疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。
1: PTSD ── 電気けいれん療法
2: 心気障害 ── 持続エクスポージャー法
3: 解離性健忘 ── 自律訓練法
4: 強迫性障害 ── 暴露反応妨害法
5: 身体化障害 ── 系統的脱感作法
痙直型両麻痺を呈する脳性麻痺児の歩行訓練に際して、痙縮を抑制する手技の対象となるのはどれか。2つ選べ。
1: 大殿筋
2: 中殿筋
3: 長内転筋
4: 腓腹筋
5: 長腓骨筋
Colles骨折の合併症で起こりやすいのはどれか。
1: 肘関節脱臼
2: 腋窩神経麻痺
3: 橈骨神経麻痺
4: 正中神経麻痺
5: 長母指屈筋腱断裂
刺激の伝わる方向で正しいのはどれか。
1: 左脚→ヒス束
2: 右脚→房室結節
3: 洞房結節→房室結節
4: 心室心外膜側→心室心内膜側
5: 心室中隔右室側→心室中隔左室側
脳卒中に合併した肩手症候群で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.腫脹、疼痛の時期と萎縮性変化の時期とがある。イ.原因は自律神経機能異常と考えられる。ウ.ROM訓練は中止する。エ.男性の右片麻痺患者に多い。オ.脳卒中発症10週以後に発症する。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
主たる機能の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 大脳基底核 - 深部感覚中継核
2: 小脳 - 筋トーヌス制御
3: 海馬 - 姿勢調節
4: 網様体 - 覚醒水準
5: 角回 - 視覚中枢
脳卒中による右片麻痺患者に対する上肢の随意性向上を目的としたアプローチで、易しい順に並んでいるのはどれか。
1: ①-②-③
2: ①-③-②
3: ②-①-③
4: ②-③-①
5: ③-②-①
痛覚について正しいのはどれか。
1: 自由神経終末は侵害受容器である。
2: Aδ線維の伝導速度はC線維よりも遅い。
3: 脊髄後索を上行する。
4: 視床下部で中継される。
5: 皮質は痛みの認識に関与しない。
障害を受けた場合に右同名半盲を生じ得る部位はどれか。2つ選べ。
1: 右視神経
2: 左外側膝状体
3: 右内側膝状体
4: 左視放線
5: 右後頭葉
疾患と装具との組合せで適切でないのはどれか。
1: 斜 頸-ソーミー(SOMI)型装具
2: 脊柱側弯症-ミルウォーキー型装具
3: 下部腰椎カリエス-ナイト型装具
4: 脊椎圧迫骨折-ジュエット型装具
5: 腰椎すべり症-ウイリアムス型装具
疾患と用いられる自助具の組合せで正しいのはどれか。
1: 片麻痺 - ボタンエイド
2: Parkinson病 - BFO
3: 関節リウマチ - 起き上がりひも
4: 脊髄小脳変性症 - リーチャー
5: 筋萎縮性側索硬化症 - 軽量太柄スプーン
橈骨神経麻痺による下垂手に対してコックアップ・スプリントを作製する際に注意すべき点で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 母指と示指を対立位で固定する。
2: 遠位端はII~V指MP関節よりも長くする。
3: 橈骨・尺骨の茎状突起の除圧を図る。
4: ベルクロによる固定は、遠位端、近位端および手関節付近の3か所で行う。
5: 手関節を中間位(背屈0°)で保持する。
小児疾患と理学療法の組合せで適切なのはどれか。
1: 先天性内反足 − 徒手矯正
2: 二分脊椎 − 移動動作訓練
3: 発育性(先天性)股関節脱臼 − トロント装具装着
4: Perthes病 − 患部の等張性筋力増強
5: Down症 − 床上座位移動練習(シャフリング)
小脳性失調の評価と症候の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 書字 − 小字症
2: 構音 − 断綴性発語
3: 指鼻試験 − 測定異常
4: 深部腱反射 − 亢進
5: Romberg試験 − 陽性
脳卒中患者の障害と徴候との組合せで誤っているのはどれか。
1: シャツの袖をうまく通せない-着衣失行
2: 知っている人なのに声を聞かないとわからない-相貌失認
3: 指示による閉眼維持が困難である-運動維持困難
4: 移動時に左にある物にぶつかる-左半側無視
5: 麻痺がないのに指で模倣ができない-観念失行
脊髄損傷の感覚障害について正しいのはどれか。
1: 馬尾神経症候群ではみられない。
2: 中心性頸髄損傷では上肢より下肢に強い。
3: 脊髄円錐症候群では肛門周囲が障害される。
4: 前脊髄動脈症候群では位置覚が障害される。
5: Brown-Séquard症候群では病巣の反対側の位置覚が障害される。
中枢神経系の感染症と病原体との組合せで誤っているのはどれか。
1: エイズ脳症-ウイルス
2: クロイツフェルト・ヤコブ病-プリオン
3: 進行麻痺-スピロヘータ
4: 日本脳炎-ウイルス
5: 急性灰白髄炎(ポリオ)-細菌
脊髄損傷の機能残存レベルと装具との組合せで適切でないのはどれか。
1: 第5頸髄節-手関節背屈装具
2: 第7頸髄節-短対立装具
3: 第12胸髄節-股継手付き長下肢装具
4: 第2腰髄節-長下肢装具
5: 第3仙髄節-短下肢装具
筋疾患と症状との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 皮膚筋炎 — 叩打ミオトニア
2: 筋強直性ジストロフィー — 有痛性強直性けいれん
3: 肢帯型筋ジストロフィー — 動揺性歩行
4: Becker型筋ジストロフィー — floppy infant
5: Duchenne型筋ジストロフィー — 翼状肩甲
症状と転倒予防対策との組合せで適切でないのはどれか。
1: 幻 肢 - 断端荷重訓練
2: 左半側空間無視 - 左側への注意喚起
3: 失調症状 - メトロノーム
4: 下垂足 - 短下肢装具
5: 後索障害 - 照明改善