第44回午前第43問の類似問題

第41回午前:第23問

ADL指導上正しいのはどれか。2つ選べ。  

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第40回午前:第71問

障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)ランクJ、認知症性老人の日常生活自立度ランクIIIの高齢障害者に対する在宅介護のアセスメントで優先度が低いのはどれか。  

1: 医学的急変時の対応

2: 玄関の戸締りの方法

3: 台所の火の後始末

4: 電動三輪車の操作

5: デイケアの利用

第48回午後:第26問

Barthel Indexで「自立」の判定基準に含まれている全ての活動を自立して行えれば10点と判定されるのはどれか。2つ選べ。  

1: 食事

2: 整容

3: 平地歩行

4: トイレ動作

5: 車椅子とベッド間の移乗

第40回午後:第64問

正しいのはどれか。  

1: 麻痺の回復段階は通常、間隔尺度で記述される。

2: ADLは通常、順序尺度で評価される。

3: 主観的疲労度は通常、名義尺度で評価される。

4: 評価尺度の妥当性は、検者間の一致度で示される。

5: 評価尺度の信頼性は、変化の検出感度で示される。

第54回午前:第34問

脳卒中片麻痺患者に用いられる評価法で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: FMA〈Fugl-Meyer assessment〉はADLの評価を含む。

2: JSS〈Japan Stroke Scale〉は関節可動域の評価を含む。

3: mRSは歩行速度の評価を含む。

4: NIHSSは意識状態の評価を含む。

5: SIASは非麻痺側機能の評価を含む。

第55回午後:第43問

Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはどれか。  

1: Behave-AD

2: DASC-21

3: MoCA-J

4: FAST

5: MMSE

  • 答え:4
  • 解説:Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するのはFunctional Assessment Staging(FAST)である。FASTは、Alzhheimer型認知症の重症度をステージ1(認知機能の障害なし)~7(非常に高度の認知機能低下)で評価する観察式の評価法で、認知症の進行度を客観的に評価できる。
  • Behave-ADは、Alzheimer型認知症患者の行動・心理症状を評価するための尺度であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。
  • DASC-21は、認知症患者の心理・社会的ストレスを評価するための尺度であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。
  • MoCA-Jは、軽度認知機能低下のスクリーニングツールであり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。注意機能、集中力、実行機能、記憶、言語、視空間認知、概念的思考、見当識について、約10分で評価することができる。
  • FASTは、Alzheimer型認知症の進行度をADL障害の程度から評価するための尺度である。ステージ1(認知機能の障害なし)からステージ7(非常に高度の認知機能低下)までの7段階で評価し、観察式の評価法で認知症の進行度を客観的に評価できる。
  • MMSEは、簡便な認知機能検査であり、ADL障害の程度から進行度を評価するものではない。検査項目は、見当識、記銘、計算、書写、図形模写などの11項目から構成される。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午前:第46問

Barthel Indexで「椅子とベッド間の移乗」が「最小限の介助」である場合と同じ点数になるのはどれか。2つ選べ。  

1: 排尿コントロール自立

2: トイレ動作部分介助

3: 食事自立

4: 入浴自立

5: 移動自立

第44回午前:第92問

Barthel indexの下位項目で10点になるのはどれか。2つ選べ。  

1: わずかな介助で食事がとれる。

2: 監視なしで45 m以上歩ける。

3: 監視なしで安全に階段の昇降ができる。

4: 介助なしで車椅子とベッド間の一連の移乗動作ができる。

5: 介助なしで通常着けている衣類、靴および装具の着脱ができる。

第42回午前:第11問

75歳の女性。1か月前に脳梗塞右片麻痺を発症した。ブルンストローム法ステージは上肢II・手指II・下肢III。現在のADLは次のとおりである。整容は自立。食事、着替え、車椅子・ベッド間の移乗、トイレ動作、歩行は部分介助。排便、排尿とも失禁はない。階段昇降と入浴は全介助である。Barthel indexは何点か。  

1: 15点

2: 30点

3: 45点

4: 60点

5: 75点

第52回午後:第83問

老研式活動能力指標の質問項目のうち、手段的ADLに該当するのはどれか。  

1: 「本や雑誌を読んでいますか」

2: 「年金などの書類が書けますか」

3: 「バスや電車を使って1人で外出できますか」

4: 「家族や友だちの相談にのることがありますか」

5: 「健康についての記事や番組に関心がありますか」

第42回午前:第49問

FIMの評価項目で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 各項目0~7点で評価する。

2: 日常実際に行っている状態を評価する。

3: 運動項目と認知項目から成り立っている。

4: 介助者が必要でなければ5点以上と判定する。

5: 問題解決はコミュニケーションの下位項目である。

第45回午後:第19問

85歳の男性。ADLは「手すりを使えば1階から2階までの上りは自立しており、下りる際には恐怖心のために見守りが必要」であった。階段昇降のFIM の得点はどれか。  

1: 6点

2: 5点

3: 4点

4: 3点

5: 2点

第49回午前:第11問

68歳の男性。歩行中に転倒して歩けなくなり救急搬送された。上下肢に麻痺を認めたが骨傷はみられず、中心性頸髄損傷の診断を受けた。受傷5日後のADLは全介助であった。6か月後にFIMでADLを評価したときに、最も自立度が低いと予想される項目はどれか。  

1: 更衣(上半身)

2: 排尿管理

3: トイレ移乗

4: 歩行

5: 階段昇降

第49回午前:第47問

FIMで5点に評定されるのはどれか。2つ選べ。  

1: 整容:洗顔、洗髪に介助を要する。

2: 排尿管理:自己導尿が自立している。

3: 歩行:歩行器を用い、監視下で50 m歩行する。

4: 更衣(上半身):シャツのボタンをかけるのを介助してもらう。

5: 記憶:メモリーノートが必要だが使うように促されれば問題は生じない。

第57回午前:第86問

FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 見当識を評価する。

2: 社会的交流を評価する。

3: 見守りが必要な場合は4点と判定する。

4: 更衣は上半身と下半身を分けて評価する。

5: 杖を使用して歩行が自立すれば完全自立と判定する。

  • 答え:2 ・4
  • 解説:FIM(Functional Independence Measure)は、日常生活動作の介助量を測定することができる評価ツールで、運動および認知項目の計18項目で各項目を1~7点で評価する。
  • FIMでは見当識を評価しないため、選択肢1は誤りです。見当識はHDS-RやMMSEなどの認知症スクリーニング検査で評価されます。
  • FIMでは社会的交流を評価するため、選択肢2は正解です。社会的認知の項目で社会的交流、問題解決、記憶を評価します。
  • FIMでは見守りが必要な場合は5点(監視・準備)と判定するため、選択肢3は誤りです。4点(最小介助)は、手で触れる以上の介助は必要ない時に判定されます。
  • FIMでは更衣は上半身と下半身を分けて評価するため、選択肢4は正解です。更衣はセルフケアの項目であり、他に食事、整容、清拭、トイレ動作があります。
  • FIMでは杖を使用した歩行は、補助具を使用しているため修正自立となり、選択肢5は誤りです。完全自立は、補助具また介助がない状態であることを意味します。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第26問

FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。

2: 食事6点:ホルダー付きスプーンを介助者に装着してもらい、食事動作は自立している。

3: 記憶5点:メモリーノートを用いて自立し、問題を生じていない。

4: トイレ動作4点:服を上げるのが不十分で介助者の口頭指示を必要とする。

5: 更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。

第47回午前:第29問

Barthel Indexで正しいのはどれか。  

1: 各項目の最高点は10点である。

2: 物理的生活環境が得点に影響する。

3: 会話ができないと最高得点を得られない。

4: 介助を受けると各項目の得点は5点になる。

5: 車椅子での移動が自立していれば移動の得点は最高点になる。

第52回午後:第29問

FIMについて正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 運動項目の1つに排尿管理がある。

2: 認知項目の1つに問題解決がある。

3: 認知項目の完全自立は42点となる。

4: 補装具を使用して動作が自立していれば完全自立とする。

5: すべての評価項目が全介助の場合、評価点は0点となる。

第35回午前:第92問

Barthel indexで誤っているのはどれか。  

1: 満点は100点である。

2: 各項目の評価は3段階である。

3: 能力低下の指標である。

4: 排尿・排便の項目を含む。

5: 10項目からなる。

第48回午前:第26問

FIMについて正しいのはどれか。  

1: 自記式評価法である。

2: 機能障害の評価法である。

3: 更衣は上半身と下半身に分けられる。

4: 補装具を使用しても完全自立と判定する。

5: 認知には「対人関係」という項目が含まれる。