第46回午前第24問の類似問題

第56回午前:第31問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: 4領域88項目で構成される。

2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。

3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。

4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。

第40回午前:第77問

認知症性老人に「私がこれから言う5桁の数字をそのまま繰り返して下さい」という質問は何を評価しているか。  

1: 手続き記憶

2: エピソード記憶

3: 即時記憶

4: 近時記憶

5: 遠隔記憶

第34回午前:第40問

8歳の男児。学習障害。外来通院で作業療法を実施。聴覚的短期記憶に問題があり学校での課題の取り組みに困難を示している。知能検査は下位検査にばらつきがあるが発達遅滞は認められない。作業療法の留意点として適切でないのはどれか。  

1: 課題に対する興味を持たせる。

2: 集団への参加を促す。

3: 自己評価の低下を防ぐ。

4: 本人の障害特性を家族や教師に説明する。

5: 学校の成績が良くなるように手伝う。

第46回午後:第80問

人格検査はどれか。2つ選べ。  

1: WISC-Ⅲ

2: 文章完成テスト

3: ロールシャッハテスト

4: 内田・クレペリンテスト

5: WCST(Wisconsin Card Sorting Test)

第39回午前:第70問

高齢障害者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 身体機能だけでなく、認知機能や生活習慣を把握する。

2: 病前の趣味に関連した作業を選択する。

3: 傾眠がみられたら、睡眠状況や脱水の有無を確認する。

4: 白内障では、できるだけ日光の当たる場所で作業を行う。

5: 日常生活の中で役割を持てるような作業を指導する。

第53回午後:第24問

作業における段階付けと目標機能の組合せで正しいのはどれか。  

1: 塗り絵の色の多さ―――――――――――遂行機能

2: 織物の模様の複雑さ――――――――――注意機能

3: ビーズの指輪のビーズの大きさ―――――記憶機能

4: 陶芸の粘土の硬さ―――――――――――手指巧緻性

5: 革細工の革の厚さ―――――――――――視覚運動協応

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、作業における段階付けと目標機能の組合せが正しいものを選ぶ必要があります。正しい組合せは、織物の模様の複雑さと注意機能です。
  • 塗り絵の色の多さは、注意機能の段階付けとして利用できるため、遂行機能との組合せは正しくありません。
  • 織物の模様の複雑さは、注意機能の段階付けとして利用できるため、この組合せは正しいです。
  • ビーズの指輪のビーズの大きさは、手指巧緻性の段階付けに関連しているため、記憶機能との組合せは正しくありません。
  • 陶芸の粘土の硬さは、手指や上肢筋力に対する段階付けができるため、手指巧緻性との組合せは正しくありません。
  • 革細工の革の厚さは、スタンピングや革をカットするときの上肢・手指筋力に対する段階付けができるため、視覚運動協応との組合せは正しくありません。
  • 科目:基礎作業療法学・作業療法管理学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第56回午後:第40問

軽度の意識障害の評価に重要な検査はどれか。  

1: 光トポグラフィー

2: 機能的MRI

3: MMPI

4: 脳 波

5: WAIS-III

  • 答え:4
  • 解説:意識障害の評価には脳波検査が重要であり、脳波によって意識障害の程度や予後を判断することができます。軽度の意識障害では、自然睡眠に近い脳波像が見られ、刺激によって一時的に正常脳波に戻ることがあります。
  • 光トポグラフィーは近赤外線光で血流動態を評価できる検査であり、うつ病や統合失調症などの診断に用いられますが、意識障害の評価には適していません。
  • 機能的MRIは脳や脊髄の活動に関連した血流動態反応を視覚化する方法の一つですが、軽度の意識障害の評価には脳波検査がより適しています。
  • MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)は、「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3つの返答で答えさせる人格検査であり、意識障害の評価には適していません。
  • 脳波検査は意識障害の程度を客観的に判断できる検査であり、軽度の意識障害の評価に適しています。脳波の所見によっては障害部位や予後も予測できます。
  • WAIS-III(Wechsler Adult Intelligence Scale 3rd edition)は、全体の知能と4つの知能(言語理解・知覚推理・ワーキングメモリー・処理速度)のIQを測定し、発達障害などの知能診断に利用されますが、意識障害の評価には適していません。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第54回午前:第44問

統合失調症の認知機能障害の改善に焦点を当てたプログラムとして、パソコン上の教育用ソフトウェア課題を用いるのはどれか。  

1: IPS

2: NEAR

3: WRAP

4: MCT〈Metacognitive Training〉

5: SCIT〈Social Cognition and Interaction Training〉

第37回午前:第87問

中等度のアルツハイマー型老年認知症患者の特徴で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.新たに覚える能力は保たれる。イ.初対面の挨拶が自然にできる。ウ.過去に習熟した動作は保たれる。エ.視野の障害を認めやすい。オ.地誌的見当識は保たれる。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第52回午前:第29問

注意機能の評価はどれか。  

1: SCT

2: MMPI

3: バウムテスト

4: TMT〈trail making test〉

5: Kohs立方体組合せテスト

第37回午前:第45問

症状と評価との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 感覚障害-グラスゴーコーマスケール

2: 運動麻痺-ブルンストローム法ステージ

3: 後索性失調-ロンベルグ試験

4: 痙縮-アシュワーススケール

5: 痴呆-ミニメンタルステート検査(MMSE)

第53回午後:第42問

「作業の手順が分からない」、「説明がよく分からない」と訴える統合失調症の患者の認知機能を精査する目的で検査を実施した。図版の一部を図に示す。このような図版が含まれるのはどれか。 

53_1_42

1: WAB

2: BADS

3: MMSE

4: BACS-J

5: WAIS-Ⅲ

第53回午後:第9問

脳卒中機能評価法〈SIAS〉の麻痺側運動機能の評定で2点となるのはどれか。

53_1_9

第51回午後:第79問

記憶のプライミングについて正しいのはどれか。  

1: 学習によって習熟する。

2: 健忘症候群では障害される。

3: 潜在記憶の1つである。

4: 短期記憶に分類される。

5: 陳述記憶の1つである。

第47回午前:第45問

認知機能障害の強い統合失調症患者に対する作業指導で工夫する点はどれか。  

1: 言語説明を増やす。

2: 工程見本を増やす。

3: 作業工程を増やす。

4: 作業時間を増やす。

5: 道具の種類を増やす。

第45回午後:第32問

症状と治療法との組合せで正しいのはどれか。  

1: 1. 失行症-自己教示法

2: 2. 半側無視-間隔伸張法

3: 3. 記憶障害-誤りなし学習

4: 4. 注意障害-観察学習

5: 5. 遂行機能障害-プリズム適応療法

第35回午前:第54問

小脳性失調症患者の機能評価で必要性が低いのはどれか。  

1: 簡易上肢機能検査

2: 起居動作の観察

3: 動的二点識別検査

4: 書字課題検査

5: 徒手筋力テスト

第55回午後:第34問

ある道具の写真を示す。この道具を用いて行う高次脳機能障害評価法はどれか。 

55_1_34

1: CBS

2: MFT

3: BADS

4: STEF

5: SLTA

第50回午前:第42問

認知症患者の作業課題で適切でないのはどれか。  

1: 壊れにくい素材での課題

2: 道具を使わない課題

3: 少ない工程の課題

4: 短時間の課題

5: 精密な課題

第48回午前:第40問

認知行動療法で正しいのはどれか。  

1: 入院中に行う治療法である。

2: 主な対象疾患は認知症である。

3: 考え方の癖に気付く練習をする。

4: グループミーティングを重視する。

5: 評価には認知機能検査が用いられる。