認知症高齢者に用いる作業活動で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 工程の多い作業
2: 3時間程度の作業
3: 繰り返しのある作業
4: 道具の種類が多い作業
5: 過去になじみのある作業
脳卒中患者の障害と徴候との組合せで誤っているのはどれか。
1: シャツの袖をうまく通せない-着衣失行
2: 知っている人なのに声を聞かないとわからない-相貌失認
3: 指示による閉眼維持が困難である-運動維持困難
4: 移動時に左にある物にぶつかる-左半側無視
5: 麻痺がないのに指で模倣ができない-観念失行
「い」で始まる単語をなるべく多く挙げてください、という課題に対して統合失調症患者が「考えられない」、「言葉が出てこない」と訴えた。この状況から考えられる患者の障害で正しいのはどれか。
1: 運動機能障害
2: 注意機能障害
3: 言語性記憶障害
4: 言語流暢性障害
5: ワーキングメモリーの障害
心理検査と評価内容の組合せとして適切なのはどれか。
1: SCT ―――――――――――――認知機能
2: WCST―――――――――――――自我状態
3: P-Fスタディ ―――――――――認知症介護負担度
4: Rorschachテスト ―――――――自己効力感
5: 内田・クレペリン精神テスト――性格・行動面の特徴
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
1: Alzheimer型認知症 ── パーキンソニズム
2: 血管性認知症 ── 情動失禁
3: 進行性核上性麻痺 ── 他人の手徴候
4: 大脳皮質基底核変性症 ── 幻 視
5: Lewy小体型認知症 ── アテトーゼ
統合失調症で障害されない精神機能はどれか。
1: 知覚
2: 思考
3: 意識
4: 感情
5: 意欲
認知症の重症度を測定することを目的に、記憶、見当識、判断力と問題解決、社会適応、家庭状況および趣味・関心、介護状況の6項目について5段階で評価するのはどれか。
1: CDR
2: FAST
3: HDS-R
4: WMS-Ⅲ
5: NMスケール
改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)にある項目はどれか。2つ選べ。
1: 文の復唱
2: 見当識
3: 数 唱
4: 書 字
5: 模 写
記憶と関係部位の組合せで正しいのはどれか。
1: 長期記憶 ── 視 床
2: 手続き記憶 ── 扁桃体
3: プライミング ── 小 脳
4: エピソード記憶 ── 松果体
5: ワーキングメモリー ── 前頭葉
統合失調症に特徴的な訴えはどれか。2つ選べ。
1: 「考えが伝わっている」
2: 「考えが抜き取られる」
3: 「考えがまとまらない」
4: 「考えが先に進まない」
5: 「考えがよどみなく浮かぶ」
正しい組合せはどれか。
1: 統合失調症-昏睡
2: 解離性障害-健忘
3: 強迫性障害-迂遠
4: パニック障害-保続
5: 双極性感情障害-粘着
言語機能が保たれている自閉症児の知的レベルの測定で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.WAIS-Rイ.バウム・テストウ.コース立方体組合わせテストエ.ベンダー・ゲシュタルト・テストオ.ロールシャッハ・テスト
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
統合失調症の思考障害に対する作業療法上の留意点で正しいのはどれか。
1: 1. 工程数を増やす。
2: 2. 集団作業を中心に行う。
3: 3. 言語による指示を多くする。
4: 4. 枠組みの明確な作業を選ぶ。
5: 5. 結果が作品として残らない作業を選ぶ。
構成課題を含む検査はどれか。2つ選べ。
1: MMPI
2: MMSE
3: HDS-R
4: Rorschachテスト
5: Kohs立方体組み合せテスト
記憶過程の要素として正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 記 銘
2: 計画立案
3: 想 起
4: 転 換
5: 配 分
小脳性失調の評価と症候との組合せで正しいのはどれか。
1: 指鼻試験-正常
2: 書 字-小字症
3: 深部腱反射-亢進
4: ロンベルグ試験-陰性
5: 歩 行-逆説運動
感覚と大脳機能局在との組合せで正しいのはどれか。
1: 視覚-頭頂葉
2: 聴覚-側頭葉
3: 味覚-後頭葉
4: 嗅覚-頭頂葉
5: 触覚-前頭葉
多動性障害で観察されるのはどれか。2つ選べ。 ア.順番を待てる。イ.課題をやり遂げる。ウ.他者と関わらない。エ.興味が移りやすい。オ.忘れ物が多い。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
痴呆検査における数字の逆唱でみるのはどれか。
1: 復 唱
2: 錯 語
3: 見当識
4: 記銘力
5: 計算力
GMFMで正しいのはどれか。
1: 4領域88項目で構成される。
2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。
3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。
4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。
5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。