第37回午前第84問の類似問題

第46回午前:第40問

認知症の知的・認知機能評価で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: BPRS(Brief Psychiatric Rating Scale)

2: MMSE(Mini-Mental State Examination)

3: HDS-R(改訂長谷川式知能評価スケール)

4: HRS(Hamilton Rating Scale for Depression)

5: MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory)

第47回午前:第80問

投影法検査はどれか。2つ選べ。  

1: MMPI

2: P-Fスタディ

3: バウムテスト

4: 東大式エゴグラム

5: 内田・クレペリン精神テスト

第47回午後:第80問

運動性失語があっても、目的とする機能を適切に評価できる検査はどれか。2つ選べ。  

1: ベントン視覚記銘検査

2: 田中・ビネー式知能検査

3: レーブン色彩マトリクス検査

4: MMSE(Mini Mental State Examination)

5: HDS-R(改訂版長谷川式簡易知能スケール)

第37回午前:第52問

右利きの左片麻痺患者の初期評価で適切でないのはどれか。  

1: 長谷川式簡易知能診査スケール

2: ミニメンタルステート検査(MMSE)

3: 線分二等分検査

4: 立方体模写

5: 標準失語症検査(SLTA)

第52回午前:第33問

脳血管障害の評価として用いられる評価法について正しいのはどれか。  

1: mRSの評価項目に筋緊張がある。

2: SIASの評価項目に意識障害がある。

3: GCSの評価項目に関節可動域がある。

4: NIHSSの評価項目にバランスがある。

5: Fugl-Meyer Assessmentの評価項目に感覚機能がある。

第53回午後:第26問

評価法の説明で正しいのはどれか。  

1: SF-36はコーピングスキルを評価する。

2: COPMは作業遂行の主観的経験を評価する。

3: 興味チェックリストは興味の満足感を評価する。

4: 意志質問紙は精神的ストレスの程度を評価する。

5: 老研式活動能力指標は高齢者の運動能力評価を目的とする。

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、評価法の説明の中で正しいものを選ぶ必要があります。正しい選択肢は、COPM(Canadian Occupational Performance Measure)であり、作業遂行の主観的経験を評価するものです。
  • SF-36は、健康関連の生活の質を評価するためのアンケートであり、コーピングスキルを評価するものではありません。
  • COPMは作業遂行の主観的経験を評価するもので、正しい選択肢です。これは、個人の日常生活の中での職業遂行に関する問題を特定し、その重要性を評価するためのアンケートです。
  • 興味チェックリストは、個人の興味や趣味を調査するためのツールであり、興味の満足感を評価するものではありません。
  • 意志質問紙は、意志力や自己制御力を評価するためのアンケートであり、精神的ストレスの程度を評価するものではありません。
  • 老研式活動能力指標は、高齢者の自立度を評価するためのアンケートであり、運動能力評価を目的としたものではありません。手段的自立、知的能動性、社会的役割について、13項目を「はい(1点)」、「いいえ(0点)」の13点満点で回答させ、自立度を評価します。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午後:第29問

小児における能力低下の評価はどれか。  

1: CARS(childhood autism rating scale)

2: DAM

3: GMFM

4: MMPI

5: PEDI

第42回午後:第60問

投影法検査はどれか。2つ選べ。  

1: MMPI(ミネソタ多面人格検査)

2: P-Fスタディ

3: YG性格検査

4: CMI(コーネル・メディカル・インデックス)

5: 文章完成法テスト

第57回午後:第85問

発達評価はどれか。  

1: DDSTⅡ

2: K-ABCⅡ

3: WAIS-Ⅲ

4: WISC-Ⅲ

5: WPPSI-Ⅲ〈Wechsler Preschool and Primary Scale of Intelligence-Ⅲ〉

  • 答え:1
  • 解説:発達評価は、子どもの発達状況を把握するための検査であり、DDSTⅡが正解です。他の選択肢は、知能評価や認知処理過程の評価を行うもので、発達評価とは異なります。
  • DDSTⅡ(Denver Developmental Screening Test Ⅱ)は、発達スクリーニング検査であり、子どもの発達状況を把握するために使用されます。正解です。
  • K-ABCⅡ(Kaufman Assessment Battery for Children)は、子どもの知的能力を認知処理過程と知識・技能の習得度の両面から評価するもので、発達評価ではありません。
  • WAIS-Ⅲ(Wechsler Adult Intelligence Scale 3rd edition)は、知能指数(IQ)を評価するための検査であり、発達評価ではありません。
  • WISC-Ⅲ(Wechsler intelligence scale for children 3rd edition)は、児童を対象とした知能評価であり、発達評価ではありません。
  • WPPSI-Ⅲ〈Wechsler Preschool and Primary Scale of Intelligence-Ⅲ〉は、幼児を対象とした知能評価であり、発達評価ではありません。
  • 科目:人間発達学
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午前:第27問

高次脳機能障害の評価として用いられる神経心理学的検査において、動作性検査(絵画完成、符号、積木模様、行列推理、絵画配列、記号探し、組み合わせ)と言語性検査(単語、類似、算数、数唱、知識、理解、語音整列)の14項目で構成される検査はどれか。  

1: BADS

2: MMSE

3: SLTA

4: WMS-III

5: WAIS-III

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、高次脳機能障害の評価として用いられる神経心理学的検査の中で、動作性検査と言語性検査の14項目で構成される検査を求めています。正解はWechsler Adult Intelligence Scale-Third Edition(WAIS-III)です。
  • BADS(Behavioural Assessment of the Dysexecutive Syndrome)は遂行機能障害を評価する方法であり、問題解決能力に関する6種類の下位検査と1つの質問を用いて検査します。この検査は動作性検査と言語性検査の14項目で構成されていないため、正解ではありません。
  • MMSE(Mini-Mental State Examination)は、見当識・記憶・計算・言語能力・図形能力などを30点満点で評価する検査です。動作性検査と言語性検査の14項目で構成されていないため、正解ではありません。
  • SLTA(Standard Language Test of Aphasia)は失語症の検査で、下位検査は26項目で構成されており、聴く・話す・読む・書く・計算について評価できます。動作性検査と言語性検査の14項目で構成されていないため、正解ではありません。
  • WMS-III(Wechsler Memory Scale-Third Edition)は、記憶の包括的検査で、13の下位検査があり、言語性記憶、視覚性記憶、総合、注意・集中力、遅延再生の指標を評価できます。動作性検査と言語性検査の14項目で構成されていないため、正解ではありません。
  • WAIS-III(Wechsler Adult Intelligence Scale-Third Edition)は、言語性IQ(単語、類似、算数、数唱、知識、理解、語音整列)と動作性IQ(絵画完成、符号、積木模様、行列推理、絵画配列、記号探し、組み合わせ)の14項目で構成される検査です。言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度などを評価できるため、正解はWAIS-IIIです。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午後:第85問

知能検査はどれか。  

1: ADHD-RS〈attention deficit hyperactivity disorder rating scale〉

2: CARS〈childhood autism rating scale〉

3: JDDST-R〈改訂日本版デンバー式発達スクリーニング検査〉

4: PEP-3〈psychoeducational profile-3rd edition〉

5: WISC-Ⅲ

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、知能検査を選ぶことが求められています。知能検査は、一般的には知能や認知能力を測定するための検査です。選択肢の中で唯一知能検査であるのは、WISC-Ⅲ(ウェクスラー・インテリジェンス・スケール・フォー・チルドレン)です。
  • ADHD-RSは注意欠陥多動性障害(ADHD)の診断検査であり、知能検査ではありません。この検査は、不注意や多動・衝動性の症状を評価するための質問紙による評価方法です。
  • CARSは自閉症スペクトラム障害の診断特性を評価するための質問紙による評価方法であり、知能検査ではありません。この検査は、人間関係や模倣、情動反応、身体の使い方などを評価するための項目が含まれています。
  • JDDST-Rは発達スクリーニング検査であり、知能検査ではありません。この検査は、個人差を考慮して通過率を25・50・90%の幅で見ることができる発達スクリーニング検査です。
  • PEP-3は自閉症スペクトラム障害の評価方法であり、知能検査ではありません。この検査は、TEACCHプログラムの評価法として開発され、視覚による課題が多く含まれています。
  • WISC-Ⅲは児童の知能検査として使用されており、正しい選択肢です。この検査は、複数の下位検査により、一般知能(全検査IQ)と個人内差(言語性IQ、動作性IQ)が算出できます。
  • 科目:リハビリテーション医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第57問

WAISについて正しいのはどれか。  

1: 13歳以上から適用できる。

2: 言語性テストと動作性テストからなる。

3: 人格特性を知ることができる。

4: 精神内界の葛藤を知ることができる。

5: 不安の防衛機制を知ることができる。

第40回午後:第61問

WAIS-Rについて正しいのはどれか。  

1: 13歳以上から適用できる。

2: 言語性テストと動作性テストとからなる。

3: 人格特性を知ることができる。

4: 精神内界の葛藤を知ることができる。

5: 不安の防衛機制を知ることができる。

第38回午前:第77問

精神分裂病(統合失調症)患者の作業療法導入時の評価項目として適切でないのはどれか。  

1: 指示理解の程度

2: 家族関係

3: 興味・関心の内容

4: 交友関係の範囲

5: 病的体験の内容

第57回午前:第81問

質問紙法によって行われるのはどれか。2つ選べ。  

1: MMPI

2: WCST

3: YG性格検査

4: バウムテスト

5: Rorschachテスト

  • 答え:1 ・3
  • 解説:質問紙法は、性格検査や心理状態検査に用いられる方法で、回答者が自己評価を行う形式の検査です。この問題では、質問紙法によって行われる検査を2つ選ぶ必要があります。
  • MMPI(ミネソタ多面的人格目録性格検査)は、質問紙法を用いて人格特徴を検査する検査であり、正解です。
  • WCST(Wisconsin Card Sorting Test)は、神経精神の分析を行う投影法の検査であり、質問紙法ではないため、間違いです。
  • YG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)は、質問紙法を用いて性格を検査する検査であり、正解です。
  • バウムテストは、性格を検査する投影法の一つである描画法を用いた検査であり、質問紙法ではないため、間違いです。
  • Rorschachテスト(ロールシャッハ・テスト)は、性格検査を投影法で行う検査であり、質問紙法ではないため、間違いです。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午前:第96問

幼児期の広汎性発達障害の作業療法の目的で適切でないのはどれか。  

1: 社会性の発達

2: 運動協応の向上

3: 自己調節機能の向上

4: 基本的生活習慣の確立

5: コミュニケーション能力の向上

第35回午前:第78問

精神科作業療法の評価で適切でないのはどれか。  

1: 関与しながらの観察を行う。

2: 非言語的表現も重視する。

3: 標準化された検査から始める。

4: 他部門の情報を考慮する。

5: 処方目的を考慮する。

第46回午後:第80問

人格検査はどれか。2つ選べ。  

1: WISC-Ⅲ

2: 文章完成テスト

3: ロールシャッハテスト

4: 内田・クレペリンテスト

5: WCST(Wisconsin Card Sorting Test)

第52回午後:第30問

脳性麻痺児の粗大運動能力を評価する尺度はどれか。  

1: PEDI

2: GMFM

3: K-ABC

4: WeeFIM

5: MACS〈Manual ability classification system for children with cerebral palsy〉

第56回午前:第31問

GMFMで正しいのはどれか。  

1: 4領域88項目で構成される。

2: 各項目の判定は0~4の5段階評価である。

3: 脳性麻痺のため標準化された発達評価である。

4: 健常3歳児であれば達成可能な項目で構成される。

5: 次に獲得すべき能力をItem Mapにより予測・検討できる。