。
1: 歩行には坂道歩行を含まない。
2: 100点であれば社会生活に支障はない。
3: トイレ動作にはトイレの出入りを含まない。
4: 食事動作は補助具を使用しない状態で評価する。
5: 車椅子からベッドへの移乗には車椅子操作は含まない。
70歳の男性。脳卒中による右片麻痺。現在のADLは次のとおりである。食事は普通食を先割れスプーン使用で自立、整容は自立、更衣は自立。トイレは部分介助、入浴は部分介助。背臥位から自力で起き上がり端座位保持可能だが、車椅子への移乗は監視が必要。移動は車椅子にて自立。排便や排尿は時々失禁がある。Barthel Indexの得点はどれか。
1: 35点
2: 45点
3: 55点
4: 65点
5: 75点
老研式活動能力指標の質問項目のうち、手段的ADLに該当するのはどれか。
1: 「本や雑誌を読んでいますか」
2: 「年金などの書類が書けますか」
3: 「バスや電車を使って1人で外出できますか」
4: 「家族や友だちの相談にのることがありますか」
5: 「健康についての記事や番組に関心がありますか」
Barthel Indexで「自立」の判定基準に含まれている全ての活動を自立して行えれば10点と判定されるのはどれか。2つ選べ。
1: 食事
2: 整容
3: 平地歩行
4: トイレ動作
5: 車椅子とベッド間の移乗
ADLの評価法で誤っているのはどれか。
1: Kenny self-care scoreでは「できるADL」を評価する。
2: Katz indexではADL項目の自立・依存の組合せで7群に分類する。
3: PULSESは生活機能における6項目の頭文字をとったものである。
4: Barthel indexの総点は100点である。
5: FIMは4段階評価である。
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律〈障害者総合支援法〉に規定されるサービス利用方法について正しいのはどれか。
1: 障害支援区分は6区分ある。
2: 地域包括支援センターに申請する。
3: 介護給付の申請に医師の意見書は必要ない。
4: 家族はサービス利用計画書を作成できない。
5: 障害区分の認定有無に関係なく訓練等給付に申請できる。